いつだって今が旬。
19歳のわたし、二十歳のわたし、21歳and moreのわたしがここミルクのこの席に座って珈琲を飲んでいた。おしゃべりしていた。ときにはさびしく落ち込んでいた。厚いチーズトーストを食べていた。肉体はとても若かったのに未来に明快な夢を描いてはいなかった。
40年近い時を経て、またこの店の同じ席で珈琲を飲む。
いつか老猫のお世話をする活動をしたいという店主の奧さま彰子さん。現在すでに野良ちゃんのお世話をしている。
わたしは、お年寄りも若い人もみんながふれ合えるコミュニティスペースを作りたいという夢を語る。
たくさん生きてきて肉体は衰えてきたけれど、今のわたしは夢がいっぱい。
myunk