ラブーンが壁に頭を打ちつける本当の理由⁉️
登場から時間が経ってもファンから愛されるクジラのラブーン。
双子岬の灯台で、レッドラインの壁に頭を打ち続けていたシーンは印象的でしたね。
ルフィのアイディアでその自傷行為を止めることができましたが、ラブーンはなぜ壁に頭を打ち付けていたのでしょうか。
この仮説では『どこかの時点からレッドラインができた根拠』も解説しています。
それではラブーンが頭を打ちつけていたその理由を考察したいと思います。
【 ラブーンの行き立ち 】
ラブーンは、ルフィ達がグランドラインの入り口にある双子岬で出会ったクジラです。
もともとはルンバー海賊団という海賊と共に旅をしていましたが、グランドラインは危険だという理由から、双子岬に住んでいるクロッカスという医師に50年以上前に預けられました。
しかし、月日が経ってもルンバー海賊団は帰って来ず、彼らに会いたくて仕方ないラブーンは壁に頭を打ち付けるという自傷行為をしてしまう、という状態でした。
ルフィの熱意とアイディアで自傷行為はやめさせる事ができましたが、ラブーンは今でもずっとルンバー海賊団に会えるのを待っているのです。
【⠀ルンバー海賊団のブルック⠀】
ルンバー海賊団は西の海(ウエストブルー)出身で大海賊時代の前、船長のヨーキやブルックを中心に、西の海(ウエストブルー)で結成されました。
皆さんご存じの麦わらの一味の音楽家ブルックは、50年前はラブーンの待つルンバー海賊団の一員でした。
ルンバー海賊団はスリラーバーク編に出てきたフロリアントライアングルで一味は全滅してしまいました。ブルックも死んでしまいましたが、悪魔の実の力で蘇り、ラブーンに会うために麦わらの一味に加わり、グランドラインの制覇を目指しています。
音楽を愛する海賊団で、ラブーンもルンバー海賊団の音楽が大好きでした。
【⠀世界の位置関係⠀】
わかっているようでちゃんと理解していないワンピースの地理ですが、グランドラインの入り口であるリバースマウンテンは東西南北4つの海に繋がる運河をもっており、そこからグランドラインに入ります。
グランドラインの前半部分は東の海(イーストブルー)と南の海(サウスブルー)に挟まれるようにしてあり、後半部分(新世界)は西の海(ウエストブルー)と北の海(ノースブルー)に挟まれるようにしてあります。
⠀《 ラブーンはグランドライン前半にいる⠀》
双子岬はグランドラインの入り口ですので、ラブーンはグランドライン前半の位置にいますね。
そこでレッドラインに頭を打ち付け続けています。
【⠀ラブーンは西の海に戻りたい|自由に海を回遊したい⠀】
位置関係を見直すと分かるのですが、ラブーンが頭を打ち付けている壁のその先には、西の海(ウエストブルー)があります。
つまりラブーンは単なる自傷行為で壁に頭を打ち付けているのではなく、壁の向こうにあるブルック達と過ごした西の海(ウエストブルー)に帰りたいのです。
《自由に海を回遊したい》
66巻でアイランドクジラの群れが描かれていますが、その額にはラブーンと同じように額に大きな傷が。
クジラには生態特有の回遊というものがあります。
餌と過ごしやすい場所を目指し、一定の場所に長い間とどまることがない性質を持っています。
その行動はDNAに深く刻まれ人間が歩くようなごく当たり前な習性なのですが、ここで仮説が出てきます。
もし回遊という習性がある時からできなくなってしまった。と考えるとどこかの時点からレッドラインができたと考えられます。
レッドラインがなければアイランドクジラは海を自由に行き来できているはずです。
空白の100年に何かあったとすると、生物の生態系を崩すような事件があったと考えられます。
【⠀ラブーンが壁に頭を打ち付ける理由まとめ⠀】
ラブーンはルフィやブルック(ルンバー海賊団)に会いたいというその他のアイランドクジラとは違う理由があるかもしれませんが、約束か習性(回遊)のどちらかではないでしょうか。
今ではルフィとの喧嘩をする約束を守って静かに待ってますのでラブーンは特殊なのかもしれません。
クジラの回遊がレッドラインができたことによって妨げられているのだとしたら、4たつの海が一つに戻ったらそこはオールブルーという事になりますよね!
そして『オールブルーには世界中の魚が集まっている』という伏線回収になるのではないでしょうか!?
ルフィ達の活躍により4つに分断された世界を一つに戻すことができれば、ラブーンはブルックと再会を果たすことができるでしょう!夢がありますね!
以下の記事ではワンピースの正体について考察を書いています。