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質問との出逢い

こんにちはmywayのμ(ミュー)です。
マガジン「奇跡の軌跡」久しぶりの更新です。前回の記事はこちら。

201×年10月
不安と期待を胸に、私は山形の地に降り立ちました。会場となる名月荘は、かみのやま温泉でもかなりハイクラスのお宿。

12月のボーナスをすべて参加費に充てる計画で参加した私は、やる氣満々で最前列真ん中に座りました。
しばらくするとサラサラのロングヘアをきっちりまとめたマダムが隣に座り、配られたテキストにサラサラっとサインを書いているのが目に入ります。

へっ??
花の名前を英語で書きましたけども!?

私の視線に氣づいたマダムが挨拶をしてくれました。なんと私の母と同い年だと言うではないですか。彼女の所作の全てが私の母…もとい市役所に来庁されるすべての同年代の方と違いすぎる。

いきなり今までの価値観が大崩壊。そんな衝撃的なスタートを切ったマツダミヒロさんの講座は、目から鱗の連続。

毎日何万回も投げかける自分への質問。
その内容を変えるだけで、人生が変わる。
相手へ投げかける質問も然り。

まずは自分を満たす事、満たされたエネルギーで家族、友人、同僚、お客様へエネルギーを注ぐ大切さを伝えるシャンパンタワーの法則。

その問いを投げかける自分自身の在り方が、とても大事。

などなど、スキルよりもマインドをとことん学ぶ3日間。


学校を卒業したら就職する。退職したら次の就職先を探す。お金はお給料として会社からもらうもの。

そんな価値観しかなかった私。

名刺交換ひとつとっても、市役所の所属と連絡先しか書かれていない私の堅苦しい名刺が恥ずかしくなるくらい、みんな多才でキャラが濃い。動物と話せるお仕事…!?その世界一体なんなんですかーーー!?

私の中の常識という名の価値観が見事に壊れ始めました。

グループ分けの後、ペアになって行った未来質問。設定した未来の自分になり、どんな答えも0.2秒で答える。思った事願った事はすべて叶った未来の自分。現在形と過去形のみで答える。maybeは使わない。

確か3年後の設定だったと思いますが、私の口からビックリする内容が飛び出しました。

「富良野に移住して半年が経ちました。お野菜を自分で作って娘と毎日楽しく暮らしています。」

えっ??シングルマザーの私が市役所辞めて富良野に移住??そんなバカな…!?
富良野にはその年の夏休みに一度旅行で訪れたのみ。親戚はおろか誰ひとり知り合いはいません。もちろん仕事のあてもありません。

実はこの未来質問。潜在意識にある本当の想いを引き出す事ができる優れもの。
健在意識では「でも、だって」で簡単に打ち消し、変化をしない選択をしがちですが、何でも叶う設定なので思ってもみない事がスラスラと出てきます。

確かに毎日残業続きで、スーパーに残っているヘタが萎れた北海道産のミニトマトをお弁当用によく買っていたので、富良野で食べた新鮮なお野菜の数々や、心が洗われる様な大自然に旅先で感動していました。

身体を壊し、残業続きで子供にも寂しい想いをさせ続けた私は、こんな所で子育てができたらいいなと、心の奥底で願っていたようなのです。

そんな声にまったく氣づけなかった当時の私は、何が起きたのか全く分からず呆気に取られていました。

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