【コラム】アメリカンスポーツ⑨2001年の忘れられないワールドシリーズ
【忘れられないワールドシリーズ】
2001年は私にとって、忘れられない年でした。
6月に渡米、その3カ月後
9月11日に同時多発テロ事件が起きた。
今後、どうなってしまうんだろう、、
そんな思いを抱きながらしばらくは生活をしておりました。
MLBも一時中断をしたが、無事に
ワールドシリーズ
まで開催することが出来ました。
この年の、ワールドシリーズは
ニューヨーク・ヤンキース
vs
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
全米からしてみたら、ニューヨークが本拠地の
ヤンキースが勝ってニューヨークに元気を!
と思っていたと思います。
しかしながら、
ダイヤモンドバックスの二枚看板投手
ランディー・ジョンソン
(のちにニューヨーク・ヤンキースへ移籍)
カート・シリング
(のちにボストンレッドソックスへ移籍し
松坂大輔とチームメートに)
この二人の活躍により
アリゾナ・ダイヤモンドバックス
がチャンピオンリングを手にしました。
3勝3敗で迎えた第7戦は
ダイヤモンドバックスの本拠地
バンクワン・ボールパーク(当時の名前です)
で行われた。
ヤンキースの先発は、
ロジャー・クレメンス
そして
ダイヤモンドバックスの先発は
二枚看板投手の一人
カート・シリング
素晴らしい投手戦の試合になりました。
1対1で迎えた8回の表
広島カープにも在籍をしていたヤンキースの
アルフォンゾ・ソリアーノ
がソロホームランを打ち2対1となりこれで
ヤンキースの優勝が確実と誰もが思っていました。
しかし、
ダイヤモンドバックス
は考えられないことをしたのです。
前日の第6戦で先発をし7回まで投げ勝ち投手となった
ランディー・ジョンソン
をなんと8回途中から投げさせるのです。
MLBは、投手の肩は消耗品という考えが強く、
前日先発した投手を連投されることはまずありえないことです。
疲れは、あったと思います。
いつも150km以上出るスピードボール
この日は、気迫だけで投げていた感じでした。
彼の好投もありダイヤモンドバックスは
9回裏に2点取り
サヨナラ勝ちで見事ワールドシリーズ初優勝となりました。
ランディー・ジョンソンのあの気迫ある投球は今でも脳裏に残ってます。
この年のワールドシリーズMVPは2枚看板エース
ランディー・ジョンソン
カート・シリング
がW受賞しました。
2001年はアメリカいや世界中が大変な年でしたが、
私は
ランディー・ジョンソン
の気迫ある姿でみんなが勇気をもらったと私は思ってます。
スポーツはいいものです
ランディー・ジョンソンのボブルヘッドです
珍しく似てます。
カート・シリングのボブルヘッドです
コラム作成 スポーツ大好き Gary でした。