「亡くなると近くなる」
明けましておめでとうございます。
音声心理士(声診断)&映像作家のnanaです。
2021年、今年も挨拶を伝えられることに感謝しています。
今回は、元気でいられるありがたさを特に感じています。
実は、新年明けに、知人(知り合いのおばあちゃん)の訃報が届きました。
年賀状が戻ってきたので、電話をかけたら知人の娘さんが
お電話に出られたのです。悲しくて、しばらく泣いてしまいました。
なかなか気持ちの整理がつかない状態でしたが、
今日、特別な言葉を頂きました。
「亡くなると、近くなる」
いつも脳を整えてくださる大塚翔太さんが
施術中に教えてくださった言葉です。
確かに、訃報を聞いてから
知人の言葉を思い出したり、
生前、頂いた名刺入れに触れたり、
知人の娘さんとお話したり、
知人の好きだった星空を眺めたり、
知人のために祈ったり、
存命中よりも知人を想う時間が増えました。
亡くなると、物理的には遠くなりますが
精神的には、近くにいることもできるのだと気付きました。
死は断絶だと思っていましたが、死後もともにいられることもある。
知人の存在を自分の記憶、身体に残しておこうと思えた言葉でした。
知人のおばあちゃんが
星座の中でわざわざ見えにくい星を好きになっていたこと、
蛾が怖くて家の前にくまもんの虫除けをぶら下げていたこと、
傘の忘れ物を見つけたときは、自分がほしいような
素敵な傘だったら届ける方だったことを、私は覚えていたいです。
…とはいえ、亡くなって近くなった知人を想って感じたこと。
物理的に近いうちに、できることもある。
自分が生きる限り、生きて出会ってくださる方には
できる限りの愛を伝えたいです。
皆様が、それぞれの大切な方々と、近くにいられますように。
今日からの皆様の人生も、愛と感謝に満ちていますように。