次は鳥インフル？アメリカで大型ネコ科動物の半数以上が死亡
CNNが北米の鳥インフルのニュースをいくつか詳細に伝えています
①「鳥インフルエンザによりワシントンの保護区の大型ネコ科動物の半数以上が死亡」
ワシントン州では鳥インフルエンザが増加しており、ある保護施設は大きな打撃を受けた。数週間の間に、施設の飼育頭数の半数以上にあたる20頭の大型ネコ科動物が死んだ。 ワシントンの野生ネコ科動物保護センターは金曜日、フェイスブックでこの死を発表した。この非営利保護施設はオリンピアの北西約22マイルのシェルトンにある。
ちなみにワシントン州はここ。シアトルがあるところですね。
シベリアに近く、よって日本にも近いです。犯人は渡り鳥でしょうか🐓
猫は鳥インフルに伝染りやすい
猫は特に鳥インフルエンザにかかりやすく、初期症状はわかりにくいが「急速に進行し、肺炎のような症状で24時間以内に死亡することが多い」と同センターは述べた。アメリカ獣医師会によると、症状にはペットの鳥の場合、エネルギーの低下、体の一部の腫れ、協調運動障害、下痢などがあり、猫や犬は発熱、無気力、食欲不振などの症状が現れることがある。
ただ、記事によると人間はまだ心配する必要は低そうです。CDCによると、鳥インフルエンザが哺乳類から人間に感染した事例は2件ある。1件は2016年の猫、もう1件は2024年の牛である。
②アメリカが鳥インフルエンザの制御を失い、新たなパンデミックの舞台が整う
12月10日、コーネル大学動物衛生診断センターで、研究室のマネージャーが検査用の牛乳サンプルを準備している。米国農務省は最近、鳥インフルエンザへの懸念から、国内の牛乳供給の検査を命じた。
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牛の間で鳥インフルエンザが初めて発生してからほぼ1年が経ったが、ウイルスの勢いは衰える気配がない。米国政府は、ウイルスが数州に限定されていたときに、感染牛を迅速に特定し、感染拡大を防ぐ対策を講じたが、酪農場でウイルスを根絶できなかった。現在、16州で少なくとも875頭の牛群が陽性反応を示している。
ということで、牛への感染が大問題になっているそうです。
鳥インフルは人間にはホボ伝染らないですが、牛や猫などがヒトの近くで大規模に羅漢し、突然変異した株が人間に、というストーリーが危惧されているということで、酪農大国で３億人が住むアメリカが震源地になるシナリオはありそうな気もします。
ベトナムで人間への感染報告
ベトナムのロンアン省の保健当局は本日、肺炎などの重篤な症状でホーチミン市に入院している18歳男性のH5型インフルエンザ感染例を報告した。
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当局は11月14日にこの事件について初めて通知を受け、N遺伝子の特徴を明らかにするためにさらなる遺伝子解析の結果を待っている。
調査の結果、患者の自宅に数百羽の家禽の死骸があったことが判明した。
と、映画の１シーンを彷彿とされるような記事が出ています。
同国では3月にH5N1型ウイルスの最後のヒト感染例が報告された。ベトナムやアジアの他の地域ではH5N1型の異なる系統が流行しており、散発的なヒト感染例との関連が指摘されているが、ヒトからヒトへの感染例は報告されていない。
時間の問題かな、という感じもしますが…というのはベトナムでは鳥とかヤギ、牛などが放し飼いでインドみたく野良牛もいてニュースになったりするくらいには昔の生活を今もしているのです。（ビーチリゾートのダナンでもそうなので…)
病気の犯人は酪農と農業
かつて人間が狩猟採取の生活をしていた頃は現在のような病気はほとんど無かったそうで、風邪をはじめとする多くの病気は家畜を飼うことから始まった、というのが人類史の定説になっています。また農業をして一箇所に大量の人間が生活することがそもそも病気が蔓延する土台で、文明＝病気というのは避けられないようです。
鳥インフルに突然変異が起きて人類の歴史の１ページが増えないことを祈っています。 が！他にもっと凄い死亡原因が長年放置されているし、何なら中東やウクライナでは人間が真剣に人を殺しに行って子供が殺されても日本はは平和なのですし、そんなに心配するようなことではない！と思っています。都合よく心配したり騒いだりするのは慎みたいものです。
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