看護学生とコミュ力
はじめまして。語彙力皆無女です。誰にも見られないでしょうが、タイトルを基にnoteを書いてみたいと思います。
私はしがない田舎の看護学生です。まず、なぜ看護師を目指したかについて話したいと思います。
私は元々医療職に就きたいと考えていました。親に何かあった時手助けできたらと思ったからです。そこで様々な医療職と悩みましたが、手術入院の経験から看護の素晴らしさを感じ、看護師を目指しました。これは高3の話です。
そこからは進学先について悩みました。田舎なのであまり選択肢はなく、おまけに私は馬鹿なので(偏差値40)、国立は無理だとすんなり諦めました。
残る選択肢に県立専門もあったのですが(指定校推薦は頂けそうだった)、高3で進路を決めた意思弱女が厳しい3年間を乗り切れるわけがないと、これまたすんなり諦めました。
そこで、1年ゆとりをもちながら看護について学んでいこうと、看護に特化した私立大学に進路を決めました。
公募推薦で挑み、とりあえず合格。計算付き小論文は死ぬかと思いました。(誰だよ小数点第3位と小数点第3位を掛けたり割らせたりしようっていった先生。一問でも間違えたら不合格って鬼畜ですか?)
そして無事入学。ですが私は、看護学生としての大学生活が不安で仕方ありませんでした。
(ここからが本題ですね。)
何を隠そう私はコミュ力皆無女。看護演習やら実習やら、それよりも前にある【グループワーク】という悪魔の単語に震えが止まらなかったのです。
案の定、人見知りを発揮して、初めの頃は同級生とのコミュニケーションが全く取れませんでした。そのため、喋ったことのない子のいるグループワークでは、コミュニケーション奥義【同調】を駆使し、当たり障りのないコミュニーケーションをとっていました。
地域実習の時にも同調を駆使していたので、実習担当の先生には「もっと話せばいいのに」と言われたことがあります。心配かけてごめんなさい。
でも不思議なものです。現在、コミュ力は上昇傾向。
きっかけは初めての病院実習だと思います。4人の実習グループでしたが、3人とも話したことはなく、私が苦手とするキラキラ可愛く明るい人たちでした。『ああ、2週間苦痛だな。患者さんとのコミュニケーション云々の前に、この人たちと関係は構築できるのだろうか』と不安でたまりませんでした。
でも、そんな不安はすぐに消え去るもので。私たちは看護学生。
そう、見た目は各々違えど、看護学生は他者に優しい人たちの集まりなのです。
実習中はおはようからばいばいまで、まあとにかく優しい。実習後も明るく「〇〇ちゃん!」と声をかけてくれて。苦手だと偏見を持ってた自分をブン殴りたくなりました。
看護学生は他者に優しい。それに気付いてからは、『私ももっと心を開かねば!』とベルリンの壁の如く高く分厚い人見知りの壁を、ハンマーで粉々に壊していきました。
そのおかげか、グループワークでも自分の意見をハキハキ言えるようになり、気軽に話せる人も格段に増えたのです。クラスでぼっちの時期があった高校時代からは考えられない成長です。
それに、『私が看護師を目指さなければ、他者との関わりを嫌う社会人になっていたのかな』と思うと、看護師を目指して良かったなと、違う角度(コミュニケーションの面において)から感じることもできちゃうから素晴らしい。【自分のこれから】を作り上げる上で、コミュニケーションやプラス思考は大切なので。
グダグダ書きましたが、要するに
看護師を目指す人見知りな人たちよ、自ずとコミュ力は高まるぞ
ということです。
看護学生よ、みんなで素敵な看護師を目指そうぜ。
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