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これまでの私①

 私の不調が始まったのは、16年前くらい。
あの頃は、背中がずっと痛くて、いつも同じ向きでしか寝れなくて、寝返りなんて打てない状態。頭痛も毎日のようにあり、鎮痛薬を1日の限度いっぱいまで服用している。鎖骨の下あたりが痛くて息苦しくて、ずっと摩っている。さらには、8月末なのに寒くてヒートテックを着て過ごしており、完全に自律神経がおかしくなってました。

 それでも、おかしくなっている自分をなんとかするでもなく、騙し騙し過ごしていたある休みの日に、突然右側の顔と手が痺れて、麻痺したような感じで、息がしにくい・喋れない・指を動かしにくくなりました。“脳がヤバイのかも”と思って、動かしにくい手を使ってケータイに文字をなんとか打って、農作業中の父に病院に連れて行ってもらいました。簡単な診察だけで帰され、私はその状態のまま“このまま死ぬのかもしれない”と思いながら、自分の部屋でベッドに横になるしかありませんでした。

 夜になり帰ってきた母が、今度は別の病院に連れ行ってくれますが、私の麻痺した顔を見たら「大きい病院に行ってください」と言われ、一時間くらいかけて、脳神経科に行くことに。すぐMRIを撮ることになりました。
特に異常は見当たらず、耳下線が痛いということもあって、次に見てもらうなら耳鼻科かな?とのことで、耳鼻科へ。特に異常はなくて、次は内科で診てもらった時に精神的なものではないか⁈と言われて心療内科に行き、パニック発作だったのではないかと言われました。

 この時から、乗り物や香りがダメになり、すぐ頭痛が起こる、誰かと出かけるのも不安だから断る、といった日々が始まりました。
今では、少しずつ乗り物も克服しつつあり、パニック発作は起きていません。でも、急な体調不良で迷惑をかけるかも⁈という不安が付き纏い、家族であれば一緒に出かけられるけど、一人での行動がほとんどです。

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