【中国・口コミご紹介】サイゼリヤ（萨莉亚）
サイゼリヤの2025年第1四半期（2024年9月～11月）の決算発表を受け、日中でサイゼリヤ関連のビジネス記事をよく見かけます。
その中で、サイゼリヤの利益構造に触れ、中国市場の営業利益が占める割合がかなり高く、重要市場であるという分析を目にしました。
そこで本日の記事では、中国のサイゼリヤ来店者の口コミの声を紹介したいと思います。
中国市場の側面、それもごく一部ではありますが、中国人消費者の生の声とはどういったものなのか、感じ取っていただければと思います。
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まず、評価の高い口コミからです。
評価：4.5（很棒）
（口コミ抄訳）
・味は記憶の通り良かった。味わい豊富で、マッシュルームスープはすごく美味しい。
・環境もまあ良い。基本的にはセルフでやればいい。
・コスパがなんといっても素晴らしい。二人で7種類オーダーしても一人当たり100元ちょっとで済んだ。
評価：4.0（不错）
（口コミ抄訳）
・土曜日のディナーで来店。本当に久しぶりのリーズナブルな洋食。
・行列がさぞ長いことだろうと思ったが、思いの外空席が目立った。
・店内のエアコンが効いていて、暖かくなった。
・久々でたくさん頼んだが、それでも一人当たり数10元。
・お腹いっぱいで食事を終えた。
次は、まずまず、という評価の口コミです。
評価：3.0（一般）
（口コミ抄訳）
・どんどん嫌いになる。
・ピザは薄くて硬い、まるでクッキーのよう。昔の手作りで生地が厚く、柔らかくて弾力のあるピザが好きだった。
・肉類もまずい。塩漬けはしょっぱ過ぎる。
・ボロネーゼやツナサラダは品質を保っていて子供も好きだ。
・通り沿いのドアが壊れているが、ずっと修理していない。気温が下がってきて冷たい風が入ってくるのに、おかしいと感じる。
評価：2.5（一般）
（口コミ抄訳）
・大寧のサイゼリヤに行ったが、人気は以前ほどではない。
・メニューが変わったが、ぱっと見、あまり食欲がそそられない。昔の美味しかったメニューに戻して欲しい。
・サービスはよく、テーブルの片付けや配膳スピード、共に速い。
・環境はとても良い。お昼はホワイトカラーがとても多い。
これらの口コミは、上海市の静安区・大寧エリアにあるサイゼリヤの最近の声なのですが、他にも、クレームの口コミがありました。
曰く、スープに髪の毛が一本入っていてホールスタッフにクレームをつけたくだりを書き、評価を「0.5（糟糕）」としている口コミなどもありました。
この店舗の平均点は「3.6」でしたが、中国の口コミは、日本のものよりも低評価から高評価まで極端な点数をつける人が多い印象があります。
また、平均点は日本の食べログと比較すると、いくらか高い点となる傾向にあるようです。
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最後に、サイゼリヤの決算発表を受けての中国のアナリストの分析記事がありましたので、リンクだけ貼らせていただきます。
上記、中国記事のタイトルは「中国业绩下滑25%！“穷鬼餐厅”萨莉亚也破防了」。
訳すと、「中国の業績は25%悪化！”貧乏人のレストラン”サイゼリヤの防衛線も突破された」とでもなるでしょうか。
（中国語の「破防」は元々はネット用語で、敵の防御装備や防御効果を無効化する、転じて、防御力を失い、悲しい、泣きそう、などとも解釈できます。ですので、上記記事タイトルの最後は、「サイゼリヤも泣きそう」とか、「もうだめだ」、などと訳してもいいかもしれません。）
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本日は、ここまでとさせていただきます。
口コミにつきましては、中国市場の側面・中国消費者の生の声のご紹介ということで、改めて別の企業や店舗、商品など取り上げられればと考えております。
もし、気になる企業、店舗、商品などありましたら、ぜひコメントまでご要望をお寄せいただければと思います。