20200819_a
寝坊。毎日寝坊してる。今日はすごーく早く寝てみようかな。これ書き終わったらすぐシャワー浴びてそのまま寝ちゃおうかな。
研究に少し着手。あんまり進みはしなかった。でも最近ずっと何もできなくて落ち込んでいたのに、今日は何時間かパソコンに向かって「うー、どうしよ」って呟けた。それだけでも進歩と思うことにした。2ミリでも進めることが大事。
ここのところは「今日も頑張れなかった、明日こそあれをやらなきゃ」って、毎日毎日しょぼしょぼしてた。それがよくなかった気がする。あんまり頑張れなかった日でも、「今日これができたじゃん、明日も頑張ろ!」って自分に言い聞かせる方が気持ちを前向きに保てる。うわ、自己啓発本みたいなこと書いてるなあ私。でも自己啓発本ってちゃんと読んだことないけど、そんなにバカにするものでもないんじゃないのかなって思うことある。頑張りたいときに前向きに生きていくヒントをもらえるなら、ありじゃないのかな。エナジードリンクみたいなものじゃないのかな。いや、読んだことないけど。
中学生の頃に数学の先生が印刷して配ってくれた文章が、自己啓発本か?って感じの内容だったんだけどすごく印象に残っていて、今もそのプリントを大事に手元にとってある。たまに読む。
将来自分が何の役に立つかなんてわからなくていい。今は掃除、洗濯、皿洗い、人に会ったら挨拶をすること、遅刻をしないこと、そういう当たり前みたいな仕事をとにかく真剣に手を抜かずにやりなさいって。本気できちっとやり続けたらそのうち、自分はこれをやって生きていくのかなあってことがわかってくるって。
中高の間はこのプリントの文章に支えられて生き抜いたみたいなところがあった。
5月頃からちまちま読み進めていた大山顕の『新写真論』をやっと読み終わった。読むの遅すぎ。写真論って、時間、空間、身体、死などなどランドスケープとも関連の強いトピックがたくさん出てきて、普段研究で考えていることと接続する話もたくさんあって面白い。去年ニューヨークの911に行ったからかな、冒頭の911の章は特にぐぐぐっとなった。あと遺影の話も。面白かった!で終わらせるのもったいないから、この本ベースで色々まじめに考え事してまとめたりしたーい。
大山顕さんは実はずっと憧れの人。研究会の先生が大山さんと親交があって、作品の講評をしてもらう機会がたまにあった。もちろん向こうは私のこと覚えてないと思うけど。初めて大山さんの講評を受けたのは学部生の頃、ものすごく面白くて勉強になって楽しくて、「わあ、批評ってこういうことなんだ!」って知った。私もこうなりたいって思った。以来トークイベントがあればなるべく聴きに行ったり、本もちょこちょこ読んだり、している。ファンです。