上達するには離れずに続けること
何かを長い目で上達させるためには、少しでもいいからずっと接点を持ち続けて続けることではないかと気づいた。今さら?と思った方、優しい目で見守ってください。
先週、仕事で初めて海外の人とテレコンがあった。突然意見を求められたが、意外と何も気負わずに回答できた。きっと、去年の私ならオロオロしたり、”特にないです”的なことを言っていただろうに。
自分でもびっくりして、(そして、うれしくて)理由を考えてみた。
グローバル企業と呼ばれる企業にいるものの、普段の業務は日本語only、社内の文書を英語で読むくらい。あとは、趣味で時々英語の本やドラマを見るくらい。いつかは英語を使って仕事できるようになりたい、そして社会人5年目そろそろ行動をしないとという焦りから、春からTemple大学の生涯教育の授業を受講していた。
英語を学ぶ のではなく 英語で専門知識を学びたい という目的にぴったり。加えて、ディスカッションの時間もたくさんあるからスピーキング(度胸)の強化もできて一石三鳥ぐらい。
毎週のReadingもレポートもそこそこ大変だったけど、ディスカッションにアドリブで何かを答えられるほどの力はないので、割と毎回真面目に準備して授業に臨んだ。(週に2コマ:2時間/コマ×10回)
毎授業、ディスカッションで意見を求められるのはやっぱりプレッシャーだった。だが、何でもないことでもとりあえず話す・伝えるということが20回の授業でどうやら身についたよう。あとは人前で話す度胸。
”すぐには役に立たなくてもいつかは・・・”という気持ちで臨んでいた日々だったけど、大学卒業以来、英語と距離をおかず続けてきたことが実を結んだ瞬間だったのかなと思った。
お金も時間もかかるけど、やっぱりアウトプットしないと身につかないから今のペースでしばらくは英語で専門知識を学ぶということを続けて行こうと思う。
そして、この離れずに続けるというのは大事にしたい人間関係にも当てはまることだよなあと思いました。