初ハッカソン参加レポート
シンプルな生成 AI ハッカソン#5に参加してきました
人生初のハッカソンに参加してきました。
非エンジニアには遠い存在のハッカソン。
だってなんの役にも立たないもの・・・と思ってましたが、興味はありました。
初めてでも大歓迎?ホンマ?と思いながら、こわごわ参加ボタンをポチッ。
ChatGPT使ってるもんね!課金してるもんね!って思ってた私を殴りたくなるのはこの時は知らない。
あー押しちゃった。ドキドキハラハラワクワクで当日を迎えるのでありました。
会場到着
ハッカソン当日。受付で得意な技術とか聞かれる。ない人はないでいいですよ~と案内がある。
元気よく「ありません!!!ポンコツです!!」と答えて受付終了。
周りはもちろんエンジニアの方々ばかり。
一抹のというか、不安しか抱えてないけど、参加したからにはやるしかない。何をやるんだ!?
そもそもハッカソンの進め方をまったくわかってない。
当日のスケジュールはこんな感じ。
最初に説明があるのと、生成AIのチュートリアルがあるので、ここで学びを!と前のめりになってた私。心をあっさりと砕かれるのはこの時知らない。
「ハック」と「マラソン」でハッカソン!
この日の最初の学びはこの言葉だ。このとき、ハックってなんよ?とググったのは、私だけだ。そして未だに理解していない。誰かコメントで教えて欲しい。
その後、生成AIチュートリアルを聞くのだが、Pythonの画面だ。
いや、Pythonの画面ですって言われないとPythonって分からない。
あれ?ChatGPT使えるだけじゃダメなのね?
それはそうか。ChatGPT使うだけじゃだめなんだよね?当たり前かぁ・・・と思いつつ、すでに「どうしよう・・・💦」しか思えなかったけど、密かに「誰の邪魔もしない」ことを心に強く誓った。
テーマ決め
グループが決められ移動。
本当に私がいてごめんなさい!!と猛烈に思った。
最初に伝えた。非エンジニアでポンコツでなんの役にもたたないことを!
自己紹介で野球の話を嬉々としていたから、野球の話が盛り上がった。
なぜか楽天好きが2名もいた。まさかこの時はまーくんがこんなことになるとは誰が予想しただろうか。
Teachable Machine使って、どの球団顔か判断するもの作ったり、LINEの応援歌bot作ったり、背番号から選手導き出すLINE作ったりとしていてよかった。野球のものしか作っていない偏った人間でよかった。
選手の顔と無駄に作った野球のデータベースも無駄ではなかった。
きっと、みんな、ちょっとひいてた笑
テーマは野球
野球で何かしら作っていこうということになった。
プロスピじゃないけど、生成AIに指定のチーム作ってもらうことにしようか!となる。
私が地味に集めてた選手の顔DBと選手のデータがこの時役にたった。
エンジニアとしてはまったく役に立たないけど、過去の功績が役にたった。なんでもしておくものだなと思う。
まあ選手DBは中途半端にしかできてないんだけど。
Slackと連携
Pythonで開発して、どういう風に出そうか?となった時、この時のハッカソンで使ってたSlackに表示すると表作らなくていいし、手軽だよねぇとなり、Slackで表示するようになった。
さて、私はいよいよすることがない!
Slackだったら、makeで作れるんじゃないか?と、みんながPython立ち上げてる裏で私はmakeを立ち上げていた。
ひそかにmakeと戦う
私も開発が出来るかもしれない!
よしやるぞ!!
見事に進まない。ChatGPTと共にmakeを進める。
ChatGPTのAPIまで取った。Slackの必要な情報も取った。
Slackはもちろんテストするからチャネルも作った!
やる気満々で出来る気満々だった!
その時の残骸がコチラである。苦戦しているのが手に取るようにわかって頂けると思う。がんばったんだよ。
何も動かないSlack
物悲しい・・・
makeと戦いながらも、ポンコツなりにチームに貢献はしたい!
ポンコツはChatGPTに開発データを突っ込んで試す仕事をする。
そう!テスターだ!
色んなバージョンで試していく。
必ず起こるハルシネーション。そうだ。私は野球好きなのでハルシネーションがわかるのだ!!
人力ハルシネーション探知機
私の仕事はハルシネーション探知をすることだ!
と思って、喜び勇んで役立っていることに幸せを感じる。
それも束の間。起こるものは起こる。回避するのは困難だ。
もはやもうネタにするしかない!
私はなんの役にも立たないなぁ・・・とポンコツぶりを嘆いていたけど、メンバーのみなさんがバファリン以上にやさしかった。
バファリンは半分しか優しさがないけど、チームの人たちは全部やさしかった。心にしみた。
オリジナルの野球チームを作ろうBot完成
みなさんの力で、楽しいものが完成した!
Slackで「●●の選手で作って!」と入力すると選手とイメージ画像も作ってくれる!
私は守備が好きなので、守備好きで作ってもらった。
なかなかのチームやけど、京田陽太のショートは譲れない。
生成AIの限界
やっぱりDBがちゃんとあった方がデータは正しくなるし、ChatGPTはどんどんバカになっていくし、このあたりって多分きっとすごい勢いで改善されていくのだろうけど、思うようにいかないなぁと思うところは多々ある。
こんな感じで、「遊撃手だけで作って!」と頼むと、全員遊撃手になる。他誰が守るんだよ!突っ込んでみていた。
選手の情報は相変わらず嘘つく。
一番苦労したのは画像生成。思ったような画像がでない。
プロンプトも苦戦したけど、画像生成はChatGPTじゃない方がいいのかなぁというのは課題。
課題というのはおこがましいくらい、私は何もしていないけど。
今後にむけて
次回またハッカソンにでるかなんてわからない。
ただ、何かしらの力は身に着けたいとはつくづく思う。
今回makeで作りきれなかったけど、作れていたら私にも未来があったかもしれない。
今回と同じとまではいかないけど、makeとSlackの連携は実現したいと思ってる。これでも負けず嫌いなのである。
そして実現ができたら、きっと自信にもつながる。
遠くない日に実現ができたら今度はQiitaに記事を書きたい。
最後に
こんなポンコツとチームを組んで、完全にハズレだったのに優しかったチームのみなさま
初心者に間口を広げてくださった主催のSimpleForm様
参加者のみなさま
本当にありがとうございました!
次はもう少し役に立てるようになりたいと思います!!