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シャニマス6thツアー楽しかった!

ヘッダの画像は本文とはまったく関係がない、うちのもちほわです。
可愛いですね。

シャニマス6thライブツアーが終演した。
とても熱量の高いライブだったと自分自身も感じるし、他のプロデューサーたちも同様に「楽しかった」という感想が多いように感じる。では、なぜ今回のツアーはここまで良かったと思えるのだろうか。その理由をライブが終わった直後の今、自分なりに簡単に言葉にしておく。

○楽曲数の増加
シャニマスのサービス開始から6年、リリースされた楽曲は150くらいになっている(たぶん)。
100曲を超えたのがついこの前だった気もするけど、ユニット数の増加、シャニソンのサービス開始、シャイニーPRオファーといった企画もあって、リリース数が一気に増えているように感じる。
この楽曲の増加によって、セットリストの柔軟性も高まり、結果として「ライブでは何の曲が来るのか?」といった楽しみが増えることにもなった。単に年次リリースの楽曲シリーズを披露するだけではない、それ以外のユニット曲もあるし、楽しいライブというコンセプトを演出できるようになった。

○シャッフルの効果
シャニマスは基本的にはユニットごとに活動することになる。ただ、そのユニットの枠を超えて他のアイドルの楽曲を歌うことで新たな文脈を作り出すことができた。ユニットごとのシャッフルだけではなく、ユニットも混ざるし、なんなら全体曲として歌唱するのもよかった。
個人的に印象深いのが、まず大阪DAY1のコメティックによる「Twinkle way」。同じ3人組ユニットでも全く方向性が異なるコメティック、その中でも抱えたものが大きすぎるルカがまた新たな自分を見つけるような歌詞を歌ったのは、イルミネが歌うそれとは違う意味を持つ響きに聞こえた。
横浜DAY1ではイルミネが「星をめざして」を披露した。タイトルからしてイルミネに似合う楽曲なんだけど、歌詞を改めて読むとイルミネに通じる内容にも見えてくる。もともとストレイライトがイルミネの対極のように登場したユニットだけに、この両者をまた違った形でつなげたこのシャッフルには感謝したい。
2年前に開催された対バンライブ、セツナビートとムゲンビートから始まったシャッフル。MOIW2023といったブランドをも超えた経験を経て、シャニマスにシャッフルによる効果が出てきたと思わされる。この効果を引き立てるのも楽曲の多さが影響している。少ない楽曲でシャッフルなんてできないし、意外性もないし、むしろユニットの存在が薄くなってしまうリスクもある。それを乗り越えてシャッフルをうまく使えるようになったシャニマスに成長を感じる。

○キャスト勢の成長
増えた楽曲、シャッフルはキャスト勢のパフォーマンスの向上なくしては実現できない。大阪、横浜の両公演で1日目と2日目ユニット曲を含め大半の楽曲を入れ替えていた。曲が増えればキャストの練習も増えるし、それだけ覚えることも多くなるので、それをこなせるキャスト勢の力があるということでもある。
シャニマスは3rdライブのツアーを通じてキャストのライブパフォーマンスが大きく向上したなと個人的には感じている。やはりライブの力はライブで磨かれるのか?そこからさらに3年。横浜公演の最後のMCで「コメティックの成長をそばで見ることができて嬉しい」というコメントもあったけども、コメティックはもちろん、みんな成長してると思います!
特に横浜公演では出演4人のアンティーカの圧がとてつもなく強かった。1日目のMCで希水さんが「月が焦がれる太陽/月」のコミュにも触れながら、アンティーカに対する思いを語っていたけど、それを受けてか2日目、特に「幻惑SILHOUETTE」の4人の歌い方が鳥肌ものだった。あのパフォーマンスを実現できるのも実力あればこそだろう。

○最後に
ここまで書いた3つの要素とも、積み重ねた時間があってこそ成り立つもので、その時間を感じられる、まさに周年ライブらしいツアーだった。
横浜公演のアンコールで「あの花のように」を全体で歌唱したときに、隣で笑うきみという歌詞のところでユニットごとにお互いを見るような振りがあってとても胸に来るものがあった。このキャストの皆さんの絆も積み重ねた時間の結果だし、このツアーが楽しいものになった理由の一つかもしれない。
シャニマスはここから7月、10月とライブが続いてさらに時間が積み重なっていくことになる。これらのライブも、また新たなシャニマスの魅力を感じられる、そんなイベントになることを期待しています。


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