看護師国家試験を終えて
第111回看護師国家試験を終えました、重め前髪です。
改訂前106回の難しさから『改訂前の今年は難化する』と言われた今回でしたが、正直なところ、簡単なのか難しいのか、よく分かりませんでした。
私は特に国試勉強を頑張ったという自信はありませんでした。
過去問題集を3,4周、毎週アプリの模試を解く、1週間前に模試の見直し。
InstagramなどのSNSで【今日は10時間やりました!】なんて投稿を見ては、『凄いなぁ。私なんてぎゅっとしたら5時間だ』とぼーっと考えて急に焦りを覚え、でもダラダラと勉強して……の繰り返しでした。
県外のホテルに泊まる前日と当日の朝、YouTubeでランジャタイの過去配信を見ながら模試を解き直してた女なので。ランジャタイ面白いです。
国試会場は県外でしたが、同じ教室で受ける受験生全員が同じ大学の人達だったり、トイレに並んでも同じ大学の人しかいなかったので、緊張というものが全く無かったです。
ですが、国試が始まって1問目を目にした時、心臓の音が聴こえるくらいに暴れ出しました。
え、知らんこんな問題。そんな感じでした。
そこから『必修を落とすかもしれない』という恐怖で、普段だったら即答できるような問題も、『これで合ってるよな?』と自信が持てなくなりました。
必修が終わってからは大分心臓の音は静まったのですが、時々鉛筆を持つ手が震えるんです。
その時思いました。これが国試か、と。
頭では冷静に今の自分を分析できているのですが、手は未だに震えていて。
普通のことですが、模試や過去問を解いている時は特に焦ったりしないんです。
一つ学べたと思えれば良い。そんな感じで。
また来年受けることになったらどうしよう。応援してくれてた人に申し訳ない。内定先にどう謝罪すればいいんだろう。奨学金は返せるんだろうか。
国試を受ける前までは、ここまで悪い考えを働かせることはありませんでした。
逆に過去問を解きながら、『意外とできたな〜何でこの年はボーダー低いんだろう』なんて考えてました。
ダメだなぁ、自分。ほんとにバカでした。
もうどうにもならない気がして、今自分の持つ知識で挑むしかないと思って、休憩中はほとんど勉強してませんでした。
(友達と話している時「どうせ勉強しても出ないから意味ないかもね」と口にしたのですが、勉強していた誰かの耳に入っていたら…なんて思い、今でも後悔してます。)
午後は過去問が多く、『そうだよこれこれ!』と思いながら解いてました。
終わった時は解放感で満たされてましたが、ネコナース(自分の解答を打つと天気で合格の兆しがあるかを教えてくれるサイト)の結果を見る時が今までを通して1番緊張しました。
今のところ曇りない空です。良かった。
90%が受かる国家試験。それでもプレッシャーでどうにかなってしまうこともある。
判定が良かろうが、何があるか分からない。今だってマークミスがなかったか不安で仕方ないです。
そんなの当たり前だろ、気づくのおせえよ。と思うかもしれませんが。
とにかく、看護師含め様々な職種、学校の試験を受けられた方々、本当にお疲れ様でした。
そしてこれから受験される方々、来年看護師国家試験を受ける方々、自分に打ち勝って必ず笑顔で終わりましょう。
一学生の感想でした。
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ホテルの写真撮っておけば良かったなぁ。後悔。
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