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子どもが苦手なわたしが、出産してみたけれど

月初に無事出産しました。
自然分娩で、母子ともに問題なく出産できました!
それでも出産・入院生活においてもっと調べて臨むべきだったなーという点がいくつかあったので、陣痛〜産後数週間の出産レポはまた別に気が向いたら書こうと思います。

さて前回は、「ずっと子どもが欲しいと思えなかった」ことについて書きました。
子どもが苦手で、ずっと妊娠出産に対して葛藤してきた過程をまとめましたが、今回は、そんなわたしが子どもを産んでみた今の気持ちをまとめておこうと思います。

「自分の子はかわいい」は本当だった?

葛藤しながら妊活をしていた当時、多くの人から聞いた「産んでみれば自分の子はかわいいよ」という言葉。
転職や結婚であれば自分の責任でやり直したり辞めたりできるけれど、子育てだけはやめることはできない。それなのに「産んでみればかわいい」という言葉は不確実で無責任すぎて、わたしはその言葉を全く信じられませんでした。

今、実際体験してみて思うこと。たしかに「自分の子はかわいい」。
相変わらず子ども全般はそこまで好きではないけれど、自分の子どもに対してはちゃんと愛情を持つことができています。

その理由はたぶん、
第一に、自分の好きな人にめちゃくちゃ似ているから。
子どもは夫のミニチュア版のようで、自然に愛せてしまうし見ていておもしろい。

第二に、10ヶ月をともにしてきた愛着。
妊娠期間中、ずっとエコー写真で見てきた生き物がこの世に飛び出してきた。
飛び出てきた子供に対して、妊娠期間をともに過ごした仲間に対する愛着のような感情が湧いていて、これは今後さらに時を長く過ごすことで増していくんだろうなーと感じています。

最後に、小さな命を守る責任感。
「かわいい」という気持ちに直結しないかもしれないけれど、毎日毎時間、小さな命を生かすことへのプレッシャーがあり、今日も一日生きてくれたことへの感謝を感じています。
その積み重ねが結果的にかわいさに通じているのかもと思っています。

子どもができてみて、「自分の人生」はなくなってしまった?

妊活時期に一番恐れていた、妊娠出産・子育てによって自分の人生がなくなるのでは?という不安。
これについてはまだ社会復帰が十分でないので結論を出せませんが、たぶん人生がなくなることはなさそうです。

出産してもわたしはわたしだし、子どもの人生とは別。
1人で抱え込まずに家族と協力して子育てする工夫は必要ですが、自分の人生をなくすような子育てはしたくないなと思っています。

妊娠・出産してみて正直良かった?

33歳、再婚した今、妊娠・出産してみて良かったと私は思います。

前回も書いたけど妊娠・出産の適齢期は人それぞれ。
結果論だけど、私はキャリアの軸が見えてきた今で良かったし、再婚して本当に好きな人の子どもを産めた今で良かったし、30代中盤だけどジム通いで体力がついた後の今で良かったしw、「30歳までに」という呪いにとらわれずに今出産のタイミングを迎えて本当に本当に良かった。

一方で、もしこのタイミングで授からなかったら出産しない人生を歩んでいた可能性は高いかもなとも思います。
妊娠出産のベストなタイミングは考え抜いてもわからない。
「自分の子はかわいい」は押し付けられるべき考えではない。
そう思うと、悩んでも結論が出せず、出産しなかった可能性もあるなーと思います。

産後2週間が経ち、思いの外体力と気力は回復してきたけれど、まだまだ子育ては始まったばかりで全く慣れていません。
不安や戸惑い、愛情や発見…毎日いろんな感情に襲われている上、2ヶ月休んだからかホルモンバランスのせいかとにかく言葉が出てこないので、ひとまずはここまで。
徐々に社会復帰に向けてリハビリをしていきます!

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