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修道生の自転車通学マニュアル

(マル秘)府中地区会篇

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(後半部分、通学路の要注意か所を写真で解説したものを地図で見る)http://bit.ly/2N0erBu


◆自転車通学の注意点

○自転車の弱点

自転車の弱点は、私のトライアスロンで自転車競技をしていた経験、長年の自転車通勤の経験からしてズバリ、

「夜、雨、トンネル」

です。3つのうちの2つ、あるいは3つが重なると走る環境はどんどん自転車にとって最悪になります。

「夜」に対しては、最近のLEDライトの発達でかなり改善されてきました。昔の、前輪にダイナモ=発電機を当てるタイプのライトは暗かったですよね。電池式のライトにしてもすぐに電池が無くなって暗くなってました。頻繁な電池交換はかなり面倒です。現在のLEDライトは対向車が眩しいくらいに明るいうえ、単3、単4の電池で長期間使えたり、充電式になったりして、便利になりましたが、夜に自転車に乗ることの危険に対する警戒は必要です。ただし、道端に気軽に駐輪しておくとライトだけ盗難に遭うこともあります。最近の車輪のハブ(中心軸)に組み込まれているハブダイナモ式のライトもペダルの踏み込みも軽く、暗くなるとオートマチックで点灯して十分な明るさをクリアしているものが多いです。市街地の走行は夕暮れ時にかかわらず、自分を目立たせるために薄暗く感じたらいつでもすぐにライトを点灯します。〈2.変更〉
USB充電のライトが増えてきました。バッテリ残量が減るサイクルを把握して、定期的に充電しましょう。心配なら、モバイルバッテリーとケーブルを鞄に携帯しましょう。ケーブルが長ければ、鞄やポケットに入れたバッテリーから充電しながらライトを点灯させて走ること(ケーブルが運転の邪魔をしないように)も可能。家に到着しても、バッテリーを袋状のものに入れて、自転車に引っ掛けておいてそのまま翌朝まで充電を続けたりもできます。〈2.追加〉

「雨」のNGな点は、ブレーキが効きにくい、タイヤが滑る、自らも他者も視界が悪くなる、自分も荷物も濡れるのがヤだ、支度に時間がかかる、冬は手足が冷たい、などで雨の日の自転車は気分が落ち込みます。

「トンネル」では、トンネルの中だけ路面が悪くなっていて、しかも路面の状態が見えにくい、道幅が狭くなり車がギリギリ横を追い越していく、車のドライバーから自転車が見えにくい、急に暗くなるのに視力が追い付かない、トンネルの中だけ路面が濡れている、などで、例えばJR線をもぐる府中モータースから南方向、中国電機製造工場へのトンネルは悪い要素満載で「このトンネルは自転車では絶対に通らない!」ことを徹底しないといけません(ここは歩行するのもNGですね)。

○最も注意すること

私の長い間の通勤や自転車競技の自転車キャリアで、もっとも危ないと思える道路走行のパターンを2つ。

一つは「見通しの悪い交差点では一時停止あるいは徐行する」と一般に言われるもので、私流に一番しっくりする言い方は「ブラインドコーナーに突っ込まない!」です。自分が進んでいる道路と交差する道路が遠くまで見通せない状況、建物や塀、フェンス、柱、その他構造物で「ブラインド」=目隠しになっている状況が発生していないか常に観察することが必要です。拙宅では中1のゴールデンウィークに3日ほど学校まで自転車で試走しました。1日目は私が前を走ってルートと危険箇所を説明しながら教える。2日目は主にルートを覚える。3日目は私が後ろについて走り、ルート選択と危険回避の総合テストで、この時いちばん強く要求したのが「ブラインドコーナーに突っ込んだら、自転車通学を許可しない!」というものでした。

もう一つは、比較的大きい交差点で、右折・左折した車が方向を変えながら横断歩道にさしかかる時点で加速してしまっている現象です。交差点を徐行せずに加速しながら右左折して通過する車と接触するのを避けるためには、自転車は交差点を通過するときは、いつでもすぐに止まれるようにほぼ徐行することと、右折・左折する車のドライバーの視線を見ること、通過する間じゅうキョロキョロ周囲を見回すことです。自転車が速度を落とさずに横断歩道を渡ることは、徐行せずに通過しようとする車の前に飛び出すことと同義です。夕暮れでは早めにライトを点けて自分を目立たせることも有効でしょう。

○中・高生の自転車通学

朝、ぎりぎりの時間に家を出て、猛スピードで走って登校しないよう、早起きしてしっかり朝ご飯を食べて、3割引きのスピードで余裕をもって走りましょう。しかも、班活動の朝練開始やSHRの15分前以上到着を狙いましょう。15分あれば、途中でトラブルがあっても慌てず対処して、さらにトラブルを重ねないで済みます。急にトイレに行きたくなっても、コンビニ、公園、店舗などのトイレで用を済ませることができます。例えば、イオンモールソレイユの1F食品売り場は7時から開いています。

緩い下り坂でも意外にスピードが出ます。「3割引きのスピード」ということは、緩い下り坂でペダルを回す必要はないはずで、軽くブレーキをかけるぐらいのスピードでちょうどいいです。緩い下り坂で気分よくペダルをこいでスピードを出し過ぎているのに気付かず、タイヤが滑ったり、急に人や車が脇から出てきたりして、大転倒する自転車を見かけます。橋を渡ると大抵緩い下り坂があります。

自転車に乗る人に意外に知られていないのが(もしかしたら、私のオリジナルかもしれない)「カーブミラーを見る習慣」です。中学生低学年にとっては、カーブミラーがけっこう上のほうにあって、顔を上げて見上げないといけないから見づらかったり、視界に捉えにくい脇のほうにあったりして見ていないことがあるかもしれません。成人の自転車の人でもしっかり見ている人は少ないかも。カーブミラーの設置場所・角度が車のドライバー用になっているから見にくいのかもしれません。しかし、自分が通る道路にあるカーブミラーの全部をチェックするぐらいのつもりで、カーブミラーは見ましょう。直進して交差点に差し掛かり、自分は正しく自転車に乗っていても、マナーの悪い車のドライバー、小さい子供やお年寄り、外国人(=交通ルールが違う地域から来日している)が一時停止を守らずに死角から飛び出してくるのを察知できる確率が高くなります。

○交通規則

道路標識、路面標示、「軽車両」という車両としての交通規則を覚えましょう。〈2.変更〉

拙宅では中1のゴールデンウィークに原付免許問題集を買ってきて、巻末の模擬テストのところをちぎって外した残りを渡し「交通規則をこの本で勉強したあと、テストで8割以上正答しなければ自転車通学させない」といって交通ルールの学科を勉強させました。巻末の模擬テストは、自動二輪車の積載重量などのあきらかに自転車に関係ないものはマーカーや×印を付けて省いておきます。「一方通行」や「一時停止」「徐行」の交通規則としての本来の意味は学ばないとわからないと思います。学校や家庭の規則と違って、中学生が道路で自転車という車両を運転する際の規則を学ぶことは、実社会の法律に初めて触れる機会なのかもしれません。小学生までは自転車で家の近所をうろついていただけですが、中学生の自転車通学となれば、一気に一般社会の中で頭と体を使って行動することが求められるようになるわけです。中学生で原付免許って?というマッチングですが、修道生ならではの頭脳の使い方、理論武装の方策だと思います。

さらに、生徒が、自宅の車に乗って外出するときなどは、後部座席でスマホを見ていたりしていないで、助手席からしっかり車外の交通状況を観察するようにしましょう。助手席に座りながらも、交通規則を踏まえ、自分が車を運転しているつもりで周囲を見回します:交差点を右左折しようとする際の横断歩道を渡っている自転車や歩行者の見え方、片側1車線の道路で自転車を追い越す時、カーブ・クランク路での歩行者・自転車の見え方、トラックやトレーラーなどの大型車の交差点での挙動や走行スピード、後ろから見える実際の内輪差、小さい子供やお年寄りの道路での挙動、子供がいきなり飛び出してくるそぶりを見せる、横断歩道のないところをお年寄りがショートカットしようとして車道を渡る、雨の日の歩行者・自転車の挙動。車のドライバーから自転車がどう見えているかを知ることによって、通学時、自分がどういう自転車の乗り方をするべきか、身を守れるかがわかります。

自転車に関する道路交通法の解説として、〈2.変更、〉
自転車に係る主な交通ルール(←PDFダウンロード)
などを参考にしてください。〈、2.変更〉

○機材

ロードバイク

さて、中高生は通学ではどんな自転車に乗るのがよいか?

大きく分けて、スポーツサイクルかシティサイクル。スポーツサイクルのカテゴリーに、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、ミニ・小径車、シティサイクルのカテゴリーにママチャリの俗称を持つ軽快車か電動アシスト車、ぐらいでしょうか。

乗る条件としては、市街地、アスファルトの路面、小さい坂がある、橋を渡るときに上り下りがある、修道生は荷物が重い(本が多い)、冬季は帰りは完全に暗い、雨の日だけバス・電車通学という選択肢はちょっとないかも...、など。

まず、ロードバイクですが、車輪(700C:ななひゃくしーと呼ばれる27インチのホイール)が軽くてスピードが出る、細くて路面接触抵抗が少なくブレーキの効きづらいし(というか、このクラスのほぼ競技用の自転車のブレーキは止まるためのものではなくて、スピードを調整するためのものといってもよい)、雨で車輪のリム部分が濡れるとホントにブレーキの効きが悪いので(転倒やパンクが多く、雨の日のレースは私はホントにイヤでした)、おススメできないように思えます。さらに、このタイプはフレーム本体(横から見て、2つの三角で構成されている)のサイズ自体を、乗る生徒の身長・体型に合わせて選択しなければ、サドル高さ(サドルの上部からクランクの中心までを「股下の長さ×0.875」https://bit.ly/3KQC9Qy)、サドル前後位置、ハンドルの突出し長さ(=前後位置)と高さ、を各々調整しても限界があって非常に乗りにくいものになります(これらの調整はどの自転車を購入しても、乗り始める前に調整が必要です=フィッティング)。
交通量が少なくて交差点や信号のない田舎の道路を長時間高速走行するために、体勢を低くして空気抵抗を減らすドロップハンドルは、市街地(街乗り=まちのり)では、そもそも必要ありません。またこのジャンルのものでは、最近では後ろの変速機が11段や12段(11速、12速)のものが出ていますが、これは後ろのホイール(車輪)のパワートレイン(駆動系装置)全体を特別な構造ものにしているためメンテナンスと部品交換、調整が難しいことを知っておく必要があります。〈2.変更〉

クロスバイク

ただし、ブレーキを「ディスクブレーキ」の自転車を選ぶと、タイヤの種類を選択する余地が増えてきます。タイヤの太さ(更には大きさ=外寸直径も)を選ぶことができます。ホイール重量が増えても「細くて路面接触抵抗が少なく、ブレーキが効きにくい...」をカバーできる太いタイヤ(幅1.5インチ=約40ミリ、後で述べるETRTO=エトルト規格で38程度)に変えて安全を優先して、ロードバイクに乗るという選択肢もあり得るでしょう。〈2.変更〉

そして、同様に27インチのホイール用のフレームがやや大きめに作ってあって、スタンドや荷台の取り付けに対応していて、タイヤの太さの選択範囲が広い、などの乗り方に応用の利くクロスバイク、更に、ディスクブレーキであれば、26インチのマウンテンバイク・MTBが作られなくなって手に入りにくい現在(2023年)では、選択肢としてまず最初に候補にあがるでしょう。シマノのミドルクラス以上のブレーキ、変速機が使われている上のクラスのクロスバイクでも、やはり、11速、12速が主流になってきていて、これらのメンテナンスには知識が必要になります。〈2.追加〉

クロスバイク

桜ヶ丘、清水ヶ丘、瀬戸ハイムの上のほうに自宅、柳ヶ丘の急坂がある、ということでもない限り、電動アシスト車があまりおススメできないのは、スピードが出過ぎる、という点です。か弱いはずの女子高生が、電動アシスト車で、非電動車ではありえないとんでもないスピードで歩道を突っ走っているのを見ると「危ないなぁ」と思ってしまいます。本人は軽快に走れているのが当たり前のようになってしまっていて、相対的にスピードが出ていて、特に歩道において歩行者に対して危害を与える危険性が高いと危惧しています。モーター、バッテリーなど電動用の部品の重量が重く、一旦スピードがつくと、慣性が働いて、グレードの低いブレーキが装備されているものなら、雨の日など簡単に止まらないと思います。また、足元の距離(左右のクランクの外・外間の距離=Qファクター;左右のクランクは180度離れているのですぐには測れない)が、電動の部品があるために、左右に離れていて、斜め外側方向にペダルを踏むややぎこちない走行になります。〈2.変更〉
なんといっても高額で、たぶんこれまた高額なバッテリーは6年間もつとは思えません。自宅にたどり着くまでに急坂がなく平地を走るのなら、メンテナンスをある程度しておけば電動でなくてもいいように思います。〈2.追加〉

ミニ・小径車

残るミニとかミニベロとか呼ばれる、タイヤのサイズが20インチなどの小径車ですが、片道を保護者に車で送迎してもらうことが多かったりすれば、車に載せやすいのでいいかもしれません。高学年になって塾・予備校に通って夜遅い時間に帰りは迎えの車に自転車をさっと積む、という使い方ができそうです。折りたたみできるものもありますが、強度を犠牲にする割にあまり小さくならないというレポートもあります。信号で止まる、また走り出す、の繰り返しの多い市街地の走行は回転部分の車輪自体の重量が軽い小径車は走り出しが楽なのが有利です。ただし、小径車の弱点はスピードが出てくると安定しない点です。ある意味「絶対にスピードを出さない」ことが選択の前提かもしれません。車輪が小さいために市街地で車道と歩道の段差を越える際にも注意が必要です。小径車にあわせた変速機などの部品も少なく、メンテナンス・部品交換に難があります。府中から修道までの距離を考えると小径車はあまりおススメできないように思います。

シティサイクルはものによって性能に差があって、買う時にそれを見極められるかどうか。材質と設計が悪くて下手に重い自転車だと、低学年では通学するだけで体が疲弊するばかりになるかもしれません。フレーム本体の材質と仕上がりの差だけでなく、ブレーキ、変速機などのパーツも低コストのものの寄せ集めだと重たいだけの鉄の塊という印象の自転車になってしまいます。雨の日、ブレーキの効きがすこぶる悪いかもしれません。ブレーキ、変速機などの本体以外のパーツは日本が世界に誇れるメーカー、SHIMANO(シマノ)のものなら低グレードのものでも信頼できるといわれています。

グラベルロード、オールロード
「グラベル」とはフランス語で「砂利」のことで(gravier 正確な発音は「ぐぅぁびえ」)、未舗装路を自転車で乗る必要があれば選択する自転車の種類です。要は、幅40mmのタイヤ(空気を入れたタイヤの断面の直径)程度以上が選択できるものです。重量のある荷物を載せる場合もこのタイプの自転車を選びます。この記事を参考になります。(2023年時点)
「グラベルロードとオールロードの違いを両方本気で組んだスタッフが語る!あなたはどっち派?」
https://bit.ly/3pZ6sxu

トライアスロンで競技自転車を経験して、長年自転車通勤してきた私が、2000年ごろ時点で、落ち着いたのは:
市街地がメインで停止・発進を繰り返す、荷物は背負うもの、雨でも夜でも乗る、身長170cmという前提で、26インチのアルミフレーム製のマウンテンバイク
だったのですが、マウンテンバイクの製造・販売がワールドワイドで減ってきています。現在店頭にあるのは、量産タイプの売れ残り感のあるもの、という印象です。(乗れないことはないのですが...)〈2.変更〉

やはり、現時点で(2023)、手に入りやすいのは、クロスバイクです。販売店と相談して、クロスバイクのタイヤを太いものに変更したものが乗りやすいと思います。ロードバイクよりもクロスバイクの方が応用が利きます。ただし、「バイクショップ」と呼ばれるような専門店ではなく、量販店では、タイヤの変更は対応してくれないかもしれません。〈2.追加〉

したがって、〈2.追加〉

(2019年ぐらいまでの私の認識では、回転部分の車輪は、27インチでなく26インチぐらいのほうが、フレーム本体の重量が軽く停止・発進を繰り返すのが楽、ある程度スピードが出ても安定する、と思っていたのですが、現在ではクロスバイク、あるいはロードバイクの27インチのホイールのほうがステアリングが楽だという感覚になってきました。27インチのホイールのほうが思ったとおりのステアリングがきれるように思います。おそらく、車体=フレーム、ホイールその他、中の上から上のクラスのものは、トータル的にどんどん進化してきているからだと思われます)〈2.変更〉

ブレーキ、変速機の性能にハズレのものが少なく互換性が広く後年グレードアップがしやすい、つまりSHIMANO製がはじめから付いているもの、〈2.変更〉

山道や砂利道は走らないので、ブロックパターンの少ない(タイヤ表面の凸凹がない=路面との接地面積が増えて制動距離が短かい)幅のサイズが1.5インチ(約40ミリ)のオンロード用スリックタイヤに、買う時点で変更するなどしてタイヤを選べる、〈2.変更〉

ブロックタイヤ
スリックタイヤ

現在はそんなに高価でなく、雨でもブレーキの効きが良く、メンテナンスも楽油圧式のディスクブレーキのもの(ワイヤー駆動のブレーキはワイヤーとワイヤーの外側のホース状の筒との摩擦でブレーキレバーの引きが重くなります)、〈2.変更〉
といった、自転車を選ぶのが(やや費用はかかりますが)落としどころだと思います。〈2.追加〉

ディスクブレーキ

一旦油圧ブレーキを使い始めると快適すぎて、ワイヤー式のブレーキに戻れません。車輪のリムを挟むタイプのブレーキだとブレーキシューとともにリム自体も摩耗します(タイヤに空気を入れている最中にリムが摩耗して薄くなったところがタイヤの空気圧に負けてアルミ製にもかかわらず、破断して裂けたという経験があります)。〈2.変更〉

繰り返し述べたい注意点ですが、こういった快適な自転車に乗るということは楽にスピードが出るということなので、歩道を走るようなシチュエーションで、スピードを控え、市街地ではスピードを3割引きで走るということを厳しく自らに課すことが必要です。〈2.変更〉

Vブレーキ

私見の濃いところですが、油圧式のディスクブレーキは乗り方、自転車の技量、体の大きさ、自転車のタイプに依らず選択するべきではないかと思っています。ブレーキが効きすぎるので、使い始めにしっかり慣れること(レバーはジワぁ~と握る)と高速走行して急制動しなくてすむようスピードを出さないことが必要です。

サイドプルブレーキ

一見してわかりにくいのですが、シティサイクルの後ろブレーキに多く採用されているのは、バンドブレーキ(ドラムブレーキ)かローラーブレーキで、ローラーブレーキのほうがグレードは上です。ローラーブレーキはグリスがなくなると音が鳴るのでグリスを自転車店で入れてもらいます;たま~になので自分でグリス&グリス注入器を所持する必要ななさそうです(ヘンなところに注油してはいけません)。〈2.変更〉

他に、リアサス(後ろ・サドル下あたりのサスペンション)は必要ないです。メンテナンス、調整、付近の部品交換などが面倒になるだけです。

買う時に普通の人が意外と気付かないのが、クランク長のサイズです。一般には身長の10分の1といわれています。腹部への圧迫や、股関節、膝、足首の可動範囲に影響して各々への負担の大小に違いがでてきます。170cmの身長なら170mmのクランク長、180cmの身長なら175mmのクランク長を選びます。低いグレードの完成車を買うと、生徒の身長に見合わない長さのものになっているかもしれません。ほかに、低いグレードの自転車に多いのが、サドルの高さが調整できる範囲が小さいものです。十分に上に伸ばせるか(上に揚げられるか)も、買う時にチェックして、余裕のある部品(シートピラー、シートポスト)に交換してもらいます。クランク、シートピラーぐらいは買う時に変更してくれるお店で自転車を買いたいですね。

自転車店の技量によるかれしれませんが、変速機のない自転車、あるいは変速機が後ろのホイールのハブの中に仕組まれている自転車で、チェーンが張りすぎだとペダリングがスムーズにいかないので、お店に調整を頼みましょう。ペダルを持って逆に回すと、下側のチェーンのバウンドが少なく、回転がぎこちない場合はチェーンの張りすぎです。

メンテナンスの面で楽をしたければ、広島都市圏では最大手のカナガキでしょうか。通学途中の2号線交差点に段原店、府中近くにフォレオ広島東店がありアクセスにアドバンテージがあり、修理したい自転車を持ち込むのに楽です。学校近くのマダムジョイ(Maxvaluになる?後は?)にあった千田店はなくなってしまったので、以前は登校時に調子の悪くなった自転車でもなんとか学校までたどり着ければ、帰り際に、自転車を千田店に預けて、電車・バスで帰宅して次の日の下校時に乗って帰るとかは、今はできなくなりました。〈2.変更〉

最近、曙にできた店舗と、2号線出汐交差点北にある店舗の、サイクルベースあさひではインターネットで大量にある種類の中から選んで、この実店舗で調整・受け取りができます(南側にあるカナガキは段原店なのに北側にあるCBあさひは広島出汐店なんですね)。インターネットで選ぶにしても失敗のない買い物をするなら:サイクルベースあさひの通販サイトで何台か目星をつける→各自転車のスペック・詳細が掲載されたものをプリントする→店舗で生徒の体格や希望を伝えて相談にのってもらう→注文・取り寄せ依頼→実店舗で調整と納車、というのがいいかもしれません。〈2.変更〉

交換部品やサイクルウェアについては、ソレイユのイオンバイクである程度見つけることができます。

Y's Road(ワイズロード)フジグラン広島店が、2018年の10月にオープンしています。〈4.追加、〉
やや、上級・高額ジャンルの品揃えの印象があります。予算に余裕があれば、ここを利用してもいいかもしれません。
私は、福岡に行ったとき、時間があれば、繁華街のど真ん中、天神のこの店に入ってみて、SIMANOのパーツでなにかいいのがないか、探してみたりしていました。広島店ができてからも、やはり、福岡の店舗の方がいろいろと品揃えは豊富のようです。
この店も、ネットで探して注文、店舗で受け取り、ができるようになっています。
https://portal.ysroad.co.jp/shop/chugoku-shikaoku/hiroshima/
〈、4.追加〉

もし、自分でタイヤを交換する、といったときに、自分でネットなどでタイヤを買うときには、サイズに注意しましょう。タイヤのサイズはリムの種類に縛られます。「ビード」あるいは「ビードワイヤ」とは、外した、むき出しのタイヤの内径のいちばん小さいところ(左右あるいは上下2本)の、硬い部分のワイヤが入っているところです。〈2.追加、〉
 ・タイヤのビードのリムへの嵌まり方→W/O(ワイヤードオン)、H/E(フックドエッジ)
 ・タイヤのビードの内径サイズ→ミリ表示(ETRTO規格(エトルトきかく)「37-451」などの後ろのビード径(mm)表記)(つまり、リムのビードが嵌まる部分の直径で、リム自体に刻印・表記してないことが多いので、元のタイヤにあるETRTO規格の表記から読み取る)
 ・リムの幅→A、B、C(のうち、現在ではCがほとんど、例えば「700C」のC)
特に、ディスクブレーキであれば、空気を入れたときのタイヤの外周外径や幅の選択制限はフレームにしか左右されません。〈、2.追加〉

自転車の購入や知識について以下の動画が参考になると思います。

https://bit.ly/2nDbQCz
〈2.削除〉

○アイテム

雨の日に自転車で登校するにはレインウェアが必要になります。レインコートの内側が蒸れないGORE-TEXのものなどを登山用品の店で買うと、上下で5万円ぐらいでしょうか。ホームセンターやワークマンにある屋外作業用レインウェアも効果の程度はGORE-TEXほどでもなくても蒸れ防止を謳ってあり、こちらは5千円程度です。どちらにしても、私はフードはフードは使わないようにしています。フードは視界が悪くなるのと、周囲の音がよくわからなくなります。したがって、登山用品店でしっかり撥水するGORE-TEXのつばのある帽子を購入してヘルメットの中に被っています。足元は夏冬にかかわらず、ゴム長靴が理に適っています。修道生の場合、長靴を選択するとすれば、学校指定のサンダルを部室かロッカーに置いておいて履き替えるという手段があるでしょうか。手元は、特に冬の手の冷たくなる時期の雨の時には、作業用のゴム手袋で、蒸れが逃げるように手のサイズ大きめで、長さが腕の途中までくるような長めのものを、レインウェアの袖の内側に入れて着用しています。これはあくまでもキッチン用でなくやや厚みのある作業用のものです。登山用品店は、老舗の好日山荘、自転車専用ウェアもある紙屋町のmont-bell・モンベル、八丁堀ヤマダ電機向かいにpatagonia・パタゴニア、があります。〈2.変更〉

私見ですが、私はヘルメットを使っている一部の修道生、ノートルダム清心の生徒を見かけると、知性を感じてしまいます。ヘルメット着用と後ろ荷台カゴ設置は清心の通学自転車としての校則なのでしょうか。競技用のロードバイクで下りなら時速70Km以上で走ることを経験している私は、競技していない現在でも、通勤時はヘルメットを着用します。低速で転んでも、そこになにかあれば頭をぶつけるか、切って出血するかします。普通の帽子を被っているだけでも、1枚の布があるかないかの差で、出血するかしないかの結果につながります。通勤時に見たことがあるのは、若いサラリーマンの男の人が、歩道で横から出てきたお年寄りを避けようとして自転車で転倒し、路肩の段差で頭を打って出血、動けなくなり救急車を呼んだ、というものです。ネットなどで探せば現在、街乗り(まちのり)用のスタイリッシュなヘルメットも選べます。また、ストラップ(あご紐)の長さを正しく調整した後、紐の長さがずれないよう工夫しておけば、絡まったり捩れたりしてヘルメットを被るのが面倒くさくなるのを防ぐことができます。

指切りのものでもいいので手袋の着用をおススメするのは、走行中でなく、信号待ち中に立ちゴケで転んだとしても、どうしても路面・アスファルトに手をついてしまう、という理由からです。きれいなアスファルトの路面というものはなく、たいてい砂が浮いていたりして、ざらざらの鑢(ヤスリ)状になっています。通勤途中などで自転車で転んだ高校生を助けてあげることがありますが、たいてい、手の平をずるずるにすりむいているので「自販機でペットボトルの水でも買って洗っときなさいよ、治りが早いよ」と声をかけてあげます。府中から畑賀、志和、福富、大和方面へと200km以上の距離を練習で走っていましたが、携帯している水のボトルは水分補給のためのだけではなく、頭から水を掛けたり、転んで擦りむいたりしたときに洗ったりするためにも使っていました。

市街地でもヘルメットと手袋は着用した方がいいと思うのは、競技用でも通勤用でも、自転車で実際に何度も転んで、膝、肘、腰のサイドの「お約束」のような擦過傷のほか、肋骨も折ったこともある私の実感です。保護者として、生徒にヘルメットを着用させたいと思うのは当然だと思います。それであれば、生徒の幼少の自転車の乗り始めから必ず着用するよう躾ける、保護者自身が自転車に乗るときはヘルメットを着用する、などの家庭での習慣づけが必要だった(過去形)のではないかと思います。

BURLEY Travoy

修道生は荷物が多い、重い!のですが、どうも生徒は後ろ荷台に縛る、というのが面倒なようです。だからといって、前カゴでは不安定になる。なので背負う、という選択をする。後ろ荷台が設置されていないシティサイクルが多いし、立ちこぎをしにくくなったりしますが、清心の生徒のように現実的には重いものは後ろ荷台に載せる、という選択がいいのだと思います。次のものは冒険的な提案ですが、また、リヤカーとして法律的に認定されると歩道を通行できないという可能性もあるのですが、BURLEYというメーカーが出しているTravoy・トラヴォイを使う、という選択もあります。車体の軽いスポーツ車を使いながらも、低学年の体の小さい生徒などは、自転車の走行は安定して劇的に楽になると思います。
https://bit.ly/2L07LSb

御幸橋で、コストコにもこれ

○メンテナンス

なかなか生徒自身ができそうにないのが、メンテナンスでしょう。基本は自転車を掃除することで、素人でも自転車の部品の摩耗やひび割れなどの異常をたびたび見つけてしまいます。以前、ジュンテンドー横でコイン洗車できるので、そこで自転車を洗っていましたが、「2輪車はご遠慮ください」(バイクのことか)と表示されてからは使っていません。どこかで高圧洗車するなら、自転車の回転部分にあるベアリング内に高圧水を当てて必要な潤滑油=グリスを流してしまったり、水が入ってはいけないシールドされている部分に高圧水を当てないようにします。

タイヤの空気圧に気を付けます。乗っていて「タイヤが柔らかい」と感じる前に、定期的に空気は入れましょう。パンクを防ぐためでもありますが、空気圧が低いとカーブを曲がるときにタイヤがリムから外れて転倒、ということもあります。タイヤのサイドに指定の空気圧が表示されていて、ポンプは空気圧のメーターがついているものを使って指定の範囲まで空気を入れます。メーター付きのポンプは自転車専門店でなくてもホームセンターにも置いてあります。このときタイヤのサイドのゴム表面に注意して、ひび割れがあれば、即交換です。冬の寒い朝に、もしかすると前日の雨が路面で凍結しているかもしれない、という時などは、故意にタイヤの空気圧を低くします。一旦、空気を抜いて、ポンプで入れ直し、指定空気圧の範囲の低いところでやめます。

ホイールのリムを挟む、押し当てるブレーキのブレーキシュー・ブレーキパッドは雨の後など急激にすり減っていたりします。グレードの低いブレーキでなければ、車のタイヤのすり減りの目印と同じように目印があるので、交換します。

どんなに安い自転車を使っていてもコストをかけた方がいい、高級品を使った方がいいと私が思うのはチェーンのオイルです。一般工作用の汎用潤滑油を自転車のチェーンに使ってしまうと、粘度の低いものであればすぐに潤滑性能がなくなるくせに汚れは付着してしまう、粘度の高いものであれば泥、ごみ、糸状のもの、髪の毛などをチェーンが絡めとってしまい、ギア類もドロドロに汚れがこびりついて清掃には大変なことになります。値段は高いのですが自転車のチェーン専用の高級品なら、長持ちして、汚れを呼び込まないのでチェーンの掃除・チェックがすごく楽です。たぶん、ホームセンターでは売ってません。こればかりは市内にいくつかあるの自転車専門店かネットで買います。

夏と冬の間の気温がグッと変化する時期、多段変速機のある自転車では、後ろの変速機を駆動するワイヤーの調整が必要になるかもしれません。気温が大幅に変化する時期、変速がスムーズにいかなくなることがあります。後ろ用のステンレスワイヤーは長いので気温の変化で伸び縮みするのが原因ではないかと疑っています。

○パンク

さて、自転車の故障でいちばん多いのが、タイヤのパンクでしょう。

通学途中にパンクしたらどうする?

以下の条件が揃えば、生徒自身でパンクに対応できます~

1.直す時間がある 2.自転車の車体が軽い 3.ホイール(車輪)の固定がクイックレリーズ式 4.スペアのタイヤチューブと空気入れを携行している 5.直す練習をしている

~などが、最低条件で、これらが揃わなければできません。できれなければ、自転車を押して移動、自転車を放置して別の手段で移動、下校時であれば、電話して迎えに来てもらう、自転車店まで押して移動して修理、強引にタイヤの潰れたまま乗車してしまう、ぐらいでしょう。あるいは、学校紹介の保険に入らず、例えば「au自転車向けほけん」に入っていたりすれば、付帯サービスとして自転車ロードサービス(JAFの自転車バージョン)があるので、サービスカーを待つ余裕があれば、希望の場所まで自転車を載せて搬送してもらえます。ですが、遅刻したり、家に連絡がつかなかったり、班活動で下校が遅くてもう自転車店は閉まっている、などの困難が予想されます。パンクした時点で、その場で対処できれば学校か家までは普通に移動できるので、これらの困難はクリアできます。自転車競技の練習をする人が長距離を走りに行くときは、スペアタイヤを携行しています。例えば、私が以前練習していたロングライドのコースで、府中を出発して畑賀から志和に向かって、瀬野川カンツリーの間を登って越えて、瀬野の北から山陽道の奥屋パーキング付近をくぐるあたりまで、3つめの峠を越えていこうとしている下りでパンクすれば、対処できなければ人家もない車も通らない、JAFには加盟しているので呼ぼうと思っても携帯の電波が届いていない、山の中で立ち往生するしかないわけです。自転車用のシューズは底に金具が付いていて歩けるものではありません。したがって、少なくともスペアタイヤを1本は持っていてタイヤ交換して移動する手段は確保しておくわけです。

クイックレリーズ

実際の手順としては、まず、パンク修理する時間があるか時間を確認します。先の項目で「朝の登校時は15分の余裕もつ」と述べたのは、これを意図してのことです。慣れれば、10分ぐらいで直せるからです。保護者に電話してパンクを直すことを伝えておきます。保護者は念のため「パンクしたのでギリギリか少し遅れるかもしれない」と担任に報告しておきます。敢えて「本人が途中でパンク修理してから学校に向かいます」などと詳細を伝えず「もしかしたら少し遅れるかもしれない」というニュアンスに留めておきます。なんらかの都合で修理がうまくいかなかった場合でも、連絡しておくことで生徒本人の気持ちに余裕が持てるし、少しぐらいの遅れは大目に見てもらえるかもしれないところを、担任が実情を完全掌握してしまうと、生徒個人のパンク修理の力量の判定に持ち込まれ、まァまァのところで済まされずに遅刻の判定をされかねません。連絡の後は、現場近くの公園を頭の中で探します。公園が遠ければ、自販機を探します。修理の際、チェーンやタイヤをさわって相当汚れるので、公園の水道か自販機で買う水で最後に手を洗うためと、他の通行人の邪魔にならないためです。荷物を降ろして、スペアチューブ、工具、ポンプに不都合がないか改めます。自転車をベンチなどに立て掛けます。ハンドルの上部に付属品を付けてなければ、コンクリートやアスファルトの泥、土の汚れが付かない場所で自転車を逆さまにしてもよいかもしれません。もし、車体がグレードの低い鉄の塊のような重たい自転車だとすれば、低学年の生徒どころか、壮年の大人でも自転車を逆さにすることは容易ではありません。小柄な中学低学年でも生徒自身がパンクを直すなら、アルミフレームのマウンテンバイクあたりなら可能です。自転車屋さんでやってもらうチューブにゴムパッチを当てて糊付けする修理ではなく、チューブを丸ごと交換します。そのためにはホイール(車輪)が丸ごと外せるクイックレリーズのものでないとできません。ここからは、以下に紹介する動画の通りですが、後輪はチェーンの扱いがわかりにくいので外すことと戻すことの練習と慣れが必要です。チューブを入れ替えてホイールを付けたら“ブレーキ解放”を戻して手でタイヤを回して回転を確かめ、ついでにブレーキの効きを確認します。〈5.変更〉

基本的には、この動画を参考にして下さい。
https://bit.ly/2Becm3u
https://bit.ly/2Oz007U

この動画の補足:エアーボンベ=炭酸ガスボンベを使うと一瞬で空気が入るのでハンドポンプを使って空気を入れるより時間を稼ぐことができます。が、焦って失敗すると他に空気を入れる手段がなくなるので、慣れと要領が必要です。ハンドポンプとボンベと両方携帯できるとベストです。携帯ハンドポンプは小さいのに楽に空気が入る優れものが手に入ります。タイヤに空気を入れるハンドポンプはスペアタイヤのバルブが仏式のものが多いので自然普段使いのタイヤのチューブは仏式のバルブのものにします。パンクしている元のチューブは持って帰って、時間のある時に、こちらは普通にゴムパッチを当てて直しておいて今度はこちらをスペア用にします。ホームセンターにある普通のパンク修理セットで対応できます。

私の場合、本来水のボトルをセットするボトルケージに、ボトル型の小物入れの中に、スペアタイヤと工具とハンドポンプを入れて携行しています。

ボトルケージへ設置

ニップル回し(丸いリングのようなもの)も入れているのは、もし、スポークが1本ほど折れても(切れても)ニップルを回してスポークの張りを調整すれば車輪がまっすぐになり、ゆっくりでもとりあえず移動ができるからです。

小道具用ボトル

この動画はポイントをほぼもらさず紹介しているので、この動画を紹介します。
https://bit.ly/2MhTyWb

慣れればこれぐらいササッとできます。
https://bit.ly/2vK7TAf


○補足的に

  • 「キープレフト」=これも英語での表現ですが、一般的な「左側通行」という漢字表現より私の抱くイメージにしっくりきます。自転車で道路を走る際に重要なキーワードだと思っています。2方向から来た自転車が一つのコーナーで交差しようとする際、左側の自転車が右側通行していたら、自転車どうしの距離が詰まって、衝突しやすくなります。「路側帯」「車道外側線」といった用語を調べて勉強しておきましょう。〈2.変更〉

  • 意外と曲者なのが、タイルが貼ってある歩道です。雨の日にタイヤが非常に滑りやすいです。学校近く、御幸橋がそうです。学校からの帰りにもし、紙屋町、八丁堀に立ち寄るなら、歩道はアスファルトでなくタイルなので、雨天時には注意が必要です。私は雨天時に福屋の前で、低速で走っているのにおもいっきりコケたことがあります。貨物搬入口は歩道が車道にむかってスロープしているからです。

  • 「段差を越える時は、浅い角度でなく、深い角度で越える」という表現、修道生ならこの字面からわかるはずです。段差に浅くクロスして進行、段差を乗り越えようとすると前輪をとられて体だけ側方へ投げ出されてしまい、転倒します。これは、点字ブロックの溝に前輪がはまってしまった時にも起こる転倒の仕方です。〈2.変更〉

  • マンホールやグレーチングの上はできるだけ通過しない、特にカーブを曲がっている時、雨で路面がぬれている時はブレーキを掛けたりするとスリップしやすく転倒します。

八丁堀 福屋前
  • 南小付近のグレーチング

南小付近のグレーチング

重量の重い電動アシスト車はなおさらで、電動アシスト車のこのタイプの転倒シーンを見かけることがあります。この写真のグレーチングで電動アシスト車で走っていた2人の女子高校生が私の前で同時に転倒しました。

  • ライトの電池がきれたら、コンビニで電池を買えばいいのですが、ライトを丸ごと家に忘れた、ライトが盗難に遭った、ダイナモ式のライトが点灯しない、などのトラブルに見舞われたら、コンビニで一番安い普通の手持ちの照明と文具のところにあるいちばん安いテープを買って、ライトをハンドルにテープでぐるぐる巻きにして付けましょう。少々の出費でも無灯火で走行して事故に遭ったり、違反で捕まったりするよりはましです。一旦家に帰れば、そのライトは他の用途での使い道があります。

  • 特に現在は他者に損害を与えた場合を想定した保険に加入することが、強く勧められています。入学してすぐに案内がありますが、1年生は3年継続のを選ぶと安く加入できるのが学校から紹介されます。2年生以降でも単年度で加入できるものが案内されるので是非加入しましょう。先に書きましたが、付帯サービスとして自転車ロードサービスがある専用の「au自転車向けほけん」もあります。自転車通勤している私自身は、セブン‐イレブンのマルチコピー機で簡単に手続きでき、年に4千円程度の費用で賠償責任が生じた際、最高3億円まで支払われるものに加入・継続しています。

  • 自転車が盗難に遭う経験をするかもしれません。基本はダブルロックすることといわれています。とくに根拠はないのですが、ロックの仕方以外に、盗られやすい自転車と、盗られにくい自転車があるのではないかと思っています。前者は、整備やカスタマイズ、乗る人のフィッティングのされていない、使い捨てに近い自転車で、サドルの高さひとつをとってもしっかりとフィッティング、カスタマイズされた自転車は跨いですぐに走り出せないような近寄りがたいオーラがあるのではないでしょうか。学校から配布の【自転車通学について】には「警察に届け出をするとともに、生徒部にも盗難届を提出すること。」とあります。

  • ベルを装着することが、法令で義務付けられています。しかし、私はベルを1度も鳴らしたことがありません。修道の制服を着ている以上、歩道を走行中、ベルを鳴らして歩行者を退かすのは「なんだかちょっと...」配慮が足りない、デリカシーがないような気がします。〈2.変更〉

  • たいていの生徒は小さい頃から自転車に乗っていて、自転車に乗る練習などは必要ないと思います。しかし、例えば、自転車を少しグレードの高いものに買い替えた時などに練習してみた方がいいのが、走行中に思いきりブレーキを掛けることを想定した「フルブレーキ」の練習です。広い、他者のいない場所を選んで、転ぶことを前提に、ヘルメット、手袋、長袖着用など、体をしっかり保護して行います。遅いスピードから慣れるにしたがって、少しづつ走行スピードを上げていきます。ブレーキの引きを調整してタイヤがロック(ずるずると滑る)しない限界と制動距離を知ります。フィッティングがしっかりしていれば、腕はハンドルを突っ張る、足ではペダルを突っ張るような格好でサドルからはお尻を外して腰を後方へ引きます(ロード・МTBバイク競技者のフルブレーキではサドル後端が臍の前にくるような姿勢までもっていきます)。前ブレーキを強く、後ろブレーキはタイヤのロックに気を付けてブレーキレバーの引き具合を調整します。グレードの高い自転車なら車体の重量が軽く、重心が高くなっているので、前にひっくり返る、ジャックナイフ現象にならないよう注意します。あくまでも、低速から徐々に慣れていくことが必要です。グレードの低い自転車でブレーキその他の部品のセッティングが悪いと、これで壊れる可能性もあります。フルブレーキの限界を体得しておくと、実際に走る時、状況に応じて出せるスピード、出してもよい適正なスピードがわかります。また、広い場所でやってみるとよいのがペットボトルなどを2つ置いて連続して8の字に廻ると、サドル高さ、ハンドルの位置などのフィッティングの適正かがわかります。2つの目印の間は慣れるほどに間隔を小さくしていきます。ハンドルを切るのではなく少し怖くても車体をバンク(傾斜)させるようにします。スムーズに8の字を描けなければ、あるいはいくらやっても乗り心地が悪い、不安定で怖いようであればフィッティング、セッティングが合っていないか、サイズなど自転車自体が体のサイズに合っていない、体重に対して車体の剛性が足りないかもしれません。

  • 一方通行が設定してある道路の盲点が、時間設定してある場合です。怖い経験をしたのが、「7:00から0:00」までという条件付きの一方通行路で朝早く、ちょうど7時ぐらいに走っていたら、猛スピードで走ってくる車と危ういところですれ違いました。ドライバーが両方向とも通行できる時間内にここを抜けてしまおうとしたわけです。

  • 他者とぶつかった場合、相手が車・バイクなら法的な義務なので適切な処置をしてくれるはずで、生徒は保護者に連絡したら、保護者と相手とで話をしてもらうなどして「はい」と「いいえ」ぐらいの返事以外は積極的に自ら対処しないほうがいいかもしれません。自分が悪いと思っていても「すみません」も言わない方が無難です(このへんは「社会勉強」です)。相手が何も対処しようとしない、相手の対処が何かおかしいと感じたら「とりあえず名刺をもらえますか?」と言ってみる、車のナンバーを覚えるなどとともに、近くにいる人に少し待ってもらえるか頼んでみるか、電話番号を教えてもらうような自分を守る方策をとってみます。警察は当事者ではなく第3者の証言を重要視します。相手が自転車なら、相手がサラリーマンとかなら、怪我の具合を確かめるとともに、やっぱりやっぱり名刺をもらったりして連絡先を交換しておくのがいいかもしれません。私の場合、ぼぉ~として緩い下り坂を下ってきた主婦ぐらいの人が、停止している私の自転車に突っ込んできて、走り始めると変速がうまくいかず、ショップに自転車を持ち込むと、パーツを外して専用の工具でフレームの曲がった部分を修正する事態になりました。また、雨の日に交差点で信号待ちしていると、信号をぎりぎりで渡ってきた片手で傘をさして自転車に乗っている男の人が歩行者を避けようとして避けきれず、止まることもできなくて、私の自転車に突っ込んできました。どちらも自転車の修理が大変な出費になり、連絡先を訊いておけばよかったと後から後悔した事案でした。相手が、歩行者で例えば小さい子供などであれば、相手の怪我などを確かめた後、自宅・保護者に連絡して相手先保護者に電話・報告してもらったり、110でなくても、東署か、南署の窓口、それぞれ258-0110か255-0110に電話して状況を伝えて応対・指示してもらっていれば、現場検証にならなくても、記録は残るはずなので、後々何か問題が起こったとしても、自分の立場を守ることにもなるし、学校や保険会社としても動きやすいはずです。学校配布の【自転車通学について】では以下のように【諸注意】として指示されています。

  • 万一、事故の加害者となったときは、自分の名前などを告げ、けが人の手当て・警察への通報・学校への連絡など、責任ある行動をとること。また、必ず生徒部へ「交通事故報告書」を提出すること。

  • 万一、事故の被害者となったときは、相手の名前や電話番号などを聞いたり、車のナンバーを覚えるなどして、相手が分かるようにしておくこと。また、必ず生徒部へ「交通事故報告書」を提出すること。


さて、ここで幾何の問題を。
〈2.追加、〉
自転車競技、ロードレースを走っていて、辛いのは、坂道よりも向かい風です。坂道は峠を越えれば終わるのに、向かい風はUターンしない限り終わりません。だから辛く苦しいです。自転車が進むときの、体以外の自転車のみとしての空気抵抗が一番大きいのは、どこでしょう?
これは、転がっている車輪の上の部分です。転がっている車輪の中心部分より外周に近くなるほど進行方向に対して、地面のある一点との相対的な速度は速いです。ホイールの中心は自転車本体と同じ進み方なのに対して、ホイールの外周部分の上側は自転車本体を追い越して進んでいます。
タイヤの横のある1点に光るマークを付けて、暗闇を想定して自転車が進んでいるとき、自転車を横から見て、その光るマークはどのような軌跡を残すでしょうか?
イメージできますか?
「円が回転するときの円周上の定点の軌跡」を「サイクロイド曲線」といいます。この1点の空間との相対速度が一番速いのが円の一番上、一番遅いのが、地面と接している一番下。
なので、競技自転車のホイールは外周部分ができるだけ空気抵抗を受けないよう、空気を切り裂くよう作ってあります。ディープリム、扁平スポーク、ディスクホイール、バトンホイールなどがそれで、実際にこれらのホイールで走ってみると歴然とした差があります。
ロードバイクやトラック種目の自転車競技をする選手は、練習の時は比較的丈夫な普通のホイールを使い、レースに参加するときは「決戦ホイール」に履き替えます。この写真は、トライアスロンの大会に出場するときのバイクで、チタンフレーム、前輪は24本扁平スポークのストレート組み(←ホイールの部品としてのスポーク自体が短いぶん重量減にできる、がやや剛性は低い、普通多いのはタンジェント組み=スポークを交差させて丈夫に組んである)アルミ・ディープリム、後輪は東レ・カーボンファイバーのバトンホイールで、走っているとヘリコプターのローターのような「シュン、シュン...」という風切音がします。普段の練習用ホイールは36本ノーマルスポーク。

決戦ホイールを履かせたチタンフレームロードバイク

「サイクロイド曲線」は数学Ⅲで出てきます。〈、2.追加〉


今では市内中で見かける、赤い電動アシスト自転車「ぴーすくる」を利用したことある人、いるでしょうか?〈2.追加、〉

ぴ~すくる

現在ではあっちこっちにポートが設置されています。
使うシチュエーションとして、自分の自転車が急に壊れたり、トラブルで乗られなくなったりした場合の代替利用とか、「最近、あまり歩いてないな...」というとき、歩きやすいシューズで荷物が多くなければ、夜、バスが終わってしまった時とかに利用できるでしょう。
帰りに使うとなると、府中にはまだ、ソレイユの前か府中町役場の前にしか、返却ポートがないので、自宅まではソレイユ、役場からは歩くことが前提になります。料金がかかってもよければ、自宅まで乗ることもできます。翌日市内のどこかのポートに返せばいいのですが、ポートに返却するまでの時間はすべて料金に課金されます。

ただし、支払い方法が、クレジットカード払い、もしくはd払い(dアカウントをお持ちの場合)のみ登録可能なので、生徒の諸君にとってはそこがちょっと問題です。

「1日バスポート」で乗ることもできます。スマホがない場合、修道から一番近い「1日バスポート」の販売窓口は、中消防署裏の、ゲストハウスありがとう / Guest House ARIGATO(大手町5-20-17)になります。スマホがあれば、セブン‐イレブン店頭にある「マルチコピー機」か、ファミリーマート店内設置のFamilyMart マルチコピー機で手続きします。ただし、「1日バスポート」の利用は「なお、ご利用当日の23時59分までに必ずご利用エリア内のサイクルポートへご返却をお願いいたします。」という説明が載せてあり、日付を跨いで使えないようです。〈、2.追加〉

広電が運営し始めた、デジタルチケット「MOBIRY」でも1日パスが購入できますが、これも支払いがクレジットカードなので、使うのには難点があります。
https://www.mobiry.jp/ticket/area_hiroshima/cycle/
〈3.追加〉


◆通学コース

通学経路の選択のポイントは、
「JR山陽線、猿猴川、2号線、の3つをどこで渡るか?」
だと思います。〈2.変更〉
向洋駅より南方面の生徒は向洋駅周辺から仁保橋から2号線への経路でしょうか。〈2.変更〉

JR山陽線を渡るところは、東から、青崎第10踏切、鹿籠踏切、千代地下道、茂陰トンネル、茂陰ポンプ場ガード、広島高速2号線下、天神川駅横ガード下、尾長地下道(千代地下道、天神川駅と尾長地下道の間にある、府中モータースから中国電機製造工場へのトンネルはNG=自転車では危なすぎて通ってはいけないトンネル、マツダスタジアムを過ぎて広島駅に近い愛宕踏切は殆ど使わないと思います)。〈2.変更〉

猿猴川を渡る橋は、東から、東大橋、平和橋、大正橋、と絞られます。〈2.変更〉

2号線を渡る場所は、東から、仁保、出汐町、平野橋東、南竹屋町、の各交差点でしょうか。

上級生になるほど道筋を要領良く自由に選べるようになり、登校時は、信号のタイミングによって、南下しながらも西へ西へと渡るポイントをずらしてより学校へ近い方へ距離を稼いでいけるようになるのだと思います。

下校時はある程度、時間に余裕があるので、その時の気分で自由にコースを辿って帰宅する生徒もあるでしょう。

○2018年8月12日、実際に自転車で走りながら、いくつかの通学経路を撮影してみたので、危険予知(KY)のポイントなどを解説してみたいと思います。
2023年7月補足〈2.追加〉

登校時の風景を▽、下校時の風景を▲の印で表現しています。

地図上で写真と注意点を見るならこちら:http://bit.ly/2N0erBu

▽千代地下道.
青崎、桃山、柳ヶ丘、鹿籠、あたりの南小学校区の生徒がここを使うかどうか?自転車は降りて押して...、電動アシスト自転車だと、重くて押して昇り降りできないと思われる。〈2.追加〉

▲千代地下道.
大州街道から新大州橋バス停付近から、シンコータービンの工場の間を入っていく。(株)シンコーは実はスゴい会社で、全世界にタービンやポンプを輸出している。高速回転する大型で重量の構造物を作ることは、実は高度な技術が必要。(例えば「長崎造船所タービンローター破裂事故」が有名)理系で地元企業を目指す生徒はこの会社に目を付けていてもいいかもしれない。運が良ければ、工場から工場へ、工場への搬入・搬出している大型トレーラーと巨大なタービンが見られるかもしれない。〈2.追加〉

▽茂陰トンネル.
長い下り坂、ほっといてもスピードが出る。スピードを抑えること。画面のとおり路面にも注意が書いてある。

▽広島高速2号線下.
天神川駅北、矢賀新町5丁目東の大きな交差点で西行きの信号にひっかかった場合、三甲焼き肉店の前から、こちらへ南進してもいいかもしれない。交差点を渡ってしまって、天神川駅横ガード下へ進む場合、朝、歩行者がすごく多いのでできれば、こちらを通ったほうがいいかもしれない。ただし、大州街道にでて、新大州橋西詰の交差点は、朝晩の車の交通量が多いので注意。マツダに通勤するマツダ体育館駐車場への出入りする車が多い。〈2.追加〉

▲広島高速2号線下.


▽天神川駅横ガード.
自転車で車道をくぐってもよさそうに見えるが、くぐった後の右折のシーンで周囲の車がどんなトラフィックを催しているかわかりにくい、予測しにくい。歩道を通行するなら、朝の歩行者が多い状況の中を、慎重に改札口前の横断歩道を渡って、歩道のトンネルを抜け、くぐった後の横断歩道を渡りながらの右折で左からの車に注意が必要。朝は歩行者が多いので、新しいマンション建設中(2023年7月)、元UCCの前の右折完了するまでは、徐行徹底する。〈2.変更〉

▽新幹線高架下南側を天神川駅北から西方向に見る.
天神川駅脇を通らなければ、尾長地下道へ向かってここを通る。西行きの直線でありながら交差点が多いので、スピードは出せない。一時停止が連続する。右側が新幹線高架の脚柱がブラインドになるのに注意してキープレフトして走行する。

▽新幹線高架下北側を天神川駅北から西方向に見る.
西行すると「自転車を除く」一方通行で、車とすれ違ったとしても左を通行可能だけど落とし穴がある。

▽新幹線高架下北側を西方向に見る.
東行する車はこの交差点を一時停止するが、左側が植え込みと脚柱でブラインドになっているにもかかわらず、西行する自転車には一時停止の指示がない。典型的な落とし穴のパターン。「自転車を除く」の一方通行の逆走には落とし穴があることを頭に入れておく。夏の日差しを避けられることぐらいしか新幹線高架下北側を西に走る利点はない。

▽府中大橋西詰から新幹線高架下を南に見る.
短い距離ながら、一方通行で「自転車を除く」はないので、ここを自転車で北進できない。要注意のひっかけ問題。

▽府中大橋西詰から西を見る.
この横断歩道を南に渡る信号のタイミングが合わなければ、右に見える歩道を西進する。広島高速の下あたりまで、緩く下っていて、これだけでもスピードが出やすい。バス停でバスを待っている人が多く、スピードは控える。広島高速の高架下の交差点は、西行きにしても南に渡るにしても、右左折車がどういう動きをするかわからないので、徐行して注意する。


▲大川沿い新幹線高架下から府中大橋西詰を見る.
右に見える進入禁止の標識には「自転車を除く」はないので、短いながらもここを自転車で橋の西詰の交差点まで北進できない。要注意のひっかけ問題的。1本西の路地ならあけぼの通りまで北進できる。

▲茂陰ポンプ場ガードを南から見る.
左に見えるガードは自転車でくぐらない。クランクして見通せない上に、狭くなっている悪路ということが車を運転してみればわかる。画面中央やや右のカーブミラー下に、自転車と歩行者を誘導する表示があるとおり、北へJR線をくぐるには、後方から来る車に注意してここで右側に道路を渡る。

▽茂陰ポンプ場ガードを北から見る.
画面右のガード下には自転車でうっかり進まないこと。クランクして見通せない上に、狭くなっている悪路ということが車を運転しみればわかる。南へJR線をくぐるには、左に入って自転車と歩行者専用の通路を通る。

▽ソレイユ正面から尾長地下道に進むために新幹線高架下を南下する.

南進する自らには一時停止の指示はないが、左から西に向かう一時停止を守らないで交差点に進入してくる車、自転車が見えない、典型的な最も危ないブラインドコーナー。右手にあまりにも遠い脇にカーブミラーがあるが、気付きにくくてもこのカーブミラーを見られるような注意力が必要。一時停止を守らない車のドライバーは意外に多い。自転車はなおさらで、ここを相手の自転車が右側通行して一時停止を無視されたら衝突を避けることはできない。相手が一時停止を守らないことを前提にして、カーブミラーに注意しながら徐行する。自分は正しく行動しているという正義感だけでは、不誠実な人種の横暴から自分と自分の家族を守れない。

▽ソレイユ正面から尾長地下道に進むために新幹線高架下を南下する.

当然一時停止を遵守。右折するにしても連続するマンホールの蓋の上で滑らないように注意する。

▲新幹線高架下からソレイユ正面を見る.

両側とも高架下の脚柱がブラインドコーナーを作っている。高架北沿いは「自転車を除く」一方通行なので、自分がもしここで右側通行していれば右から西進する自転車とぶつかってしまう。


▽府中モータース南、トンネル入口.

JR線をくぐるここ、府中モータースから南方向、中国電機製造工場へのトンネルは悪い要素満載で「このトンネルは自転車では絶対に通らない!」。ここを車で運転して通過してみれば、もし、歩行者や自転車がいたら、かわすのにすごくストレスを感じ、緊張を強いられる。全国各地にあるこういう場所で、暗い、狭いといった悪条件に反応せずに、通常の路と同じように運転する車のドライバーが存在しているから、ある割合で事故が起きる。


▽府中モータース南、トンネル入口.

尾長地下道に向かうには車道を左に渡らず、右の歩道を通行すること。朝、ここは両方向とも車の通行量が多く、車道を渡るタイミングがとりにくい。左に渡ったとしても、道幅が狭いので、車にとってここで自転車を追い越すのは大きなストレスとなる。

▲尾長地下道を抜けてあけぼの通りの芸備線ガードくぐり近くに突き当たる.右折できるが、一方通行を右から来る車が多いのでカーブミラーを見て注意する。

▲尾長地下道を抜けてあけぼの通りに突き当たって右折.
ソレイユ方向へ進むにしても、画像の自転車のように右側通行しないこと。左下が落ち込んでいてやや怖いがキープレフト。それがストレスに感じるなら、芸備線沿いにまわってあけぼの通りの上を北へ渡る。

▽尾長地下道に向かうために芸備線近くであけぼの通り上を渡る.
「自転車を除く」一方通行。以前はここは「自転車を除く」がなかったため、自転車は進入できなかった。左が落ち込んでいて車とすれ違う時怖いがキープレフト。イヤならここに進入せず他のルートを選択する。

▽あけぼの通りから尾長地下道へ向かう.
六叉路といってもいい変則交差点。すべてに注意しながら徐行が必要。

▽尾長地下道入口
スロープを下って入るが、必ずブレーキでスピードを落とす。すぐに狭いところを左折しないといけない。

▽尾長地下道出口.
この上りスロープでとにかく狭くなる。斜めすぎてカーブミラーが見えづらいが、勢いをつけて下ってくる自転車が多く、たいていキープレフトせずに外側にふくらんで走り下りてくる。いつでも止まるつもりでスロープを上がる。また、ぶつかられてしまうと判断したら、足をついて身構えておく。自転車の前の方でうまく受け止める。体を痛めたら痛いが自転車は壊れたら修理すればよい。自分は停止して回避行動をとっているのに相手がコントロール不能に陥ってぶつかってくれば、修理代は相手持ち。

▲尾長地下道入口.
「車両通行止め」ということは、バイクも通れないから、もしここをバイクが通っていたらほぼ無免許運転かもしれない。防犯カメラがあるのでナンバーから足が付くだろう。本来自転車も通行できないが「自転車を除く」なので通れるが、この下りスロープが狭くすれ違う自転車や歩行者とぶつかりやすい。絶対にキープレフト&徐行。ここを通るのがイヤなら右の天神川駅方面へJR線沿いに東進する。

▽尾長地下道を出てスタジアム方向へ向かう.
ブラインドコーナー。中学生低学年には右上のカーブミラーが高すぎて見づらいはず。左右どちらに進むにしても、徐行が必要。

▲スタジアム・大州通りから尾長地下道へ.
右手、天神川駅方面からタクシーなど西進してくる。意外に車の交通量が多い。右上方のカーブミラーを見る。

▽大州通りを渡って、猿猴川沿いへ.
JR線を茂陰トンネル、茂陰ポンプ場ガード、天神川駅横ガードでくぐった生徒は信号のタイミングによっては大州通りを渡って、猿猴川沿いのコースをとるかもしれない。短く上るのだけど、一時停止があり、上り発進しないといけない。手前で変速機のギアを軽くしておいて登る。勢いをつけて登りきる要領で、一時停止を無視してはならない。

▽JSS大州スイミング前から西を大州通りをみる.
千代地下道、茂陰トンネル、茂陰ポンプ場ガード、広島高速2号線下、天神川駅横ガード、をくぐった生徒は、大州通りを西進するはず。信号のタイミングによっては通りの北側歩道走行するが、ここの歩道は狭いので、青信号を待って通りを南に渡ってしまった方がよい。渡った後、選択肢が3つあって、このまま大州通りを、車道を西進するか、歩道を西進するか、猿猴川沿いまで南寄りのコースを西進するか、悩むところ。このあたりから平和橋までの地域全体が自転車で走りにくい雰囲気をもっている。(歩道も、車道も狭い)〈2.変更〉

▽JSS大州スイミングあたりから、猿猴川沿いのコースへきて西進.
最近まで、分かれ道の左は東大橋が工事中のため現在行き止まりだったが、東大橋が竣工したため、現在は通れるが、その先で別の工事が継続しているため経路の選択に注意する。自転車が走りやすいようでも、この道は、マツダの社員駐車場に直結しているため、時間によっては車が多い。朝でも夜勤が終わったマツダ社員の車が通行する。単独で走る車がスピードを出しやすく、自転車のお年寄りが煽られて川に落下して亡くなった事故があり、マツダ社員には厳重に速度を守るように通達が下っている。〈2.変更〉

▽工事中の東大橋(2018).
この工事ずいぶん長期間にわたっていたが、完成して段原へ楽に渡れる。フェンスのすぐ向こうに仮の歩道橋があるがここから引き返して超大回りする必要があった。〈2.変更〉

▽東大橋北詰.
東大橋を北へ渡った車が右折(東へ曲がる)する際、北から橋へ向かう直進車の間を素早く抜けようとして、急加速するかもしれない。(橋からこっちへ来る車が、画面の右から左へ)
東大橋を渡った場合、スタバの前の南詰交差点で、西へ進むよりも南進するのがいいかもしれない。南西へ道なりに上東雲交差点まで進んだら、一旦左へ、そして古川内科医院の脇へ入る。すると、段原交番方面へほぼ直線で行ける。〈2.追加、〉

▲東大橋南詰.
地図を俯瞰していると、下校時のイメージとして、2号線を出汐町の交差点で渡って、尾長地下道または天神川駅方面を目指すなら、段原交番手前(南)で比治山通りから、右へ(北東)入って、東大橋を渡る、という経路が浮かんでくる。そのあと、大州通りをタイミング良く北へ渡ることができれば、尾長地下道までまっすぐ行ける。〈2.追加〉
段原の様子が、昭和とはぜんぜん違うので、令和ならではの通学経路。昭和の頃はこんな道はまったくなかった。〈2.追加〉

▽大州通りの西進の混雑が避けられる路.
比較的自転車で走りやすいが、平和橋に近づくにつれて狭くなる。

▲東大橋の仮歩道橋(2018).
現在は使われてない。(2023 取り壊し準備中?)東大橋が完成する前、以前は北へ渡った後、回り道しないといけなかった。〈2.変更〉

▽東大橋の仮歩道橋(2018).
現在は使われてない。(2023 取り壊し準備中?)段原へ渡るとスタバがある。昔は、ここを渡った後の川沿いの道が西東方向とも、自転車では走りにくかったが現在は歩道が広くなっている。〈2.変更〉

▲東大橋仮歩道橋北端にあった工事中の看板(2018).
下校時、広大病院以東、段原東部のどこかに用事があったなら東大橋を渡ることになるが、通常は平和橋を渡ってしまうはず。

▽平和橋北詰の東側猿猴川沿い.

猿猴川沿いを平和橋北詰まで進むと車が何台も信号待ちしている。橋の近くで道路の幅が狭くなっており、車はガードレールいっぱいまで左によっていて、左をすり抜けることができないため、西に平和橋まで進もうとする自転車はこの道路の右側(北側)路側帯を通行してしまうが、道路交通法違反行為。平和橋を北に渡ってきた車が北詰の信号を東へ右折してこの道に入ってくる時に、ここを右側通行する自転車は、ドライバーにとってものすごくストレスになる。この場所の写真を撮ろうとしていたわずか5分ほどの間に3台の自転車が右側通行。
今一度、「路側帯」について、法令の観点から調べて、確認しておくこと。〈2.削除〉

▽平和橋南詰、東側歩道南向き.

アーチ状太鼓橋。ファミリーマートへ渡る信号が青だからといって、頂点からの下りでスピードを出して勢いで渡ってはいけない。段原方面から西進する自転車などが多い。

▽平和橋南詰、東側歩道南向き.
ファミリーマート側へ渡ってから南への緩い下りで意外にスピードが出るが、あくまでも歩道なのですぐに停止できるスピードで走行する。併進しながらも、スピードを出している高校生が多いが、修道生はそういうことがないように。ここは、危険予知の能力が問われるところ。

▲平和橋南詰、西側歩道北向き.
ここを渡って橋の北詰の信号が青でそのまま、スタジアムの方へ進める確率がものすごく低いので、わざとでもゆっくり走る。橋の中央で休憩して川の様子でも眺めて信号待ちしてもいいくらい。

▽平和橋北詰、西側歩道南向き.
この橋の歩道は板が敷いてある。冬期、水分を含んだ板が凍りやすい。挑戦せずに、自転車は降りて押して橋を渡る。自転車を降りて、手で触ってみたら、つるつるなので凍っているのがよくわかる。この看板にあるような注意どころではない。どうして板にしたのか全く設計の意図が理解できない。この撮影の日は何ヶ所か板の固定が外れていて自転車で走るとバタバタ音がしていた。
どうも、2018年から2019年の間に、木の板からプラスチック・樹脂に改修されている。ただし、プラスチックでも冬の早朝に気温が5℃以下、また、雨降り後なら、滑らないか、要注意。〈4.追加〉

▽平和橋南詰、西側歩道南向き.
東側と同様、交差点を渡ってから南への緩い下りで意外にスピードが出るが、あくまでも歩道なのですぐに停止できるスピードで走行する。このとおり、併進しながらも、スピードを出している高校生が多いが、再度、修道生はそういうことがないように。

▽段原山崎交差点.
南向きに渡る信号のタイミングによってはそのまま比治山トンネル方面へ右折してもよい。ただし、交差点付近の歩道では徐行する。

▽段原中央から南へ.
歩道は広いが、朝は皆実高の生徒が大量に自転車で走る。タイル張りが2号線まで続いて、雨天時は路面が滑りやすくなるので注意する。もしかしたらここで修道生と皆実の女子との間にロマンスが生まれるかもしれない。途中に自転車店のサイクルベースあさひと、2号線との交差点にカナガキがある。

▽段原山崎交差点から2号線へ向かう途中.
段原中央通りに合流する場所だけど、変則的な交差点。歩道へ上がる段差を越える時に、浅い角度だと前輪をとられて転倒する。車がどっちに行くのか徐行しながらよく観察する。ウィンカーを出していても、ドライバーが実際にどの通路に入ろうとしているのかわかりにくい。画面左の広大病院前へ進む皆実の生徒が多いが、その先でどう学校までたどり着くのか意図がよくわからない。広大病院前は歩道も車道も狭くて、自転車にとっては悪路。

▽段原中央通りを2号線まで近づく.
左へ行けば広大病院前。南方向への信号のタイミングによっては西へ段原中央通りを渡ってもよい。

▲2号線出汐町交差点.
カナガキ段原店。車どうしの大事故が多い交差点だが、自転車も充分気を付けよう。徐行して右左折車に巻き込まれないよう注意する。
夕方など、暗ければ光って目立つようにする。最近の実験では、明るい色の服なら目立つわけではなく、LEDなどで積極的に自ら光ることが必要といわれている。余計な話、私はこういう事故の多い交差点で信号待ちする時に、唾を路面に吐いたりしない;死者の霊が彷徨(さまよ)っているかもしれない。

▽進徳の東側を南に過ぎて最初の信号から右に見る.
ここからゆめタウン前まで行けば近いのはわかるが、難所と心得ること。ブラインドコーナーの連続。

▽皆実町4丁目、ゆめタウン方向を見る.
この交差点は左右がブラインドコーナーで、カーブミラーも両側ともない。自分方には一時停止はないが、毎回一時停止に近い徐行が必要。

▽皆実町4丁目の西端.
このブラインドコーナーを過ぎて、一方通行の皆実町中通り商店会を逆走する。

▽皆実町中通り商店会を西進.
ここも、思いきり左右ブラインドコーナー。自分方には一時停止はないが、毎回一時停止に近い徐行が必要。上のミラーも角度が合っているか疑わしい。この先で、やっとゆめタウン前の電車通りに出るが、朝の交通状況によっては距離を稼ぐ利点がほとんど無く、神経をすり減らして疲れるだけかもしれない。

▲御幸橋、南側歩道を西詰から見る.
雨天時、タイル張りでスリップに注意する。点字ブロックの溝に前輪をとられて転倒しないように。また、点字ブロックの上を浅い角度で斜行しないように。アーチ状なので頂点からの緩い下りではスピードに気を付ける。

▲御幸橋東詰、南側歩道を西進.
皆実町六丁目の電停までが緩い下り坂で、主婦の自転車など軽快にスピードを出して下っているがNG。随時混雑していて、見た目より歩道が狭いのでスピードを落としてほぼ徐行が必要となる。坂の途中、画面では右から通りに出てこようとする車が、宇品、郷土資料館方面から御幸橋まで北上しようとしていつも連なっている。

▲ゆめタウン&コーナン前交差点.
帰宅時、2号線方面へ北上しようとしてここを通る生徒は多いかもしれない。ゆめタウンでの買い物客や電車に乗ろうとする人などでいつも混雑気味で、網のフェンスであっても、角度によってはブラインドコーナーとなる落とし穴がある。交差点を南に渡ろうとして対向する自転車もこちらが見えていない。

▲皆実線沿いを北上してゆめタウン前を過ぎる.
ここから店舗などがあって、歩道が狭いので、車道に降りるかどうか迷うところ。急に車道に降りずに、右後方の車を確認してから。そのまま歩道を走るのならスピードを控える。

▲2号線、平野橋東交差点.
信号のタイミングによって、東に産業会館方面へ渡ってもいいし、電車通りに沿って北上するのもアリ。横断歩道を渡るときは、右左折する車に注意して徐行する。停止している車の陰からバイクが飛び出すかもしれない。車が待ってくれているからといって急がなくていい。

▲平野橋東詰、南側歩道.
南竹屋町交差点から2号線を東進して傾斜のやや急な平野橋のアーチを渡ってのここの下りもスピードに注意。

▽南竹屋町交差点を南へ.
登校時、信号のタイミングによっては、出汐町交差点から2号線をこの南竹屋町交差点まで西進するパターンも十分アリで、距離的にも遜色ない。南下してヒロデンボウル前を通過するこのコースは、朝、大量に修道生が自転車で走っている。他の生徒と並走しないこと。御幸橋西詰の交差点まで信号のタイミングが悪い。つまり、御幸橋西詰の交差点まで一気に青信号が連続しない。もしかしたら、高速で一気に駆け抜ける生徒がいるかもしれないが、真似をしないように。

▲マダムジョイ千田店.(2018)マックスバリュー(2023)

(2018年以前)登校時、自転車の故障があっても、学校に近ければ、なんとか学校までたどり着いて、帰りにここのカナガキに自転車の修理を頼んで、電車、バスで帰宅するというパターンもアリで、修理料金もだいだいのところを聞いておいて、翌日持参すればよい。広電系列のマダムジョイは近々にイオン系列のMaxvaluになるらしいのでカナガキが存続するかどうかと、閉店時間の変更に注意する。〈2.変更〉

▲2号線を平野橋から南区文化センター前に至る.
出汐町交差点まで、歩道の幅に余裕があるのでスピードを出せるかもしれないが、バス停でバスを待っている人に注意する。

▲鶴見橋東詰交差点.
帰宅時、2号線を平野橋東詰で北に渡る、あるいは、南竹屋町交差点で2号線を北に渡ってそのまま鶴見橋まで北上する時、ここの信号のタイミングで東進して比治山トンネルを通れば、大正橋を渡るコースよりは距離的にやや有利。昔(昭和)は比治山トンネルはなかったので、大正橋経由だった。

▲比治山トンネル内.
歩道の幅は十分で、明るくてライト点灯は不要。トンネルを東に抜ける下りでスピードを出し過ぎると、段原中央までの歩道は買い物客などで混雑しているのでトラブルになる。

▲大正橋南交差点.
ここは電車がカーブする交差点で、信号の意味に注意する。理由がよくわからないのだけど、朝、大正橋を北から渡る高校生がよくここで転倒する。大正橋の歩道は狭いが、車道も狭いので歩道を徐行することになる。

▲球場前交差点.
タクシーの運転手さんに言わせると、ここは車の事故が多いらしい。歩行者、自転車が車の右左折に巻き込まれやすいタイプの交差点にも思われる。慌てることなく徐行する。

▲スタジアム北側の道路.
球場前交差点から尾長地下道へスタジアムを西からまわるのもアリ。画面に見える左の歩道から車道に降りる時、しっかりと右後方を確認する。

▲スタジアム東を尾長地下道へ近づく.
パッと見、変則的なT字路で、ここを通るときに窮屈に感じる理由が、画面左の歩道から北方向への横断歩道が無いこと。尾長地下道へ行くには、交通規則的には、後ろから来る車に注意して、右に一旦横断歩道を渡って、歩道にあがり、(つづく)

▲スタジアム東を尾長地下道へ近づく.
(つづき)東向きにコーナーを右折してから、歩道が無くなるところで車道に出るという手順になる。コストコに出入りする車に注意する。

▲スタジアムから天神川駅へ東進(1).
帰宅時、尾長地下道を回避してJR線を南沿いに東進すると、トンネル出口まで来るが、ここは、画面左にあるスロープを使うのが正しい。このスロープは天神川駅からスタジアムへ野球観戦にいく人のためにできた。なぜなら、車の通行量の多いトンネルの出入り口前を横断するのが危険だから。このスロープができる前は、ここを画面右に進んでトンネルの出入り口前を横断して、コの字に曲がって天神川駅に向かう必要があって、非常に危なかった。スロープでは自転車を降りて押して越える。

▲スタジアムから天神川駅へ東進(2).
ごく短い区間だが一方通行。「自転車は除く」は無いから、トンネル北向きの入口の東脇を北方向へ通行できない。パズルのような道路標識の組み合わせになっているが、ここのトンネルの入り口前は東向きにも西向きにも自転車で渡ることはできない。修道生ならここの標識の合わせ技ぐらい理解できるはずだ。

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