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ベトナムでスマートモニターを付けてみた

こんにちは、夏ですね! 猛暑ですがツーリングしてますか?!
しばらく忙しくてお預けでしたが、ロングツーリングを楽しむべく、のろのろと装備を整え中です。

前々から、スマホ・ホルダーをつけるか?流行りのスマートモニターをつけるのか?今まで通りヘッドセットの音だけNAVIで行くのか?と悩んでおりましたが、そもそも愛車のWinner君にはハンドルバーがなく、何もつけられません(泣)

しかし、ついに光明が!

ハンドルバーもどきがあるらしい

ネットでこんな広告を発見。Winner君専用で、バックミラー両側からブリッジスタイルでハンドルバーもどきを装着できるようです。

うっぉ!っとつい声がでたのは内緒

さっそく(奥さんに注文してもらい)購入。 28万ドン= 1700円ですか。。。なんか高い気もするけど、円安だからしゃーない…。

トラブルを避けるために、この様にURLと現物写真を用意してお願いしますが必ずトラブルが起きます。
が、オプションまで注文してくれちゃったので700k(5000円弱に。。)

ま、頼むほうが悪いので。しゃーないです(笑


さっそく近所のバイク屋へ。。。

注文からベトナム通販のShopeeというサービスで注文、一週間ほどで到着しました。工具がないのでお店へGo!

一軒目は断られ、2件目で渋々。。。断られると翌週に別のところへ…とかになったり、簡単なことでもいちいち時間がかかるのがベトナム。それでもバイク社会なのでこれ系は他の事より難易度はかなり低かったりします。😇

スパナ🔧があれば自分でもできるのですがスパナを買うより工賃のほうがずっと安いので毎回お願いします。以前はバイク大好きで工具も揃え、モトクロス(ごっこ)までやったりでトランポもありましたが…最終的に全部売り払ってベトナムに来たので、もうモノは一生増やしません(決意

少しマッチョになりました。


ついでに、サーフィン屋さんのアニキがくれた箱もつけてもらおうとしましたが、こちらはつかず。。。何故かステーのサイズが微妙に合わないとのこと。預かりで2日もかけてもらって申し訳ない。。。工賃は300円でしたが、500円支払ってバイクを引き取りました。

今の箱は手袋しか入らない安いヤツなので大きくしたいですが…

ヨッシ!つぎはモニターをゲットだ!!

実際にバーが付くまでは油断ならないので、ここまで我慢していたモニターをアリエクでついにご注文。この時点でのリサーチでは

  • ベトナム国内では売ってない、認知されていない

  • お店の人も知らん、装着はデギンザビ、という反応

  • つけてもパクられるだけだよ?という意見

という感じでした。そうですかー。。。でも山にのぼるのはそこに山があるからなんですよね、高所恐怖症なのに。

(写真は11161円ですが、注文した日はバーゲンセールで7999円でした。)

これでも相当安いですけど…😅大丈夫か

 さて、こちらの性能は

システム:   Linux
carplay:  サポート
Android Auto: サポート
ソフトウェアのアップグレード:  otaアップグレード
Dislplay:  6.3インチ画面のIP強調表示1000
解像度:    1560*720
入力電源: 12/-0.2v、2a (max15.5v)
動作温度: -20-70 ℃

アリエクに書いてあった仕様

ota アップグレードはOTA(Over The Air)アップデート、なのですがネット接続で自動でされるわけではなく、手動での昔ながらのアップデートでした(後述


1週間ちょいで到着、バイク屋へ

結論から言うと、装着してもらえたのですがけっこう大変でした。

アリエクの注文ではこれまで何度も紛失事故?が起きて泣き寝入りしているのですが,今回はちゃんと届きました。早速お店へ向かい装着してもらう事にします。

何度も整備をお世話になっているお店に行ったところ「これはウチではやってない!」とあっさり断られ、他のお店を紹介されるも、そこもダメ。 仕方がないので手当たり次第に見つけた店でお願いして回りますが断られまくりました。

この日も何度か断られるうちに昼が近づいてきて焦ります。だってベトナムの昼休みは長いのです。
天気が良くて気温も34度ほどになりガソリンもなくなってきました。お店を見つけては手当たり次第聞いて回ります。

バイク屋さんが見つかった💦

やっとOKしてくれたのがこちらのお店。ド田舎なダナンにもプロはいらっしゃったのですよ。

作業が始まると、なぜ他のお店が断ったのかがわかりました。
スクーターなので外装外しがめっちゃ面倒なのです。

Winner君、見た目はスクーターですが
見ての通り150ccエンジンはかなりガチなのが乗っています。


当日、まあまあ暑くてお兄さんたちが次第に薄着になっていきます。。🙈

それにしても,このお店の人たち凄くwinner君に慣れてます。どこまで外せばよいか手慣れた雰囲気で、どんどん進みます。

特注のライトが出てきてバイク屋さんがこっちを見る。。。😒
「ザクとは違うのだよ、ザクとは!!」


とちゅうで一旦、電源をつけて動作確認をしてくれました。スマホ連携もできて問題なし!!ヤッホー!

1500x480の解像度は十分過ぎるスペックです。もう一回り大きいのサイズのモニターでも良かったね。。。


結婚アドバイザー現る

程なくすると、店のなかにいたお母さんがバイクの写真を取ったり話しかけてきました。

最初はちょっと怖かったお母さん

「ちょっとあなた、独身?彼女は居るの?わたし結婚アドバイザーなんだけど、隣で営業してるのよ!!」などと話しかけてきました。大昔のパソコン用アドベンチャーゲームのような不自然な展開w
「いやー、結婚しているんですぅ、残念〜」と適当に返すと,ガン無視でスマホの写真を見せてくれます。大学の卒業かな?というスナップ写真には複数の女子が。

借り物の写真ですが、見せてくれたのはこんな雰囲気

そして話が噛み合ってないのか、おばちゃんの誰か紹介したい雰囲気が止まりません😆

「OK!じゃあ、所得が良さそうな独身男子を見つけたらここにつれてくるね!」とお話ししてなんとか許していただきました…💦

その後、冷たいお茶が出てきたり。。。オバちゃんが親切なのを見てバイク屋のアニキたちが笑ってましたが…。その後でオイル交換にきたバイクギャルをアニキたちがわたしに紹介しようとしたり、変わったバイク屋さんです😅

バイク電源OKでモニターへのラインが出るようにセットアップして、カウルをテキパキと装着していきます。

ケーブルの取り回し処理も完璧でした。

諸々良い感じにセットアップ


気になる工賃は。。。

作業が終わり、工賃を聞くと。。。なんと100,000ドン。(620円くらい)
マジすか。。。3人がかりでこの暑さで1時間以上やってくれたのに。申し訳ないので、チップ込みで1000円ほどお支払してお礼を言って出発します。
(良く考えたら途中でラジエター液の補充も頼んだのでチップにすらなっていないかも。)


軽く使ってみた感想

当日は iPhone15 に接続して、サクッと動きまして↓のような感じでした


接続は
 ① Bluetoothでスマホとモニターを接続
 ② ヘルメット用ヘッドセットをBluetooth接続
 ③ モニターメニューのCarPlayを選ぶ ↓ 地図が表示される

でヘッドセットの音声もOK,電話がかかってくれば通常のカーナビと同じように画面に表示され、タップすればヘッドセットで通話ができました。

Androidで繋がらない〜!!

USB接続が出来るようになったので5年ぶりに購入したiPhone15 Pro Maxでしたが、ベトナムだとすぐアッチッチになるし重いし大した特技もない君なので、お気に入りのAndroidとツーリングをしたい!!っと、最強機種と呼び声も高いVIVO X100 を試したらこれが全然ダメだったので顛末を。

中華スマホ、認識されず

bluetooth接続後、メニューから"Android Auto"を選ぶも、↓のように「Bluetoothを先に接続してくらはい」というメッセージが。。。

Bluetoothを接続してるのに、「繋がってないんだけど?」って言われます


ネットで調べると、アレコレ疑うように書いてあるので片っ端から試していきますが、一向に繋がりません。藁をもすがる思いでファームウェアアップデートを試します。

otoアップデートを試す

手順は写真のようにでてくるのですが、ざっくり
① QRコードにアクセスして、最新版ファームウェアのファイルをダウンロード
② モニターとWIFIで接続
③  画面のさらに下にあるモニター接続用QRコードにブラウザでアクセスして、①のファイルを指定
④ ファームのアップデートが始まる
という流れです

ファームのアップデート中はいつもドキドキします。途中で電気を切ったりトラブルがあると御臨終です🙏

待つ事3分…

韓流はOKです

結果、これもダメ。 んー?もしかして?と、以前に使っていたギャラクシーS22を持ってきて接続したらあっさり動きました。

SIMさして無いので地図は空白ですが、モニターと接続して表示が切り替わりました。


どうやらVIVOは中華スマホなのでダメ、という結論です。
というか、純正AndroidOSじゃないのでダメなんですね。国籍は関係ない(笑

そういえばこの機種、当初はAndroid Autoも入って無くてインストールしたのでした。
※後で調べたら亜種OSでは使えないとのこと。Android AutoがOSレベルで実装されている必要があるようです。VIVOは中国で一番シェアがあるそうですが、中国の人たちはどうしているのか…。


乗ってみる

使用した様子を録画したのがこちら。以前に調べたNikomaku SM-1 & 2 と遜色ないのかな?という感じです。

今回、バイク屋さんでやってくれるか未知だったこともあり、腰が引けてカメラ無しのキットを格安ゲットでしたが、結果オーライ!ってことで(笑

ベトナムのギラギラ太陽の下でも視認性は問題ありませんでした。

ちょっと左によっているのは右にカメラマウントが張り出しているので
気を利かせてくれたみたいです。感謝。。。

装着した状態の動画です。


盗難防止ですが、友達がくれたレインシューズカバーを乾かしている体で人々の興味を惹かないようにする作戦を取りました。

アパートはガードマンがいて出入りはカメラで監視されていますがツーリング中は更にカッパを被せるなど、注意を惹かない防御を行う予定です。

こういう所は、海外では非常に気を使わざるをえない点です。日本の軽犯罪リスクの低さは、やはり群を抜いていると思います。


後記

日本だったら注文して数日で終わることですが、じつは1ヶ月近くもかかりました。ベトナムの生産性は日本の1/6ほどと言われていますが、インフラ諸々が整っていないので何をするのにもすごく時間がかかる現実があります。


サポートありがとうございます😊 ベトナムにお越しの際はお声がけくださいね🌻