2025年1月18日のこと
早めに起床するも、ダラダラしているうちに昼となり、作り置きのスパイスカレーを食す。
まだ3週間弱しか経過していないのに、今年に入ってすでに3回もスパイスカレーを作っている。
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自分の鼻が麻痺しているだけで、もしかしたら我が家はとんでもなくスパイス臭いのではないだろうか。
何かの拍子に浜辺美波が我が家へ来て
「うわっ、コリアンダー臭ぇ!」
と即刻帰ってしまったら後悔してもしきれないが、そのリスクを背負ってでもカレーは作り続けたい。東札幌印度化計画。
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スパイスカレーを平らげたあとは、柿谷引退の報に触れて咽び泣いたり、YouTubeで「ひ孫と初めて対面し、大喜びのおばあちゃん」という動画を見て咽び泣いたりし、気がつけば夕方。
いざ、大学湯へ。
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ここ数日、大学湯を欲していた。理由はわからない。
「あの定食屋のレバニラが食べたい」
とか
「あの人とお喋りしたい」
とか、そんなのと同じだ。そこに理由はなくてよい。
スタンプラリーの機会などを除き、銭湯「だけ」のために遠出するのは趣味でないが、それでも今日は大学湯だった。
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やっぱり大学湯はよかった。
まず、北24条駅からの距離がよい。遠すぎず近すぎず、おっさんの健康促進にはナイスなウォーキングコースだ。
そして、ロケーションがよい。公園と住宅に囲まれた銭湯では、他人の日常を覗き見しているという背徳的な快感がより一層得られる。
さらに、シンプルさがよい。湯船は2つのみ。サウナも水風呂もない。清廉潔白。純真無垢。Virginity(レベッカ)。
それからやっぱり、脱衣場がよい。番台形式でありながら、病院の待合を思わせるさっぱりとした脱衣場である。
鶴の湯のような「ザ・昭和」といった番台&脱衣場ももちろん好きだが、大学湯の番台&脱衣場に漂う心地よい違和感はたまらないものがある。和洋折衷というか、Last Century Modernというか。
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明日は概ね20歳ほど離れた若者たちと飲む予定があり、前日からコーディネートに悩んだ。
この季節はパーカー一択なのだが
「出たwパーカーおじさんwww」
などと最新のディスられ方をしては敵わない。困った。
何を着ようか考えながら、北24条駅までトボトボと歩いた。
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「日本を印度にしてしまえ!」
20歳も下の連中は知らないだろう。レベッカのこともTEIさんのことも知らないだろう。
明日は「せんぱ〜い」とかJungle DJ Towa-Towaとか言わないように気をつけたい。おっさんを誘ってくれてありがとね。