NHKドキュメンタリー.よみがえる新日本紀行に今更ハマった
新日本紀行とは昭和に放送されたNHKドキュメンタリー番組です
Wikipediaから引用
『新日本紀行』(しんにほんきこう)は、昭和38年、1963年10月7日から昭和57年1982年3月10日までNHK総合テレビジョンで放送された紀行番組である。18年半続いた番組で、制作本数は計794本にのぼる。
1991年-2000年に似たような新日本探訪放送
2005年-2012年に新日本紀行ふたたびを過去回と今の土地を含めて放送(通常放送が分断されてカットされ2000年当時の現状割合の方が多い)
2018年によみがえる新日本紀行が4k放送でリマスター化、通常放送+2018年以降の現状を取材されている。元の放送30分+現状放送+10分の40分。
新日本風土記が別番組として放送。
自分は新日本紀行、新日本紀行ふたたび、よみがえる新日本紀行しかちゃんと見てなく、記録的に今回書きます。
2019年頃からbs4kで よみがえる新日本紀行が4k化されて放送されている
2021年頃NHK総合で再放送されており
自分はたまたま見てハマってしまった。
録画予約をしていたが、いつからか総合では放送されなくなった。
今では月1程で4K bs NHKでしか放送されていないので見る事は出来ない。
たまたま有料サブスクサービス NHKオンデマンドで去年までの60話ほどの放送分があったので2024年にまた見てハマってしまった。
全てが面白い訳では無いのだけど、日本の昭和時代中期をそのままをカラーで放送していて新鮮だった。
そして過去放送分はDVD化されてなく、
vhsしか無い。
VHSは当時30巻19万で売られていたらしく、60巻で40万近くらしい。
2003年のDVD浸透時期でも続編が発売されていた。
新日本紀行、新日本紀行ふたたび、よみがえる新日本紀行を見たが、
よみがえる新日本紀行が一番面白い。
結局自分はこの当時の人、土地がその後どうなっているのかが興味があり、
現代を見る事でイメージがしやすく面白いと感じた。
4kでは現在150話以上が放送されている。
NHKオンデマンドでは88話以降が現在配信されている。
面白い回
エピソード32
「ミニ列車の走る峡(たに)~静岡県奥大井~」
当時で50代の行商のおばちゃんが現代の放送分で顔も変わり97歳で登場している。数年遅れば亡くなっていただろうと思うとこれはNHKしか撮れない。
エピソード42「越前海岸」
映像で残っている昭和40年代のカラー化された福井県なんて見た事が無い。当時でかなり過疎化していて、時代の移り変わりが見れて貴重だった。漁船の息子さんの代が現代取材で登場している。
エピソード114
「歌が生まれてそして~長崎県奈留島~」
ユーミンが島の校歌を作ってくれとラジオリスナーの女学生に頼まれて作った話。若かりし姿で登場している。
エピソード120「海峡夫婦-関門海峡-」
取材された夫婦、成人式に向かう娘さんが昭和を表しており可愛い。
ただ50年後の現代編では残念ながら登場してない。
生きてたら70歳くらい。
エピソード121
「奥信濃・千曲の渡し~長野県野沢温泉村~」
渡し船に頼るしかない、雪に閉ざされた村を描く。
まだ昭和の時代、橋が出来ていなく集落から渡し船で通勤、通学していて衝撃だった。現代編では当時の学生だった息子さん。お母さんが登場しており胸熱。
エピソード123「木曽森林鉄道~長野~」
廃線になる前の鉄道。出来たばかりの頃を明治生まれのおばあちゃんがインタビューを受けて語っている。衝撃だった。昭和48年のラジオ放送がたまたま流れており、とっくに亡くなっている伝説的洋楽ロックバンドT-REXの新曲ですと放送されていたのも衝撃だった。
エピソード143
「おわら風の盆~富山県八尾町~」
昭和51年、越中おわら節発祥の地・富山県八尾を訪ねた新日本紀行がよみがえる。
過去作で一番心に残っている作品。現代編も含めて最高だった。これを見た事で風の盆の現地まで行った。
エピソード148
最初のニュータウン ~大阪・千里~
この回だけナレーションが庄司照枝さんが担当でテイストが違う。
大阪に毎度行く度に千里ニュータウンってなんだ?って思っていたもやもやが解決した。
現代編でも元気な姿で登場されている。2024年にお亡くなりになった。
VHSデッキを今更購入
NHKオンデマンドの過去放送にハマりすぎてしまい。満足出来ず、
新日本紀行のvhsを見たいと思ってしまった。
vhsデッキが家に無くわざわざ今更買った。
新日本紀行のvhsも買った。
ただ見た所、自分は1.3倍速の早見再生に慣れすぎてしまっているのと、
現代編が無い事で土地をイメージしにくくそこまで面白くは無かった。(デッキ1万以上して買ったのに)
新日本紀行を現在でも見る方法
4k版の過去作はオンデマンド。新作はbs4k。
調べると
ある程度の話はNHK放送局の番組公開ライブラリーで閲覧出来る事を知った。
また図書館にもvhs版のレンタルが出来る所がある。
2007年に発行された
新日本紀行のまとめ本があり、そこに今までの事がかなり詳しく記載されている。
ただNHK出版が希望者に販売したのみで図書館などにしか置いてない。ホントに手に入らない。
NHKグラフというNHK出版の生まれてもいない時期の冊子も購入した。
50年前に発行された新日本紀行の本も図書館に残っており、見たが、ほぼ白黒ページに文の記載で面白くは無かった。
YouTubeに残っていた
新日本紀行 幸福への旅が一番 一般的には人気があると思う。当時北海道のこの地がブームにもなったらしいので。
終わり際の娘が嫁にいく様子を限界から涙ながらに見ている祖母のカットが最高だった。
こんなカット撮りたくても撮れない。
新日本紀行ふたたびで嫁いだ娘さんは再度出ておられる。
まとめ
結局自分が面白いと思う物は
2019年以降のよみがえる新日本紀行で、
・自分が以前行った土地はやっぱ想像しやすい(なので面白いのは北陸地方が多い)
・本編の終わりに現代編が10分程プラスされ50年後に昭和エピソードの人が登場するなどで今の土地をイメージしやすい
・可愛い当時の女の子が出ている
などであった。
40-50年前の昭和の衝撃的なエピソードや
現在編にも存命の方が登場してくれたり
面白かった。
4k版はオンデマンドで過去エピソードが見れないのでまた見たいなぁと思っている。
終