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issueは問題?problemも問題?
みなさんはGitHub使ってますか?
ぼくは仕事ではなくプライベートで使うくらいですが、まだ全然使いこなせていません。今日は、GitHubから勉強した英語のお話です。
GitHubでのIssue
これまで私はGitHubの"Issue"という機能は使ったことがありませんでした。そんなときにIssueをタスクのように事前に登録しておいて、Pull Requestで自動的にcloseできることを知りました。ここで、思ったことは
「Issueの意味間違ってた」
というのも、私はIssueは「問題」という日本語を当てはめていて、コードレビューなどで修正しなければならない点を上げていくものだと思っていました。
認識が違っていたので、調べてみると以下のような記載を見つけました。
● Problem:「解決されるべき問題」
一般的に「Problem」は「解決」されるべき問題を指します。問題がネガティブな影響を及ぼしたり、弊害をもたらしたりするため、何かしらの解決策を見出す必要性がある場合に使われます。例えば「飲酒運転の問題」。飲酒運転で毎年多くの事故が発生し、死者も出ています。飲酒運転は弊害をもたらすので、この場合「Problem」が使われます。
● Issue:「議論されるべき問題」
一般的に「Issue」は「議論」されるべき問題を指します。議論することによって、賛成の声が出たり、反対の声がでたり、賛否両論であることから難しい決断が求められる時に使われることが多いです。例えば、アメリカでは法律上18歳で“大人”ですが、お酒は21歳から。お酒も18歳に変えましょうという提案は大きな議論をもたらすでしょう。このような「問題」は「Issue」が使われます。
なるほど!でした。上述の認識であれば、GitHubのIssueは先に設定しておくべきだなと。
英語の解釈を英語で調べる
ただ、上記の説明ではまだ抽象的で雰囲気しかとらえられなかったので、別のアプローチをしてみました。こういうときは、英語の方がシンプルに表現してくれていることが多いと思い、英英辞典を調べてみると、両者は以下のような説明になっていました。
● Problem:
a situation that causes difficulties
● Issue:
an important subject or problem that people are talking about
この差は一目瞭然でした。 これを見るとGitHubで管理するのは、やはりIssueであるべきですね。 これまで、正直意識しないで使っていたんですが、反省です。 これからはもっと言葉の意味をちゃんと捉えて使っていこうと思います。
problemも大事だけど、issueはもっと大事
さて、今日はissueの話でしたが、2022年に読んだ本の中に「イシューからはじめよ」があります。すごく勉強になった本なので、また紹介したいなと思いますが、内容からも「プロブレムからはじめよ」ではなく、「イシューからはじめよ」なんだなと。
problemは対処しないといけないものなので大事ですが、issueは前向きに解決していくべき問題と捉えられるので、もっと大切にしないとなと思いました。