僕が作ったもの『企画書編』
昨日アップロードしたnoteを先に見ておくといい気がするよ。
内容については、もちろんチーム17のメンバーと一緒に作った。
特に構成については『じょーさん』が初稿を作ってくれたから、それをなぞりながら、ウンウン言い合って最終的な形にした。
だから、僕が担当した企画書の見た目とかについて。
テーマについて
全部のページの後ろに『紙のテクスチャ』を使用しているよ。
他の人がパワポとかで作成してくると思うんだけど。何もないところに文字とかをとかを乗せて作っていくと『白』が露骨に強い白になってしまう。僕は基本的に文字とかを読む時に、どうしても目が痛くなってしまうからあんまり好きじゃない。
かといって、画像とかごちゃごちゃしたものの上に載せられるとパニックになる。(ワガママ)
何度も読みたくなるように、こういう無意識のストレスはなるべく下げておきたいから、彩度を下げた色を背景に置くように心がけている。
今回は企画自体の暖かさや手作り感を出したかったから、アナログで親しみのあるフリーの紙のテクスチャをダウンロードしてきて配置した。
こういう色違いのページも、上に紙のテクスチャを置いて乗算をかけて不透明度を下げて調整しているよ。
なんとなく、こういう一体感の有る無しはイメージに関わる気がするから片隅においておくといい気がする。
フォントについて
見出し:凸版文久見出しゴシック Std EB,72px
本文:凸版文久ゴシック Pr6N,30px,18px
エモ(6,7P):游明朝体 Pr6 R
ざっくりとルールを決めて作っていたけど、後半になるにつれて面倒になってほとんどが見出しゴシックになっている。(いや、疲労がね……?)
今回の僕らの企画書は『新しいオンラインでのコミュニケーションの在り方を提案する』構図になっている。
・なるべく「しっかり・どっしり」→安心感のある印象をもたせたい
・前半部分に勢いと僕らのメッセージを伝えるための山場を作りたい
みたいな意図から、こんな構成に。
後は、PCに入っているフォントの中から選んでいったんだけど、背景に紙のテクスチャを使っているのもあって、相性のいい凸版のゴシックで揃えてみた。(すごく分かりづらい説明になっているのは、自覚してる。)
対して、明朝の方なんだけど、どうしても凸版の明朝だとプレスで印刷をされている想定なのもあって墨溜まりが力強すぎたから、凸版じゃなくて游明朝体にしてみた。
フォントを選ぶ時に考えるのは、どういう声や、どういうトーンでしゃべるのか?ということ。
案外おざなりになりがちなんだけど、企画書のテキストが『セリフ』なら、フォントは『役者』ってぐらい大事。
行間や改行は『セリフのテンポ』、フォントの色は『衣装や照明』みたいな感じ。
基本的にフォントの色は『濃い紺』にしていて、さっきの『紙との相性』の話なんだけど、真っ黒!よりもほんのちょっと柔らかくて親しみのある感じにした。万年筆のインクの色。
それと、チームに説明はしてなかったんだけど、個人的に決めていた『見出し』の他に『闇堕ち』っていうのがあって。フォントは同じなんだけど、ちょっと色が違うんだ。企画書でいうと、4P,5Pあたり。ほんのちょっと色褪せたような、血のような、サビのような感じをイメージしたよ。
この辺ってほとんど無意識なんだけど、でも、無意識のうちにイメージが何となく作られてしまうから、演出的にさり気なく使う。
ただ、最近だとデバイスごとに同じ色でも見え方が違ったり、蛍光灯の下、太陽の下とかでも色味が違って見えるし、ブルーライトカットのレンズとか、ナイトシフトモードとか、阿部さんは印刷してたりとか、なんかもういろいろあるから。
ぶっちゃけ自己満足の範疇。
急ぎで、しかもページある企画書でやることじゃないです。(マジ)
この辺については、コンセントの筒井美紀さんの著書『なるほどデザイン』が超絶分かりやすく解説しているのでおすすめ。kindleじゃなくて、紙で持っておくことをオススメするよ。
ぶっちゃけこの本を読んで基礎を勉強した後は、『センス』とかっていう風に言い換えられがちなことなんだけど。俺はあまり勉強熱心な方じゃないから、蓄積がないから、なんとなく『気分』で決めているよ。(ちゃんと勉強している人に殺される……)
AdobeCCに入っている人だったら、『Adobe Font』っていうのも使えて、結構な数あるから暇な時に流し見して、『気分』で好きなものをお気に入り登録しておくといいよ。
話をもとに戻すと、
凸版文久ゴシックよりも、凸版文久見出しゴシック のほうが太い!
太いフォントのほうが、どっしりとして安心感がある!
しっかりと伝えたいときは太い方を使って、そうじゃないときは細い方を使って、緩急をつけよう!
ぐらいのテンション感で選んでいたよ。
もうぶっちゃけ記憶ないぐらい疲れていたから、ごっちゃだけど。
ともあれ、こういう感じで企画書のフォーマットを頭の中で作っておいて、それをベースに作っていくよ。
コツは『誰にも気付かれないように』することだと思っているよ。
例えばさっきの『闇堕ち』についてとかも、露骨に色を変えると、超気になってしまう。一々、工夫してんな?ってなると、うっとおしいなと思ってしまう。露骨に点数稼ぎだなって思ってしまう。
だから、奇をてらったりすることも大切だし、工夫をするのも大切だし、意図を込めるのも、思いを込めるのも大切なんだけど、取捨選択はしたほうがいいと思う。とっちらかるから。
『なるほどデザイン』に分かりやすく書いてあるから、絶対読むといいよ。(アフィリエイトリンクじゃないよ。)(コンセントの人でもないよ。)(コンセントは就活の時に落ちてるよ。)(コンセントの人になりたかったよ。)
終わりに
他にもページ構成についてとか、一行の文字数とか、改行の位置とか。
いろいろ気にしているポイントは有るけど、無意識だから言語化できないし、状況によって違うので普遍性がないから今回はこの辺にしておくよ。
もう一回言うけど。
ぶっちゃけ自己満足です。
文字の色なんて気づかれないだろうし、わざわざ1ページのためだけに乗算をかけるのも面倒なんです。
ただ、そうして積み上げた『こだわり』や『工夫』や、あるいは『フェチ』みたいなものが潜在的に蓄積をされていってイメージを構成するのは間違いないと確信しているんす。
精一杯チームで考えたものが、ほんの1%でも。
より深く、より正しく、正確に届く可能性が上がるのであれば、こういう作業は無駄ではないと思うのです。
自己満足と言いましたが。言い換えれば『愛』です。(メンヘラが見え隠れしているぞ)
ラブレターを書くとき(書いたこと無いけど。)
文章の内容だけでなく、どういう便箋にするか、何色のペンで書くか、どんな封筒にするか、いやいやLINEで送るか、書いた手紙は直接渡すか、下駄箱に入れるか。色々、考えるじゃないですか(書いたこと無いけど。)
気持ちが、より相手に伝わる方法を、関係なかったとしても、フラれたとしても、自分自身が全力を尽くせたと満足をして眠れるように必死になって考える。(書いたこと無いけど。)
それによって、好きな子が振り向いてくれる可能性が1%でも上がるなら、いや気のせいであったとしても。全力を尽くすじゃないっすか。
なんとなーく、そういうことなんだろうなと、思います。
はい、ノルマの3000字を超えたので今日はここまで。
他の所についても自分で纏め直しながら書いていきますので、何卒よろしく。
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