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個人的な感覚

日本の都市部で感じる違和感を難しいながら言葉にしてみようと思う。 

私は大阪に実家があり、今現在含め約3年ほど東京に住んでいるのだが、以前から都市部の人の生活と街のあり方に少しの違和感を覚えていた。
ただそれを言葉として表すのは難しく、どんなことが書けるかわわからないけれど、今できる表現を残しておこうと思う。

今からあげる要素は単発で見れば特別おかしいと思う部分はなく、それらを集合体と考えた時に私は初めてその違和感を覚えるということをまず始めに書いておきたいと思う。


街並み

街並みについてなのだけれど、自然災害を考慮してという面もあるのだろうが、日本の建築物はすぐに潰されてしまう。どれほど優れたものであっても関係ないと言うことは日本建築学会賞を受賞した建物でも数十年で壊されてしまうという事実を考えればよく分かるところで、「耐震性に問題が」などと色々言われているが、そんななかでも改修工事などをすることで残り続けている素晴らしい建物もたくさんあるのだからできる限り評価を受けているもの含め建築物は残していくべきではないかと思うところです。

次に建物の統一感のなさ、これは感じてる人が多いのではないでしょうか、現在でも京都ではその美しい景観を守るためと建物を建てる際はたとえそれが個人宅であっても多くのルールを守らなければいません。

そういったことではヨーロッパのいくつかの国にも存在します。
これは人それぞれ個人の感覚なのでしょうが、少なくとも私は築年数のいかない綺麗な建物が何の統一感もなく並んでいる姿を見て街並みとしての美しさを感じることは私個人としてほとんどありません。これは個人的にはすごく残念です。


生活

次は人々の暮らしについて。これは偏見だと思われても仕方ないでしょうが多くの日本人による行動のいく先に見栄や周囲との調和を考えてしまいます。

綺麗な街で、映画で見るような充実しているとされる人物の過ごし方を真似し、その様相を他人に見せ、羨望を浴びる。その一つのサイクルを実現させるための行動そのような部分に少し疲弊を感じる。
それらを否定しているつもりは全くない。ただ、行き過ぎはどうかと思うってだけだ。

一つわかりやすい例を出せばスターバックスで飲み物を購入し、それらを撮影し投稿する。私が訪れたことのある少ない国々で、そんなことをしている人はほとんど見たことがない。それらにどんな価値があるのかと本当に疑問に思うところです。
それを知ってかスターバックスは店舗限定や、期間限定ものの話題にしやすい商品を大量に出す。そういった類いのものも全くないとは言えないだろうがあまり見たことがない。
素敵なカフェで仲間と素敵な1日を過ごしてそれを人に示すことで充実感を得ることができたとして、確かにそれは素晴らしいことなんだけどそれらの一番目の目的に充実の開示があるように感じるというのは私だけだろうか。


まとめ

これまでに書いたいくつかは単発で見れば特別なんでもない。それぞれがそれぞれの良さを持ち、多くの人にどんな形であれ幸福をもたらしているはずだ。
それに異論はない。

ただ、それらが集合した際に私は違和感を覚える。それぞれがそこにある様々なものをお互いにマイナスなものに変えてしまっているような感覚を覚える。

例えばカッコ良い車を人が乗っていて、その人はそれに満足している。私はそれを見てカッコ良い車だなとも思う。ただそれを街の一部、私が覗くことのできる世界の一部として含んだ瞬間にそれはもはやマイナスの要素に変わってしまっているということが多々ある。

これは写真を撮ることが趣味になってから思ったことで、一つの要素に焦点を当ててレンズを除くと途端にそれの良さがなくなってしまったりする。

この個人的な感覚を言葉にするのは本当に難しく、これを書いてみた今でも感じていることのほんの一部しかかけていない上、上手くまとまっていないなと感じるんだけれど、それどもとりあえず言葉にしてみてよかったと思う。

こういった一つ一つの自分の中にある感覚を大切にしつつ、さらに言語化できたら楽しそうだよねってのが今の結論なのでとりあえず色々書いていこうと思う。


※よく記事の内容とは全く関係のない写真を載せていますが、あれらはただの趣味で基本的に関係はありません。
写真はインスタグラムであげているので良かったら覗いてみてください。
https://www.instagram.com/_t0909_

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