妄想「UNICITY Vol.2」
こんにちは、こんばんは。
みゅーです。以前、ハグルマルマ(@hagurumaruma)さんが主催のLIVE(in the)Brainという企画があったのですが、
僕も参加させて頂き、それ以前にもそれ以降にも勝手にセトリを作って楽しむということはしているので、今回は妄想でUNICITY Vol.2のライブレポ(?)を書いてみようと思います
それでは。
2024年2月、高槻優は2次先行で当てたUNICITY Vol.2の大阪のライブ会場へと足を運んでいた。
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午後7時。開演時刻になると照明は暗くなり、いつものようにあのSEが鳴っていつものようにメンバーがステージ下手から登場した。ただし、いつもとは違うことが一つある。上手後ろ側にいるイズミカワソラさんがピアノを弾いて、「絵の具」を歌っているのだ。これだけでUNICITY Vol.2に来てよかった、当たって良かったと高槻は感じていた。
そしてメンバーはそれぞれの位置についた。向き合っていないのでセッションではないらしい。何が始まるのだろうかと考える余裕も無く斎藤さんにピンスポが当たりアカペラで歌い出した。
「日常を照らす あまりにも優しい君の影」
…………"僕らのその先"である。
このタイミングで聴けるなんて思いもよらず、気づけば高槻は泣いていた。
歌詞で感情が昂り泣いたことはあったもののUNISON SQUARE GARDENのライブで泣いたことは過去一度も無かった。しかし聴きたい曲で一曲目に、しかもこの曲というのは泣けるものである。
「ヨウコソォ!」
1曲目が終わり、間髪入れずに2曲目のイントロへと入った。これぞUNISON SQUARE GARDENというような、曲ごと楽しむ歌詞。記憶にあるのはPatrick Vegeeツアーのアンコール2曲目だろうか。
"オトノバ中間試験"である。Twitterでも聴きたいという声が多かったこの曲、演奏頻度が高めだと思っていたのだが前回が2021年らしく、めちゃくちゃ激レアと言うほどでは無いにしろとても久しぶりであったために周りの人と同様、高槻もまた既にテンションが最高潮になっていた。
更に「昨日食べたそばは今スパゲッティーになった」などといった一見(一聴?)意味のわからない歌詞が印象的な"meet the world time"へと続いた。これもまたレア曲であり、さすがFCライブだと心の中で頷いた。
この時点で既にヤバセトリであるのだが、"流星のスコール"のイントロが流れた時にはもうその場で一回転したあとにひっくり返り膝から崩れ落ちると思った程である。
「今夜、流星の指す方へ」なにそれすぎる。
更に更に“いけない fool logic"が続いた。この曲はどう考えても楽しすぎる。やばい。ここで第一ブロック……これは勝手に名付けたが、このブロックは最大限のハッピーに包まれた。
一度ステージは暗転し、その間に水分補給をしつつ次の曲を待っていた。
ステージがオレンジ色のような色に照らされその曲が始まったのだが、最初すぐには何の曲だかわからなかった。有観客では前回が2019年……その前が2017年……。もう今回のセトリは『そういうこと』なのだろう。高槻はある意味諦め、目の前の事実を受け入れることにした。「いつか僕も死んじゃうけど それまで君を守るよ」そんな言葉を自身を持って言えるようになりたい。“未完成デイジー"を聞いてそう強く思ったのである。
さぁ、次は何が来るのか。大抵はいわゆるバラード系統の曲がくるはずだが……と思っていたら、やはり、そうであった。次の曲が始まった僕は何とも言い難い感情が溢れ出て、また泣きそうになってしまった。UNISON SQUARE GARDENの曲の中の数少ないラブソングである"僕は君になりたい"というのはやはり名曲であった。2019年のB面ツアー以来、やっと聴けたのが嬉しすぎる。
「UNICITY Vol.2 に来てくれて、ありがとうございます!」
オーディエンスからの拍手を挟み、「……自由に、楽しんでいってください!はいじゃあ次の曲です!」
ライブツアー『プログラムcontinued』の音源に入ってるような掛け声とともにあの曲は始まった。2023年3月、初めて聴いたときに高槻は嬉しさのあまり連番相手の肩を思いっきり叩いてしまっていた。今回はそれほどではないものの、聴きたいとは常日頃思っている為やはり嬉しかった。「やりたいことがいっぱいあって ひざをかかえてオンネノン」聴きたい曲もたくさんあるんだよ、と"チャイルドフッド・スーパーノヴァ"を聴きながらいつも思っているが、今回のライブでは既にたくさんの聴きたい曲が聴けている。
続いて、“マイノリティ・リポート(darling, I love you)"から"マジョリティ・リポート(darling, I love you)"が続けて演奏された。この2曲をセットで聴けるのはやばすぎて、一周まわって落ち着いていた(?)
そして、鈴木貴雄によるドラムソロからのセッションを挟み、“マスターボリューム"が始まった。やっぱり、カッコいい。そして、めちゃくちゃ最高である。からのカオスが極まる、これは何度も聴いてはいるがやはり始まったときに両手ガッツポーズをしてしまう。既に体力がやばくなっているのだが、続けて"over driver"が演奏された。2019年初めてライブに行って初めて聴いた時、高槻はものすごくかっこいい曲だと感じ、また聴けるチャンスをうかがっていたので、また嬉しくなった。
その後、あのピアノのイントロが流れだしたのだが、いつもとは違っていた。そう、イズミカワソラさんのピアノが1番引き立っている。今回のツアーは全体的にピアノアレンジであったのだが、この曲より一層素晴らしい曲になっていた。やはり歌詞が良すぎる。"mix juiceのいうとおり"は一曲目に持ってくるという予想もあったが、まさかのここできたのがびっくりであった。
「20周年よろしくね、ここから始まりだよ」というような斎藤さんのmcと共に始まったのは、"101回目のプロローグ"であった。2019年にUNISON SQUARE GARDENを好きになって早くも4年、いい意味で自分がこんなに好きになっているとは思いもしなかった。
「ありがとうございました、UNISON SQUARE GARDENでした。」
という斎藤さんの掛け声と共に、ピアノの伴奏のイントロが演奏された。本編ラストの"harmonized finale"はほんとうにズルすぎる。死ぬまでUNISON SQUARE GARDENは追いかけるだろうし、でも本当に「今日が今日で続いていきますように」すぎる。最高のUNICITY ライブであった。
アンコールを求めるようにオーディエンスからは手拍子が続き、それに応えるようにメンバーはすぐにまた出てきた。「オマケ!」という声とともに、"オリオンをなぞる"が演奏された。最近聴くことができておらず、でもやはり最高な曲であると再認識した。また、ピアノとの相性がとても良いのである。
「UNISON SQUARE GARDENでした、バイバイ!」で始まったその曲は、ほんとうに、ほんとうに来てよかったととても感謝した。"Micro Paradiso!"である。ほんとうに聴きたくて、聴きたくて、どうしようもなかった曲を聴けたことは最高にハッピーであった。そして途中遊んでいたのも面白かった。
曲が終わり、田淵はすぐに、斎藤さんは片手をあげて、貴雄も手を振りながら、メンバーはステージ袖へと戻っていった。UNISON SQUARE GARDENのライブはまた終わってしまったが、ライブの予定がなくなったわけではないし、20周年が始まったのでこれからのスケジュールにわくわくしながら会場を後にした。
〜SET LIST〜
僕らのその先
オトノバ中間試験
meet the world time
流星のスコール
いけないfool logic
未完成デイジー
僕は君になりたい
チャイルドフッド・スーパーノヴァ
マイノリティ・リポート
マジョリティ・リポート
マスターボリューム
カオスが極まる
over driver
mix juiceのいうとおり
101回目のプロローグ
harmonized finale
en.
オリオンをなぞる
Micro Paradiso!
メンバーそれぞれのカバーとイズミカワソラさんの曲は見当もつかないので(あってほしいという願望はある)この妄想レポでは書いていない。
あと数週間ですね、楽しみです。トレード当たりますように。(祈)
……祈り、、、星追いたちの祈り、、、
了