吃音で通い続けた言語聴覚士の3年。このままではダメだと都筑先生のもとへ
娘が発吃してから3年。近所の言語聴覚士さんのもとへ通っていた。
毎回「先生どうですか?」と聞くが、「そうですね、詰まらずに読めてましたよ」「少し調子悪いですがまぁ様子見ですね」という返事だった。吃音は目に見えて効果があるものでもないし、仕方ないのだけど。
家に帰って主人からも「様子どうだった?先生なんて?」と聞かれるが、曖昧な返事しかできず、心はモヤモヤしてた。
娘が日直を一人でやっていると聞いた。クラスで笑われて嫌な思いをしたと。それからみるみる症状は悪化した。
そこで改めて他の治療法を探すことにした。このままではいけないと直感だ。頭の中でアラートが鳴っていた。
それで都筑先生の本に出会った。(高かったけど)本が届くまでにサイトを見て、これまでやってきた治療法と真逆のことをすると知り、その内容に納得した私は、メールで「会えませんか」とすぐに問い合わせた。
治療できるならどこでも行く。お金も払うと決めていた。その代わりに何か我慢することになっても構わない。今はどんな犠牲も払う。娘の人生は80年残ってるんだから。
その週末には先生に会いにいった。
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