コント「一人暮らしのくせにデカペットボトル買ってるやつ」
自分のことです
コント「一人暮らしのくせにデカペットボトル買ってるやつ」
三木「あれ、おまえ田中じゃん!!」
田中「えーっと………」
三木「三木だよ、三木!!!中学の時一緒のクラスだった!!」
田中「えっ!?うわっマジ!!!??え、めっちゃ久しぶりじゃん!!!」
三木「ほんと、中学の時ぶりだから5年ぶりとかじゃない?」
田中「マジか、お前何も変わってないな!」
三木「いやいや、そんなことないよ笑笑お前こそ変わってないな〜〜〜」
田中「そうか笑笑笑?でもマジで、久しぶりじゃん!帰ってきてんなら言えよ〜〜笑笑笑こんなとこで何してんの?」
三木「買い物買い物!」
田中「へー何買ったの?」
三木「えーっとねぇ、これ(2Lのコーラを取り出す)」
田中「え?」
三木「ん?」
田中「な、、、に?」
三木「2Lのコーラだよ」
田中「わかってるよ、わかった上でのなに?なんだけど。え、何お前実家暮らしなのに2Lのコーラ買ったの?」
三木「うん、そうだよ?」
田中「あ、なんか家族でパーティーをするから…みたいな…?」
三木「違う違う、クリスマスまでまだ3桁切ったばっかだよ?」
田中「別にクリスマス以外にもパーティーはあるだろ」
三木「誕生日も早生まれだし」
田中「パーティーって別に何かを祝うためのものじゃ無いからね???もっと自由なものだからあれ」
田中「何今日宅飲みでもすんの?」
三木「しないよ?」
田中「まぁそれはそうだろうな、だって俺今帰省してるもん。ここ俺らの地元だもん、お前実家暮らしだもん。」
三木「大学の友達の可能性あるだろ」
田中「ないだろ。ないよ」
三木「2回も言わなくていいよ、あるだろ別に」
田中「お前中学友達俺しかいなかったもん」
三木「そんなことないよ」
田中「そんなやつが大学になって、そういう奴になるわけないもん」
三木「何言ってんの?」
田中「だから、お前みたいな奴は5年経ったとしても、根本から変わらない限り、大学で宅飲みするような友達ができるわけないだろってこと」
三木「根本から変わったかもしんないじゃん」
田中「それは無いわ、だって今のお前、あの時のお前すぎるもん」
三木「そんなことないよ」
田中「ほらそれ、すぐに否定から入る。否定から入るけどとりあえず否定するために否定しているだけだから否定に具体性がない。」
三木「やめてよ」
田中「だってお前、友達いなさすぎて中学の2年の文化祭の打ち上げで、ずっとサイゼで端にいたもんな」
三木「関係ないだろ今それ」
田中「お前そっから1年間なんて言われてたか知ってるか?」
三木「…………なに」
田中「端っこジンジャーエールだぞ」
三木「うん、まぁ、聞いたことある…」
田中「端っこでジンジャーエールばっか飲んで誰とも話してなかったから。逆張りしていて、コーラとかファンタとか飲めない。ずっとジンジャーエールばっかり飲んでる」
三木「もういいってそれ」
田中「何だよ、逆張りでジンジャーエールって。飲み物にそんな概念ねぇよ」
三木「いいじゃん今コーラ飲めてんだから」
田中「そこじゃねぇよ、ちなみに他、他何買ったの」
三木「いや、これだけだけど」
田中「え、待って?お前コーラだけを買って袋に入れてたの?」
三木「そうだよ?」
田中「何で、2Lのコーラだけを買うためにビニール袋もらうんだよ、絶対破けるだろ、重さが一極集中すぎるもん。せっかく有料化したのにーって百合子泣いてるぞ」
三木「泣いてないって」
田中「何でそんな重いものだけを単品でビニール袋に入れんだよ」
三木「もういいって」
田中「マジでお前本当に気持ち悪いことしてるからな」
三木「もういいって!!!」
田中「、、、、、何で、コーラでここまで大きな声出せんだよ」
三木「いいじゃん別に実家暮らしがデカ炭酸ペットボトル買ったって。何も悪いことしてないじゃん!!!」
田中「悪いことはしてないよキモいだけだから」
三木「別に美味しいからいいじゃん」
田中「コーラは2Lも飲んだら美味しくないよ、あれ最初の二口で飽きる。甘ったるくて歯がギシギシする」
三木「別に一気に1日で飲むわけじゃないもん」
田中「そりゃそうだろうよ、だとしたら気持ち悪すぎるもん。刃牙に憧れてる?」
三木「憧れてないって」
田中「家で1人でちびちび2Lのコーラを飲む大学生キモすぎるだろ」
三木「…そんなことないよ」
田中「すぐ揺らいでる。そりゃそうだよ、自分でも買ってる時、これだけ買ったら宅飲みの途中で飲み物無くなった大学生なのかなぁ、でも、本当は自分の部屋で飲むだけなのにって思うだろうなぁって思っているもん。」
三木「もういいよわかったから、てかそれ、それずっと何持ってんの缶?」
田中「あ、これ?7UP」
三木「お前帰国子女じゃないのに帰国子女みたいな飲み物飲むなよ」