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3連休+1日年休のみ!実質4日でドバイ旅行を最大限楽しむモデルコース

こんにちは。社会人トラベラーのの(@n17hello_world)です。

この前3連休に1日年休をつなげて行ってきたドバイ(UAE)旅行のスケジュールを公開します。
なかなか旅行に行けない今、旅気分を少しでも味わっていただけると嬉しいです。
後半でトータル費用もご紹介しますので、ぜひ次の旅行の参考にしてください☺︎

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*ドバイについて*

ドバイはアラブ首長国連邦(UAE)を構成する首長国のひとつです。国なのか国じゃないのかややこしいですよね(笑)

みなさんはUAEにどんなイメージをお持ちですか?中東にあるオイルマネーでお金持ちのイスラム教の国、とかでしょうか。ちなみに”オイルマネー”というのは和製英語で、本場の英語ではpetroleum(石油)とdollar(ドル)とを合成した petrodollar(ペトロダラー)と言われるそうです。
現在では、実はドバイの石油依存度はかなり低くなっており、むしろ経済の中心としての存在感を示しているようです。

そして、「ドバイに暮らすアラブ人には超お金持ちか普通のお金持ちしかいない」と言われるほどみなさん高所得で、平均年収は軽く2000万円を超えているそうです。平均が、ですよ…!
一方、街でよく見かける労働者のほとんどは外国人労働者で、インド人・パキスタン人・スリランカ人だけでも多くを占めており(南アジアが多い!どおりでみんな顔立ちが似ているわけだ!)、彼らの所得水準は高くはありません。
そんな事情を知った上で街を歩いてみるのも面白いかなと思います。

そんなドバイですが、夏は気温が約50度まで上がったりするので、できれば冬を選んだ方が快適に旅行できます。


*今回の旅行プラン*

それでは、4日間の休みだけでドバイ(UAE)を満喫するプランをご紹介したいと思います。

1日目-木曜日-

20:30 羽田空港集合
夜発のエミレーツ航空を利用したので、初日は仕事を休まなくても余裕を持って空港に向かうことができました。(「その日はあまり残業できない」という事前の根回しはお忘れなく!)
エミレーツ航空は機体が新しく、スクリーン・座席ともに少し大きめなのでエコノミーでの10時間フライトでも、しんどさは少なめでした。
余談ですが、エミレーツとは"首長国"の意味で、UAE=United Arab Emiratesなんですね。”エミレーツ”って単に航空会社の名前、というイメージでしたが、やはりフラッグキャリアなんだなあと納得しました。
機内ではゆったりした服装に着替えて、できるだけ体力回復に務めます!

2日目-金曜日-

7:30 ドバイ着
空港到着後、入国審査等を経て両替を済ませます。

8:30 空港出発
朝に到着したので、私たちはメトロとバスでホテルに向かいました。
もし夜遅い時間の到着であれば、多少高くてもホテルまでの送迎を利用した方が安心かもしれません。
Googleマップでホテルまでの行き方を事前に検索し、どれぐらい歩くか調べておくとスムーズです。

10:30 ホテル着
予定より少し遅れましたが、無事ホテルにチェックイン。部屋でゆっくりしたりホテルの周りを軽く散策したりしつつ、昼からの観光に備えます。

11:45 昼ごはん
この日は金曜日で、イスラム教の礼拝があるためモスク等の観光地に入れず、お店も閉まっていました。多くのホテルでは金曜日に観光客用の豪華なビュッフェプランが用意されています。
そこで、ホテルで少し贅沢なランチビュッフェを食べて「やっぱり豚肉はないね」とか「お菓子は甘めが多いね」等と言いながら楽しみました。午後からのデザートサファリに備え、満腹になりすぎないよう調整しながらの食事だったのが少し心残り…(笑)

15:00 デザートサファリ
今回はHISさんのオプショナルツアーでコスパのいいものがあったので、デザートサファリツアーに参加しました。
砂漠に到着するとまず、凹凸のある砂の上を走る走る!軽めのジェットコースターが長時間続く感じなので、普段車酔いしない方でも酔い止めを事前に飲んでおいたほうが最後まで楽しめると思います。
その後、ラクダ体験・ヘナタトゥー体験を行い、夜はベリーダンス等のショーを見ながらBBQを食べました。砂漠の夜は冷えるので、しっかりした上着やカイロを持っていくと良いです。

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22:00 ホテル着
夜結構遅くなってしまったので、3日目のために急いで寝ました。

3日目-土曜日-

3日目はドバイの市街地を観光しました。

5:00 早朝のアザーンで一瞬目覚める
時間ははっきり覚えてませんが、日の出に合わせたお祈りの時間を知らせるためのアザーンが近くのモスクから流れてきました。
目が覚めた瞬間は「疲れてるから起こさないでくれ…」とも思いましたが、今から振り返ると、これも”旅先ならでは”だなあと思います。

10:30 シェイクモハメッド文化センターでブランチ
シェイクモハメッド文化センターでは、伝統的な家屋の中で料理を食べたり、民族衣装を試着したりと「エマラティ(エミレーツの)」文化を体験できます。
また、歴史についても説明してくれます。アラブ人の方に直接質問ができるのもおすすめポイントです。(お店の店員さんや他のツアーのスタッフさんは基本的に外国人労働者です。)
説明は英語で行われますが、完璧にはわからなくてもある程度楽しめる内容ですし、朝&昼ごはん+文化体験なので価格も高すぎないかなと思います。
曜日によって朝ごはんや昼ごはんのプランもあります。

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12:30 旧市街観光
シェイクモハメッド文化センターのまわりには旧市街が広がっており、伝統的な街並みを散策しました。

13:00 「アブラ」船で川を渡りスークへ
この「アブラ」船、風をきって川を渡るのでとても爽快なのですが、なんと片道1〜2ディルハム(30〜60円程度)の安さなのです!乗らないという選択肢はありませんね(笑)
船の中の人に直接お金を渡す場合と、チケットを事前に購入する場合があります。

13:30 スークでお買い物
スーク(市場)には小物やスパイスから金まで様々な物が売られています。アラビアンナイトに出てきそうなランプの置物や綺麗なスカーフ、高級スパイスのサフランなど、自分用にもプレゼント用にも楽しいお買い物ができます。
店員さんたちは非常にフレンドリーで、めちゃくちゃ話しかけてきます。
ここで注意したいのが、値段です。基本的に値札は無く店員さんに聞くことになりますが、日本人はカモだと思われているのかとっても高い値段をふっかけてきます。
私は最終的に50デイルハム(約1,500円)でストールを購入したのですが、最初に提示された価格はなんと450ディルハム(約13,5000円)!!!1/9まで値切ることができてしまったのです。
ポイントは、この値段以下でなければ買わないとはっきり伝えること。まず、自分の中でその商品の適正価格を考えます。たくさん探し回ってようやく見つけたものであれば多少高くても購入したいでしょうし、「たまたま手にとったものの、他にもっといいものがあるなら買わない」程度であれば強気の価格を提示できると思います。
最初から適正価格に近いものを出してくる店もあるかもしれませんが、しっかり自分の思う適正価格を伝えることで後悔しないお土産購入ができますよ☺︎

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16:30パームジュメイラへ
メトロとモノレールでパームジュメイラに行きました。
アトランティスザパームや水族館などを見ることができて楽しかったですが、パームジュメイラの特徴的な形をしっかり見たい方は、ヘリから見下ろせるようなツアーに参加した方がいいかなと思います。

18:00 イブンバトゥータモールへ
メトロで、黄金のスターバックスのあることで有名なイブンバトゥータモール(Ibn Battuta Mall)に向かいます。このモールで晩御飯も食べました。

20:00 ホテルへ
もちろんこの日も、翌日に備えてしっかり寝ます。おやすみなさい。

4日目-日曜日-

4日目はドバイのお隣、アブダビに行きます。グランドモスクとカスルアルワタンの両方に絶対行きたい!と思っていたため、そのようなプランがあるベルトラさんのオプショナルツアーに参加しました。
個人で行くことも考えましたが、バスの乗り継ぎが大変そうなことと、カスルアルワタンの入場方法が複雑なことによりオプショナルツアーを選びました。

8:00 ホテルピックアップ
朝食をとってホテルのロビーに向かいました。
アブダビまでのバスの中では、道沿いに見える建物を解説してくれたり、ドバイの外国人労働者事情を教えてくれたりしたので、移動時間も快適に過ごせました。

10:30 カスルアルワタン観光
2019年に一般公開がはじまったばかりのカスルアルワタン(Qasr Al Watan)。

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圧倒的な存在感を示す真っ白な外観と、豪華な黄金の内装でウキウキが止まりませんでした。

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12:30 昼ごはん
ツアーでショッピングセンターに立ち寄り、昼ごはんを食べました。

15:00 グランドモスク観光
ついにこの旅の大本命、シェイク・ザイード・グランド・モスク(Sheikh Zayed Grand Mosque)見学です。外側は美しい白のイスラム建築、内装は豪華でありつつとても可愛い!
見るにも、写真を撮影するにも期待以上の素敵な光景でした。

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ここで注意したいのが女性の服装です。モスクですので、イスラム教の教えに則って女性は手首足首までしっかり隠れる服を着用し、髪の毛も隠さなければ入場できません。ロングスカートでも意外と足首は隠れません。運が良ければ服のレンタルもできるようですが、グランドモスクの下のお高いお店でアバヤを購入することになる可能性が高いです。

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「女性は肌を隠さなければいけない」という教えにすんなり賛成することはできない一方で、その土地の文化をリスペクトして体験してみたいという思いも強く悩ましいなと思いました。

18:30 ドバイ到着→ドバイモールへ
ドバイ最後の夜は噴水ショー(ドバイファウンテン)を見にドバイモールに行きました。噴水を見やすい場所は埋まりやすいですが、1日に何回もやっているので次の時間まで待てば最前列で見ることが可能です。
噴水を見た後、ご飯を食べ、お土産を購入してホテルに戻りました。
帰り道に偶然夜景が綺麗に見える場所を通れたのがラッキーでした☺︎

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23:00 就寝
旅の思い出を語り明かしたいところですが、帰国の次の日には仕事が待っているので急いで就寝します。

5日目-月曜日-

5:00 ホテル出発
最後にもう少し観光!といきたいところですが、朝の便で帰国するため早起きして空港に向かいます。
まだ暗い時間にホテルを出る必要があったため、事前に、空港まで送迎するオプショナルツアーを申し込んでいました。空港で少しだけ朝食を食べ、機内に乗り込みます。

24:00 日本到着
終電ギリギリで無事家に帰り、次の日は普通に朝から出社しました。


*旅行費用について*

最後に、かかった費用の大まかな合計と内訳を公開します。

-合計-
約155,000円

-内訳-
約115,000円:ホテル+飛行機(今回はホテルと飛行機を別に取るよりもパッケージツアーの方が安かったのでツアーを選択しました。)
約2,000円:Wi-Fi(一人あたりにすると安くなりますね。)
約23,000円:オプショナルツアー
約4,500円:食費(オプショナルツアーに含まれているもの以外。高いレストランはめちゃくちゃ高いですが、庶民的な価格の店も多くありました。)
約4,000円:交通費(メトロ・バス・モノレール。少し記憶があやふやですが、モノレール以外は安かったのでこれぐらいの金額かと。)
約5,000円:お土産
約1,500円:海外旅行保険
実際には使ってないですが、使いそうになったお金として宝くじ代が挙げられます。ドバイの宝くじは日本の宝くじよりもかなり当選確率が高いらしいので購入してみたかったですが、購入価格が約3万円もしたりするので断念しました(笑)

今回は週末旅にしては少し費用がかさんでしまいましたが、たった4日間の休みで、素敵な体験をたくさんできたので大満足の旅となりました。


*まとめ*

以上、長期休みを取れなくても十分にドバイ(とアブダビ)を満喫できるプランを紹介しました。いかがだったでしょうか?

旅行プランを考えるには多くの時間が必要なので、ぜひ参考にして効率的に計画を立てていただけると嬉しいです。


Instagramに他の旅先の写真も載せているので、お時間あればぜひ見てください☺︎





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