小さな喜び、大きな喜び
10月24日、33歳になった。
特に大きな出来事もなかったが、同僚と美味しい昼食を食べて「楽しかった、一緒にご飯を食べれてよかった」と伝えられたし、帰宅したら和牛のハラミステーキが準備されていた。
日付が変わる前には、16歳で出会った同い年の奄美大島出身の友人から毎年届く「おめでとう」のメッセージを貰った。17年前に出会い、22歳で初めて東京で対面し、こうして今も毎年「おめでとう」のメッセージを貰っているだなんてよく考えたらとてつもない喜びだ。近いうちに会いに行こう。
一緒に昼食を食べた同僚が他の人に私が誕生日だと言うことを伝えたらしく、別の人からも「おめでとう」を貰った。そこから繋がった何気ない会話も楽しかった。
そして何よりも今年は自分で自分の誕生日を心から祝った。
今までそうしたことは一度もなかったように思う、お祝いというのは他人から貰うもので、それを受け取るのが普通だと思い込んでいたから。
他人任せで自分の幸せを決めるのは、だいぶ損していたな…と今なら思える。
とにかく、自分、おめでとう。
生きていてくれてありがとう。
そう本心で思えたことに感謝して33歳も、無事に生きていきたい。