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バイオリズムに振り回されないために

ここ数年はバイオリズムに振り回されることはなくなったんだけど、会社員時代には結構、気持ちの上がり下がりがあって「これってなんでだろうなー?」とずっと悩んでいた。

フリーランスになってからもしばらくは少し上がり下がりがあり、それに気持ちが振り回されないようにするためにはどうしたらいいか考えた。

そこで私がやり始めたのが

「自分のバイオリズムを先に決めてスケジュール帳に書く」

と言う方法。


「朝から気分が落ちてるなー」と思った時は「今までの経験上、この感じだと今回は気分が上がるまで3日はかかるかな」と予想し、スケジュール帳に3日後に「この辺りで落ち着いてくる」と書く。

人が関わっている心配事などの場合は、例えば「1〜2週間くらいで落ち着いてくるかな」と予想してスケジュール帳に書く。

というふうに、

どのくらいの期間でそのバイオリズムや問題が上向きになるかを、今まで積み重ねてきた経験から分析して、先に決めてスケジュール帳に書いておく。


こうしておけばその間は

「まだ2日目だからな〜。このくらいの心でいいや。無理して上げなくていいし、変に不安にもならなくていいや。」

と、自分で割り切ることかできるし、

人との問題についても

「今悩んでも1人で解決できる話じゃないし、無理にわかってもらおうとしても無理だから、今は頭から外しておいて毎日のことをしっかりやろう。もう少し自分自身が落ち着いてからちょっとずつ考えよう」

みたいに冷静に取り組むことができた。

だから、気分が上がらないことや、問題そのものについて悶々とずーっと悩むことはなく、毎日やるべきことに集中ができるようになっていった。

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この方法を実行するには


・ある程度、人との距離感を取れる状況

・自分を追い込みすぎない忙しさ

・何度ももうダメだと思ったけど元気になった経験(自分が立ち上がるパターンが見えてくるから)

・自分を正当化したいという焦りを捨てること


などが必要かもしれない。

人(または組織)の言うこと聞かなければ生きていけないという恐怖に縛られている時は、人の脳内を覗き込んで作られた世界に生きてるから、自分で望む世界を作ることが難しい。

「これをしたらあの人はなんていうだろう」「これをしたらどう思われるだろう」という思いが自分の気持ちよりも先に浮かぶ思考回路では、自分の未来をイメージできなくて当たり前。

(そんな自分の思考回路に気付いた時には本当にびっくりしたなぁ。。。)

会社員時代(特に後半)は人の頭ばっかりのぞいていたからちょっと先の未来も考えられなかった。考えようとしても、自分に決定権がないと脳が認識してるから、モヤ〜っとして終わってしまっていた。

「私が考えても無駄」と。

その頃は、人生の決定権を周りの状況や人に握ってもらうことによって、守られて生きていけると思い込んでいたんだと思う。

でもいろんな経験をさせてもらって「会社に所属していれば安泰というわけではない」という、なんとも当たり前のことにようやく目を向けられて「自分で生きれるようになりたい」という元々持っていた願望に、怖がらずにむきあうことができた。

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どうして長年気がつけなかったのかというと

「気がつきたくなかったから」

もしくは

「気がつくべきタイミングじゃなかったから」


会社員になってからずっと、なんとも言えない違和感や不安が常に私の中に巣食ってたんだけど、そこに気づいて本気でそれを追求し始めちゃったら多分会社辞めなくちゃいけなくなるし、自分が何したいか何ができるかもわからない状態で彷徨わなくちゃいけなくなるし、もうこんな年だし、長年同じ仕事しかしてなくて今さら他にできることなんてわかんないし、、、 

という恐怖が、ちょっとでも自分の本音に向き合おうとすると、ゾゾゾーーー!と襲ってきていた。(エゴというものらしい)

でも

「もーそんな恐怖なんてどうでもいいや!」「もー無理!!!」と思えるくらいに数年間追い込んでもらったおかげで、長年まとわりつかれていたその不安や恐怖さえも麻痺させることができて、ようやく自分で20代の頃から作り込んできた「自分に嘘をついて生きるのが正義」という世界観から抜け出すことができた。

自分にとって辛かった時期も、自分が作り出した結果だったこともわかってる。

偽った自分を本当の自分と思いこむことが正義と信じ「会社員でいられなくなったら地獄に落ちる!」という、自分で勝手に作った呪いをずーっと頑なに持ち続けていたせいで引き起こしたことだったから。

「お前は本当は真逆の人間だろ。 そのままだと道がなくなってどこにも居場所がなくなるぞ。 早く気がつけーーーーーー!!!」

と、ハイヤーセルフが追い込んでくれたのかなと思う。

つまり、自分自身(潜在意識)がってことだけど。

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そんな経験を色々としたおかげで、何か困難にぶち当たった時、

「今回はこういう問題か。。。ということは、3日くらいで自分の気持ちが落ち着いてくるから、その頃に考え始めて具体的に決めていこう。」

と焦らずに動くことができる。(それが通じない問題もあるけど!)


「慌てて動いてもいいことがない」というのも、あの時代に身をもって教えられたこと。

自分を正当化したいという思いが強いと、焦って相手にわかってもらおうとして言い訳をする。でもそんなの相手にとっては関係ない。相手が勘違いをしたというより、自分が相手にとってそう思わせてしまう存在だっただけだから、焦って言い訳してもわかってなんてもらえない。

わかってもらいたいなら時間をかけて、自分の生き方で表すしかない。

とにかく、問題が起きたら相手のせいにせず、毎回自分を分析して「自分がしょっちゅう引き起こしている問題はなんなのか」「それは自分のどの思考から生まれるのか」「もし問題が起きたらどうやって、どのくらいで解決に至ってきたか」などなどの自分なりの研究結果を集める。


「自分が落ち込んだりしやすい問題は、

この先、自分が楽に行きれるようになるための研究材料」


ひとつ試して、ダメだったら次を試して、

うまくいったものだけを生かして少しずつ成長する。


自分の体験を生かした実験は

楽しく生きるためのヒントになると思う。


そんな気持ちで生きてきたから、

自分の人生って、

自分で考えて行動できる一番面白い実験場所なんだよなぁ。。。

て思ったりすることもある。


そんな軽いこと言ってる場合じゃない時もよくあるけど、

そういう困難は結果、

そのあとの人生を楽にしてくれたからなぁ。。。


と、、、


終わりかたがわからなくてずっと話しちゃうから

突然だけどそろそろ終わります😂



今日は、最近初めて聞いて

噂通り面白い人だな〜と思った

藤井風さんの曲を貼っておこうかな。


ではでは

お休みなさい。



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