#映画感想
Before Midnight
昨日「Before Midnight」邦題「ビフォア・ミッドナイトを見たのでその感想を。
リチャード・リンクレイター監督の「Before」三部作を見たわけですが、彼が時間の経過とそれによって起こる自身と役者たちの変化を大切にしている監督なのかなということは彼の作品である「Booyhood」を見ても理解できるような気がします。
実際この作品は主演のイーサン・ホークとジュリー・デルピーも脚本作成に加
I Killed My Mother
昨夜、グザヴィエ・ドラン監督の「I Killed My Mother」邦題「マイ・マザー」を見たのでそれについて少し。
彼の作品を見るのはこの作品を含め2作品目なのですが、この作品もやはり焦点はマイノリティーと呼ばれる人たちに当てられていて、彼らが社会とどう折り合いをつけるのか、それに対し社会に適応しているマジョリティーはどのように接するのか、それらのことを見ている人間に問いかけるような作品だと
「Before Sunset」を観て
先週「Before Sunrise」を観て個人的にかなりの高評価で、今週はその続編を見ようと「Before Sunset」を観ましたのでその感想を温かいうちに。
基本的に話の進め方は前作と変わらず、主人公の男女の特別な数時間を切り取って二人の会話をひたすら撮り続け、その中でそれぞれの人間性と二人の関係性を描くというもので、続編だからといってそこが変わることはありません。
私がこのシリーズを週ま
「ビフォア・サンライズ」を観て
『「ビフォア・サンライズ」恋人までの距離』を見たのでその感想を残しておこうと思います。
まず始めに私にとって恋愛映画はあまり好きなジャンルではない。おそらくそのような映画を見たときの共感する力みたいなものが著しく欠けているんだと思う。ただ私はこの映画を見て、単純に人を好きになり、それに求めるある種の共感性だけでなく、それらを通しての人の生き方の一部を感じ、その意味でこれを素晴らしい映画だと書いて
「気狂いピエロ」をみて
「気狂いピエロ」を先日見ましたのでその感想をと。。
大変有名なジャン=リュック・ゴダール監督の作品ですが、私はまだこの映画の他には「勝手にしやがれ」しか見たことがなく、特別ヌーヴェルヴァーグについて詳しいわけでもないので、その手の専門的なことはよくわからないのですが、少なくとも私がここ数年で見た映画の中ではかなり印象的な映画であったことは疑いようがないことです。
私がこの映画で感じたことは簡単に
「6歳のボクが、大人になるまで。」を見て
先日「6歳のボクが、大人になるまで。」を見たのですが、こんなにいい映画なのかと正直驚きました。
この映画は6歳の少年とその家族を12年かけて撮り続けたということでアイデアが面白いと話題になり、ストーリーも面白いし、ということで公開当時かなり評判が良かったよなっていうのを覚えていた傍、私としては何となく敬遠していた作品でもあります。
じゃあ何で今になってというと、私が行くツタヤがこれを少し目立つ位置
ダンサー・イン・ザ・ダークを見て
先日ダンサー・イン・ザ・ダークというミユージカル?映画を見たのでその感想をできるだけ新鮮なうちに残しておこうと思う。
と言いつつもこの映画を見ての感想をどう表現すればいいのか自分でもよくまとまっていない。見ている間は「なんなんだこの映画は。」で見終わって思ったのは「こんな映画見たことない」と少し混乱しているし、見ているうちに何度か「もう見るのをやめてしまおうかな」という気持ちにもなった。
映画全