銭湯備忘録 仁岸湯
2022/2/27
ゆパウザひばりの帰りにルーレットを引くと【江戸川区】が選ばれた。東京都内で銭湯の軒数が二番目に多く、東京銭湯で始めて銭湯の公式キャラクター「お湯の富士」が生まれた地でもある。
しかしながら仕事やプライベートでもそちら方面には全く行くことがなかったため、どのあたりに行こうか悩んでいると、高濃度炭酸泉を売りにしているらしい銭湯があることを確認し、来訪。
【銭湯紹介】
新小岩駅南口を出てバスに乗り、「江戸川区役所前」で下車。降りた先を右に進み江戸川区役所交差点を左に曲がる。2つ目の信号を渡った先の十字路を左に曲がると見えてくる銭湯。外観はクリーム色のマンションのようになっている。
小さいフロントだが脱衣所は思ったよりだいぶ広い。浴室も広く、浴室内に二階に上がる階段がある。風呂の種類は
歩行湯
ジェットバス
薬湯(木酢の湯)
炭酸泉
が存在。浴室内の階段を上がったところにサウナがある。
【好きだと思ったこと】
この日は薬湯とは別に「はるか」という名の果物を入れた柑橘湯をやっていた。柑橘湯自体は歩行湯とジェットバスが一体となっている浴槽で行われており、ほのかに甘酸っぱい匂いがして思った以上に楽しむことが出来た。
薬湯が思ったより熱く、温度計は44℃を指していた。薬湯でここまで熱いのは今まで体験したことがなく、どこか目が覚めるような気持ちよさを感じた。
【その他】
ちなみに「仁岸湯」は「にぎしゆ」と読む。初見で読めなかったため調べてみると、石川県に仁岸川という川が存在するらしい。東京銭湯公式サイトのインタビューページを眺めていると、創業者の方がそちら側出身であることが明かされていた。首都圏(関東)の銭湯の創業者は新潟や石川などの北陸地方出身の人が多いと目にしたことがある(※)のだが、こちらもその一つなのだろうか?
【引用元とか公式情報】
※銭湯三国志 「其の十三 北陸随一、越中人の勤勉さはなぜ生まれたのか」 笠原五夫 (2005年4月発行/73号より): https://www.1010.or.jp/mag-sento-sangokushi-13/
江戸川区銭湯公式サイト 仁岸湯: https://www.oyunofuji1010.com/gallery/2088/
web1010紹介記事 仁岸湯: https://www.1010.or.jp/mag-tokyosento-nigishiyu/
東京銭湯MAP 仁岸湯: https://www.1010.or.jp/map/item/item-cnt-297