口リコンは子供時代から口リコンという事実、そして追憶
こんにちは!みゅーなです!
あたしは保田塾というサークルで、ロリコンとは何かということを研究してきました。
海外論文を翻訳し、自分でアンケート調査を行い、これまで二冊の同人誌にまとめています。
これまでの同人誌のだいたいのまとめはこちら👇
ロリコンになる原因について掘り下げたのはこちら👇
今回は以前紹介した、多くのロリコンは小学生や中学生時代からロリコンであるという調査結果について、具体的なエピソードを交えて掘り下げていきたいと思います。
前回予告した『ロリコンはなぜ嫌悪されるのか。ロリコンが迫害される理由を人類学的に、そして科学的に考えてみる』はかなり量が多くなったので、ちょっと今週中に書き上げるのは難しいと思ったので、投稿の順番を入れ替えました!ごめんなさい!来週に改めて投稿予定です!
1.ロリコンは子供の時からロリコン
さて、昨年の冬コミ新刊の少女愛万華鏡で詳細を述べ、これまで出した二冊の同人誌の内容を簡易に纏めた記事でも紹介しましたが、我々の研究でロリコンは小学生の時点で、性的に感じる対象が非ロリコンと違うことが判明しました。
端的に言えばロリコン男性は小学生の段階で小学生で自慰をしがちだった一方で、非ロリコン男性は小学生の時点で成人女性で自慰をしがちだった傾向があったのです。
この傾向については、ちょうど30年前の1993年にFreundらが発表した論文でも同様の示唆が示されています。*1
論文の概要を抄訳すると「ロリコンは成熟した相手を好む人に比べて、子供時代に子供の裸体に好奇心を覚えていた割合が多く、大人に対する好奇心は覚えていないことが示唆された」となるでしょうか。
(この論文については、翻訳はしているもののちゃんと正確性を検討していないので、また掘り下げてnoteにまとめてもいいかも?)
*1 ただし、この論文の第一部は調査対象者のロリコンの多くが犯罪者やロリコン治療中の人間であることに留意。第二部は大学生が対象となっているが標本数が少なめ。この被験者が犯罪者に偏る問題についてはこの前々回の記事を参考に。しかし、性的少数者でない対照群の被験者は調査協力が有償で、性的少数者は無償というのは興味深いですね。
また、前々回の記事で示した通り、そして2013年の双子を使ってロリコンの遺伝性を調べた論文によって、ロリコンは遺伝性がある程度高いようです。
発現タイミングやエピジェネティックな要素にもよりますが、遺伝的な要素によって小学校時代から既に性的興味に差があるのは妥当性が高いでしょう。
まとめると現状の研究成果からは、ロリコンは子供の頃から既にロリコンであった可能性が非常に高いと言えそうです。
2.子供の時からロリコンと非ロリコンが性的に感じる対象に差がある事実を知って、納得した過去の経験
人妻と訪問販売サラリーマンのエロマンガ
このロリコンは子供時代からロリコンだったぽいと判明した際に、あたしとしては割と納得というか、学生生活の中で時々感じた周りの友人との温度差みたいなものに全部説明がついたんですよね。
中学一年生の時の話です。同級生がクラスにえっちな漫画を持ち込んだんですよ。こっそりクラスの窓際の後ろの端っこにみんなを集めて、カバンから取り出して。
年上のきょうだいの本棚から持ってきたというその本は、人妻と訪問販売サラリーマンがエッチをするという内容でした。
登場する男女は、ともに絵柄から20代後半から30代という雰囲気を感じだったのを覚えています。
で、あたしはその作品を見て「わ、超アダルトじゃん!」とちょっとからかい交じりに言ったんですよ。
自分の二倍以上の年齢の登場人物同士がえっちしている作品をクラスで見ることに、中学一年生のあたしはなんか滑稽に感じてしまったわけです。だって、みんな子供だから同い年くらいが好きだよね?と思っていたわけですから。
でも、クラスのみんなはかなり真剣にそれを読んでいたんですよね。
あたしは心底興味がなかったので『そんなエロ本に飢えてるのかな?エロサイトとか見たことないのかな?』とその場を立ち去ったわけですが、今思い起こすと、あれは本気で成人同士のエロに興奮して集中していたんだなと、あれから十数年たってようやく気付かされました。(あたしはインターネット女子小学生です!!)
特命係長 只野仁
もう一つ思い出されたのが、小学生や中学生の時に流行ったテレビドラマの『特命係長 只野仁』です。……タイトル出していいのかな?いいか。研究だし。
ご存知ない方のために説明すると、特命係長只野仁というのは同名の漫画を原作としたドラマです。このドラマはアクションが売りで、そして同時にギャグエロ系というかベッドシーンが沢山出てくるんですよね。
高橋克典演じる特命係長の只野仁が、毎度毎度熟れた女性とお色気なシーンをするわけですよ。
タイトルにお色気とかそれらしきワードを付け加えて検索をしたら、どんな感じなのかわかって頂けると思います。
で、クラスのみんなが話題にしているから、あたしも見てみたわけです。
でも、あたしは全然ピンとこなかった!!
ふつうに面白いのはわかるんですよ、でもなんか友達と熱量が違ったんですよね。
なので、只野仁の話題になるときは、若干みんなの盛り上がりから一歩引いていました。友達が盛り上がっていたのに、あたしだけ若干ついていけなくて、ちょっと寂しい思いをしていたわけです。
あの盛り上がりのギャップは何だったのだろう、と時折思い返して考えていたわけですが、ロリコンは子供時代からロリコンという事実を踏まえるとすごく簡単に理解できました。
つまり当時、非ロリコンな友達たちは成人男性と成人女性の濡れ場でみんな興奮していたんですよね。作品自体の面白さ楽しむのと同時に、エロさにも魅力を感じたんでしょうね。
あたしは自分自身の思考を一般化して「小中学生なんだから小中学生を性的に見るのが当たり前でしょ?成人同士のセックスとか見て嬉しいの?」と思っていたので、こんな簡単な事実に気付かなかったんですよ。
特命係長 只野仁はギャグ要素が結構あって、みんなそれを好きなんだろうと思ってたし、みんなもギャグの要素とかの話をしてたんですけど、今思うとあれは照れ隠しというかエッチでもある番組を「自分はギャク目的だけで見てる」と言い訳してたんでしょうね。いや、言い訳じゃなかったのかもしれないけど!
あたしはそもそも熟れた男女のエロシーンに性を感じなかったので、なんでこんな盛り上がってるんだろうな、と思ったわけですが。
どちらも、子供時代から性的に感じる年齢が違うという研究結果を知ると、あれは子供時代でも成人を選好しているので、成人同士のえっちなものをみんな真剣に見てたんだなあという納得がいったというお話です。
「言われてみると小学校や中学校時代にロリコンと非ロリコンで、好きだった作品が全然違った」とか「子供のころから非ロリコンの友達と趣味が全然違って変な気持ちだった」という体験とかってロリコンの人にはあると思うんですよね。どうでしょうか?ないかな?
3.まとめ
ロリコンと非ロリコンがおそらく子供時代に分化しているという事実から、自分の過去の経験に納得がいったという話でした。
これを初めて取り扱ったノートの感想で「あああーーーなるほど!」とか「確かにそんな経験ある!」というのが沢山あったので、あたしも自分の経験を開陳してみようかなと思いました。
具体的にどんなふうに差があったのか知りたい方は『少女愛万華鏡』でご覧ください。個人的にはロリコン研究の一冊目である『令和少女愛白書』を読んでからの方がおすすめですが!(露骨な宣伝!!)
他にも面白いnoteをたくさん書いているので、是非他のnoteもご覧ください。次回は『なぜロリコンは忌避されるのか。科学的に考える(仮題)』です。お楽しみに!
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