ベトナムでは2024年に21,500件を超える交通事故が発生し、9,950人以上が死亡、16,000人が負傷し大きな社会問題になっています。
大きな事故以外に、通勤時などには歩道を走るバイクが「日常化」していて特にハノイやホーチミン市の中心部では通勤タイムに歩道を歩いて移動をすれば何度もバイクにぶつかられるのは「日常」となっています。
そんな中、今年1月1日から罰金が大幅にアップされました。
数字が間違っているのは元記事のママなのですが、多分AI翻訳がバグったのをそのままコピペしたのでしょう。(笑
400~600万ドンは今日のレートで約2.5~3.7万円ですから、ベトナムの最低月収に迫る金額です。
罰金の詳細
こちらは在ベトナム日本総領事館から来た罰金額の日本円表記です。
レートは 160ドン/円 くらいかと思います。
この6−7年位で車が急速に普及し、自転車とバイクがほとんどだった時代よりも道路が非常に危険になっていること、高速道路の整備が進んでいることが理由として大きいような気がします。
ドライバーは交通違反の高額な罰金に懸念を表明
各地で混乱が広がっているようで以下のようなニュースもでています。
交通違反追跡アプリがダウンロード数トップ
車のドアを開けて事故を起こした場合の罰金が50倍の860ドルに跳ね上がる
ベトナムで毎回驚くのは何事も目視確認をしない、というのがあります。運転では顕著ですが様々なことに当てはまります。
信号無視だけでなく、スマホ運転や目視しないでメクラ右左折、さらに逆ウインカーでどこでもGOなどオマケ付きで、メチャクチャなのが普通。ニュースを見て「はぁ〜。」という感じではありますが、さすがに確認せず車のドアは(笑
やりすぎて変更になる予感
中国バブル崩壊諸々で経済不況のベトナムで飲酒の罰金を大きくした結果(なのか因果関係は不明ですが)、飲食店の低迷があり罰金を減らそうか?というニュースがでたのは8月のことでした。3.7~5万円の罰金を1/10に減らそうという事で…。 一律じゃなく車の重さや最大乗員数で過重罰金にすれば実情と合うと思うんですけどね。
省庁、飲酒運転の罰金軽減を検討
いずれにしてもベトナムでバイクを乗る時は慎重にした方が良さそうです。