更年期鬱の時、野球に救われた話
野球好きののりまきです。
昨日は継投がまさかの2アウトから炎上し満塁にしてからのチェンジというハラハラが止まらなかったですが、岩田くんのHRに救われ、村上選手のサヨナラですわほーできてよかったです!
野球好きな背景を勝手に語った記事はコチラです。
野球がなんで好きなのかをめっちゃ考えた話はコチラです。
更年期鬱になりました
そこそこおばさんのりまきです。
みなさん聞いたことあるかもしれませんが、女性には「更年期」というものがあります。軽い人も重い人も個人で症状がバラバラです。
汗かきオバサン
更年期の割と誰しも「ホットフラッシュ」という、やたらと火照って汗をかくという症状がでます。ただの汗かきオバサンで汗かく以外に特に害はありません。
この後体温調節ができなくなり眠れなくなったので、婦人科でホルモンパッチを処方してもらいました。
ここから通院がはじまりました。
約6年くらい前のお話です。
自律神経が乱れて涙ぽろぽろ
仕事の繁忙期でストレスを抱えてたのもあって、突然涙がこぼれてくる。
ずっとモヤモヤしている。処方してもらった薬も合わない。
不安とずっと背中合わせのまま、だましだまし生活をしてきました。
壊れる自分
なんとか会社の決算を乗り切りましたが、期末の負荷もかかり、一気に押し寄せてくる不安感。
当時出張していましたが家の玄関開けて号泣したことは記憶にまだ新しいです。
娘に「ごめん。仕事することかできない。今までと同じような生活ができなくなると思う。」と伝えました。
もう私の心は限界まできてました。
マルチタスクも出来なくなり、考えるということがまったくできなくなりました。不思議でしょ。
割とマルチタスクとスケジュール管理とか得意だったのに、まったくできなったことと、自分を守るために思い切って休業宣言をして1年間休業しました。朝のメールチェック以外はベッドの上です。
終わりが見えない状態が続いて、毎日泣く日々が続きます。
一緒にいた娘もたまったもんじゃなかっただろうと思います。
治療も色んな人がいいと言われるものはすべて試しました。
それでもスッキリしない。いつ抜けるんだろうという不安はぬぐえません。
何度も消えたいと思いました。自分が自分でなくなる。
こんな怖さは感じたことありません。
明確に自分が壊れていることを認識していましたが、認識できていただけマシだったのかもしれません。
割と元気なイメージな私ですが、そのイメージもとてもしんどくて、心の底から消えたいと願ったりしました。
友人が野球に連れ出してくれました
家でこもっている私を連れ出してくれたのは友人でした。
外にでろ!野球に行こう!と誘ってくれました。
ひとりだと出かける際に駅までの道のりで泣いて家に帰ることか多く、駅までたどり着けたことは通院以外残念ながらありません。
友人と約束することで、がんばれた自分もいました。
神宮球場に行くと解放感や球場の雰囲気がとても心地よかった。
野球を観ること以外何も考えなくてよかったのがよかったのかもしれず、観戦中はとても楽しく気分は晴れていました!
野球が好きでよかった!
自宅でひとりで過ごしていると、世の中にひとりぼっちと思ってしまうことも多々あります。
球場に行くとたくさんのファンや、球場でよく会う人とも声を交わしたり、応援し、傘を振り、感情が動く。
心からそう思えました。
この時期野球に救われたのは間違いありません。
余談
ちなみに今も治療中です。
当時の娘がそばにいてくれて、友人がそばにいてくれて本当によかったと思います。
ひとりだと今こうしてnoteを書いている私は存在しなかったと思います。
娘と友人に感謝しかありません。ありがとう。本当にありがとう。
漢方薬で合うのが見つかったのがよかったです。
完璧ではないですが、なんとか人として生活は出来てます。
今でも負荷がかかるとやっぱりしんどくて何も手につかないこともあります。自分の心は大切にしないといけないので、無理しないことにしています。
更年期で苦しんでいる人のお役にも立てれるとうれしいなと思います。
私が行った治療はすべてお伝えできますので、お気軽に問い合わせてください。