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大人気ない
最近怒ったこと‥
これは何とも大人気ない話だが、学級での指導場面である。
算数の時間。この時は練習問題を自分たちでガンガンと解き進める日だった。
ある子が、ずーっと友だちとベラベラと喋っていた。注意もしたし、他の子は実際どんどん解き進める姿も見せていたがお構いなし。
いざ、ようやく丸をもらいにきたが問題をそもそも間違えまくっている。
計算ミスではない。問題をそもそも正しく書き写すことすらできていないほど注意力散漫だったのだ。
当然✖️である。
計算があってようが、出題された問題と対応してない好き勝手な問題を勝手に解いただけである。
その瞬間、その子はどうしたか。
文句を言い、舌打ちをし、ノートを机に叩きつけた。
その瞬間わたしは劣化の如く怒った。
大人気ない話だがここはかなり本気で怒った。
諭すでもない、叱るでもない。
本気で怒った。
①そもそも自分が不真面目なのが原因である。他に一生懸命頑張っている友だちに失礼である。
②丸付けをした担任に対して失礼である。まるでこちらが悪いかのような態度である。最早無礼とも言える。
一生懸命一生懸命頑張ってもわからない、終わらない、それについて焦燥感を持つならまだわかる。そういう子には一生懸命こちらも励まし、声をかけ、助けようと思う。
しかしあきらかに不真面目にダラダラやっておいてその態度は、高学年としてはあまりにも幼稚である。自分が悪いのだ。
子どもはまだまだ幼く未熟である。しかし、やるべきことを一生懸命頑張っている友だちを横目に、そんな態度のものに合わせてやる必要はない。
わたしは小学生は小学生なりに、高学年は高学年なりに、1人の人として接するよう心がけている。
これを厳しいと思うだろうか。
やりすぎだと思うだろうか。
大人気ないとは思う。伝え方はいかようにもあるはずだ。もっと上手く伝えられる先生はいくらでもいるだろう。
だがしかし、じゃあこれを許す見逃すというのはそれもまた違うとわたしは思う。
こんな風に、自分自身の指導についても振り返る日々である。
高学年は、難しい。