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調理定年するはずだったのに
還暦を過ぎ、そろそろ料理の手間を省きたいと思っていたところ
「調理定年」なるワードを知りました。
これこれ!
私が欲しかった言葉!
仕事には定年制があるのに、家事は永遠に続きます。
食べる以上は調理はもれなくついてくる。
専業主婦の私に定年はないと諦めていたら、
「調理定年」で料理を卒業してもいいよというお言葉。
ありがたい!
調理定年とは
「調理定年」という言葉を始めに発したのは樋口恵子氏です。
「脱・手作り主義」って、すごくステキな響きです!
お総菜を買うのもいいし、外食だっていいし、冷凍食品だってもちろん。
シニアは量を食べられなくなるから、作るより買ってきた方が
お安く出来上がることだってあります。
もちろん、女性だけが調理するのではなく、男性だって厨房に入って。
そのためには、調理のハードルを下げるのが大事ね。
ホットクックに白羽の矢が立ちました。
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お任せだから誰でも作れる
ホットクックは、材料さえ入れれば、あとはスイッチONで
誰でも美味しい料理が作れます。
私でなくても、あなたでも。
「え?僕?」
そう、あなたでも。
というこことで、家族に十八番の焼きそばを作ってもらいました。
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焼きそばモードがあるので、スイッチを入れれば、あとはほったらかしで出来上がり。
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美味しい!!
なにこれ!
私が作るより美味しいし、家族のいつものよりも美味しい(ごめん!)
私が作ると麺が柔らかくて、家族だと固いのに、これはお店の味みたいで
ちょうどいい固さなんです。
「こんなに美味しくて簡単に作れるって、ホットクックすごいね」
ということで、自動調理機での料理にGOサインが出ました。
(しめしめ。これからは家族にもご飯を作ってもらえるぞ。うひひ)
ここから私の「調理定年」が始まるはずでした。
ところが!
ホットクックの魔力に魅了されたのは、家族だけではなく私もでした。
いろんな料理ができるので、一通り作ってみたくなったのです。
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煮込み料理が得意なら、と、牛すじの煮込みにトライ。
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これがめちゃくちゃ柔らかくてとろけるように美味しい!!
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ローストビーフも作れるとあれば、やってみたくなります。
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これ、私が作ったんですか!?
というくらいの美味しさです。
もう歯止めが利かず、あれもこれも!
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グラタンだって作れます。
市販の素は、フライパンでコトコト煮るのが手間ですが、
ホットクックは、素材に粉をまとわせて煮るだけでOK。
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マカロニだって一緒に入れます。
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だまにならずになめらかなソースが出来ました。
フライパンを洗う手間がなくなっただけでも神です!
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この後、容器に入れて、チーズをのせてオーブントースターで焼けば
あっという間にグラタンの完成です。
同じソースなのに、私が手で煮詰めたより美味しいのはなぜ???
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しまいには低温発酵にも手を出してしまいました。
塩こうじ作りです。
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数日間かかる塩麴が、ものの6時間で出来上がるという事実。
もはや、ホットクックに作れない料理はないのでは?
もっとなにか作ってみたい!
そんな気持ちにさせるホットクックの魅力は、きっと使ったことのある方なら十分ご理解いただけるでしょう。
ご飯も炊ける!
ちなみに、我が家は炊飯器がなく、鍋でご飯を炊いています。
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映画「かもめ食堂」にも出てきた、イッタラのあのお鍋です。
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フィンランドのお鍋ですが、ご飯が実に美味しく炊けるんです。
炊飯器を使わなくなってもう、何年にもなりますが、無くて困ったことはありません。
そのご飯を、ホットクックで炊いてみようとなりました。
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いや、何の問題もありません。
というか、これも美味しい!
なんなら、炊飯器の代わりにホットクックで炊きたい。
ということで、ご飯もホットクックで炊くことになりました。
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一汁三菜ではないですが、我が家の食卓は、ホットクック導入以前より
おかずの量が増えた気がします。
あれ?これはおかしいぞ?
「調理定年」するんじゃなかったの?
そう気づいたのです。
家族にも調理をお任せするはずが、面白くてあれこれ自分でやってるし
なんなら、今まで作ったことないジャムとかも作ってる!
ミイラ取りがミイラになるとはまさにこのことか!
しかも、ほとんど手作りで全然「調理定年」になってない!
ホットクックは、料理が苦手、面倒くさいという人に
調理の楽しさを教える魔法をかける機械なのかもしれません。