本を出したい女の話③
ここで私の紹介でもしておこうか。
私は世間一般的に言われる億万長者でも絶世の美女でもない。"無い"ものに目を向けたら気が遠くなるくらいにはただの一般人だ。
学力は可もなく不可もなく、ダイエットは何度も挫けたし、仕事で大ミスして泣いたことも、片想いが叶わなかったことも、デートの後返事が来ない夜も、仕事に疲れて帰り道に1人で泣いたことも、アラサー独身女性なら経験するであろう事をちゃんと一通り経験した一般人。
全然人生思い通りに行ってないじゃん!と怒られるかもしれない。まあ聞いて欲しい。
ただ3つ、私は絶対に叶えたいことがあった。
・美容師になること
・ハサミを持って世界を旅すること
・最高に楽しい仲間と愛する人と生きること
この3つは絶対に譲れなかった。
そしてちゃんと叶った。
叶える方法は簡単。
目標を決めてただひたすらに行動する。
本当にこれに尽きるのだ。
そして、叶うと信じる。
この叶うと信じるというのが非常に難しい。
不思議なもので、自分を信じていないと自分の選択も相手のことも信じられない仕組みになっている。だから自分を愛して信頼することが人生をイージーモードにしてくれる鍵となる。
本当に不足感ばかりで自信のなかった私が、愛と幸せに満ちて自分への信頼を得た方法を一つ一つ伝えていきたいと思う。
まずは自分が自分の味方になるところから。
自分の味方になると言うのは、誰に何を言われても私だけは私を責めない、否定しない、ジャッジしない。上手く行ってる時もそうじゃないときも私は私。頑張れない日があってもいい。私だけは私を許す・愛す・甘やかす。誰に何を言われても知ったこっちゃない。と思えたら最強だ。
そんなに自分を律しなくていいよ。
頑張らなくていい。
無意識にいつも頑張ってるあなただから、
少しくらい緩めても大丈夫。
嫌なことを言われた時に笑わなくていいよ。
嫌な事は嫌ってはっきり言っても大丈夫。
無理に人に合わせる必要もないよ。
自分のペースが1番だから。
とはいえ、人には嫌われたくないし、なるべく敵を作りたくないのは私も同じで。だから今までずっと自分より周りを優先して気を遣っていた。だけど、そのくらいで嫌ってくる人、私たちの人生に必要なのだろうか。どう考えたって、優しくて思いやりのある人たちに囲まれて生きていきたい。私を傷つけてくる人なんてこっちから願い下げだ。
自分を大切にしてたら人からも大切にされるの。
相手は鏡だから。…よく言われるこの言葉。ちょっと前までの私は正直この意味がわからなかった。でも自分を好きになればなるほど、周りの人も優しくなった。本当だったみたい。なぜなら温かく心地よいエネルギーは相手にも伝染するから。だからこそ、まずは自分の味方になろう。
そうしたら傷つくことが減る。周りに振り回されなくなる。ちょっぴり強くなれる。いくら願ってもこの世から人を傷つける人は減らない。だからこそ己の身は己で守る。
どうしたってやりきれない時の魔法の言葉は
『大丈夫、私がいつも味方だからね』だ。