いざ鎌倉!@ダイヤモンドプリンセス下船
こんにちは。yumelieです。
今回はこちらの記事の後編。かなりの長編になってしまいましたので、お暇な時にお付き合いください。
「いざ鎌倉!!」
本来の意味とは違いますが、地元の近くとはいえ、あまり鎌倉に行く機会がなかったので、慣れない場所を英語で観光案内するという大役を務められるかどうか、まさにそんな言葉がピッタリの心境でした。
オープン6時と同時にビュッフェへ。朝一番の7時半に下船し、夫は荷物を積んで車で実家へいったん戻り、車を乗り換えて鎌倉で合流。私はターミナルにてご夫妻と8時に待ち合わせ。
ご夫婦と合流すると、奥様が今朝から喉の痛みと鼻水が出ているとのことで、中止にするか尋ねましたが、熱もなく元氣なので予定通り行きましょう!と。
船に戻るまでにどこかで薬が買えたらということでしたが、実は、そのほかにもご家族から日本の日傘(メーカー指定)を買ってきて欲しいと頼まれているとのこと。お孫さんへのお土産として、日本の文具も買っていきたいということで、鎌倉+日傘探し+薬局+文房具の旅となりました。笑
旦那様がご高齢なので、随時歩けるかタクシーにするかの確認を忘れずに。
地下鉄の日本大通り駅まで歩き、横浜駅へ。総武線に乗り換え鎌倉を目指します。
土曜日という事もあり、総武線は鎌倉へ向かうと思われる人たちで混んでいました。旦那様、どう頑張っても87歳に見えないので、優先席に座っている若い方たちにも氣遣ってもらえず。ずっと立たせてしまって申し訳ないと常に探していたのですが、しばらく立ってもらうことに。
そんなこんなで鎌倉に着くとものすごい人。車内でしばらく立っていたこともあり、鶴岡八幡宮内でたくさん歩くだろうからと、ご夫婦は駅からタクシーを選択されたのですが、これが良い判断でした。
タクシー運転手さんが「大仏と長谷寺も行く予定なら、今日はお天氣も回復した土曜日、紫陽花も見ごろだから先に回った方が良いよ」と、提案してくれたので、そこまでの時間と金額をお聞きして、ご夫婦に確認すると「OK!そうしましょう」と。
大仏に到着したところで、夫もちょうど到着し合流することができました。
鎌倉の大仏様は大きいですねー!!神奈川に長いこと住んでおりましたが、お恥ずかしながら初めて伺いました。
長谷寺に向かうと紫陽花の道はすでに60分待ちだったので諦め、境内を散歩して終了しました。
それにしても、あっという間に時間が過ぎていきます。
この後お昼を食べて、買い物をして、、、14時半ころにはターミナルに戻りたいとのことでしたので、おやおや?間に合うかしら!?と思っていたら、タクシー運転手さんの予想通り、長谷寺から参道への道が大渋滞。鶴岡八幡宮には寄らずに、買い物を優先することにしました。
時間が読めなかったのでお昼を特に調べておらず、車内から探してみたのですが、車を止めるのが難しそうだったので鎌倉を離れることにしました。「車の中で食べることになるかも。汗」と伝えると「全然いいよ!」と笑ってくれました。
しばらく進むと、目の前に大きな駐車場を構えた峰本本店が!!待たずにすぐに入れるということでしたので、日本らしいお昼を、鎌倉で食べてもらうことができました!
「あれ?車内で食べるんじゃなかなったの??」と、すぐに状況を掴めなかった旦那様がとても面白かったです。
お店の方もいろいろとご配慮してくださり、とても有意義で美味しいお昼の時間となりました。ごちそうさまでした。
さて、残るは買い物!
実は、私たちが観光している間に夫が日傘を調べてくれていました。家電量販店なら、日傘も文房具も薬も取り扱っているのではないかと目星をつけ、何店舗か問い合わせるとビンゴ!!ターミナルに戻る途中の家電量販店で全部ゲットすることができました!
薬は、薬剤師さんに症状をお伝えして選んでもらった数種類を、なぜか私が説明しながら選んでもらったのですが『1日〇回〇錠』と日本語で書いてあるので、そこも聞かれました。
ということで、ミッションクリア!!
ホッとしたのもつかの間「そういえば、孫がキティちゃん好きなのだけれども、どこかで買えるかしら?買えなかったら、この後に寄港する沖縄も大きな都市だと聞いてるから、そこで探してみるから大丈夫よ。」と奥様。
沖縄で、、、キティちゃん、、、??あるのかしら???
ということで、時間も迫っていたためサクッと寄れるワールドポーターズで、本当に少しでしたがグッズを見つけることができました。
サンリオショップにゆっくり寄れたら良かったですねぇ。
ということで、最後はドタバタになってしまいましたが、時間内にターミナルまでお送りして、今度こそ完全にミッションクリア!
それから1時間ほど待って、船の出航をお見送りすることに。
これも、鹿児島で友人たちにお見送りしてもらった恩送り。
大さん橋の上で待機していると、旦那様がデッキに出てきてくれました。
部屋で休んでいた奥様も呼びに行ってくださり申し訳なかったですが、嬉しかったです。
船が動き出し、最後に旦那様が大きな声で「ありがとう!!」と言ってくださった姿がとても印象的で、今でも鮮明に思い出せます。
お船の師匠夫妻もデッキに出てきてくださったので、二組をお繋ぎすることもできました!
お互いにずーっと手を振っていましたが、みなさんをお見送りできて、とても感慨深い時間となりました。
「カリフォルニアに来たときは、恩返しするわ!」という嬉しいお言葉をいただきました。
どんなにお元氣でも、87歳の旦那様とまたご一緒にクルーズに乗ったり、元氣にお逢いしたりできる時間はそんなにないかもしれません。
それは私たち自身も然り。
いつか、、、と思わず、会いたい人には会いに行く行動あるのみ!!
と、すぐに飛行機で行ってもいいのですが、そこはやはりクルーズで。
来年、太平洋横断クルーズを予約してみました。
今回のクルーズでも、ミラクルな出逢いの数々を本当にありがとうございました!!
英語力が上がっているかは謎ですが、変な汗は出なくなりました。笑