たっきー
2019-11-20
遠い有名人の死がこんなに信じがたくうけいれられないの、はじめてだ。
滝口幸広さん。
おひさまみたいなひまわりみたいな人が突然逝ってしまった。
たっきーのことはほんの一部分しか知らない。生で観たこともない。
でも戦国鍋のあたりのあれこれを何年もどれだけ繰り返し娘と見て笑って感動してたかわからないし、娘と息子がいなくなった淋しさをどのくらい俺地図が散らしてくれたかはかりしれない。
ほんとによく観たからいろんな姿や笑いや言葉が頭の中に残ってる。私みたいな人どんなにたくさんいて悲しんでるだろ。
静かで涼しげな鈴木くんと濃くて暑いたっきーが並んで座って笑ってる様子も大好きだった。
(1年たった今の追記。
1年いろいろなたっきーを見続けました。目に見える部分は対照的でありながら、どこか品性やおもいやり、我の持ち方の美しさ…、よく似た魂をふたりに感じます。演劇でもバラエティでもいい、これからの共演を観たかった。)
徳川15代将軍で凛々しい男らしいたっきーの慶喜が最後を締めるのが娘も私も大好きだった。
たっきーの王道の腕白坊主みたいな華や明るさや可笑しさや優しさやまっすぐさは際立ってた。そんな人がどうして、と思わずにいられない。
数日間、たくさんの仲間の役者さんやファンの方が思いを語っておられるのをぽつんぽつんと拾って読んでいます。
たっきーは青空。
ただバカみたいに真っ青な空ではなくて白い優しい雲もいっぱい浮かぶ青空みたいなひとだ。
だった。なんて言葉使えない。