「Forever Gold」が私の青春になる
そこにあったのは戻ることのできないかけがえのない瞬間──
私はそう感じて胸がぎゅっと締め付けられた。
瞬きすら惜しいほどに輝きを放った彼らが、眩しい過去と呼応する。
「Forever Gold」"永遠に輝く日々"
貴方は何を思い浮かべるのだろう。
昨日公開されたSexy ZoneのNew Album「ザ・ハイライト」のリード曲「Forever Gold」
80's調の爽やかで疾走感のあるメロディーに、懐かしさ漂うMV。
おしゃれで、明るくて、カッコよくて、けれどもどことなく切なさを感じた。
大人になってくると、自身の輝き、輝いた日々というのは、実はその瞬間にはなかなか気付けないモノだと知っている。
だとすれば、「Forever Gold」は現在でも、未来でもなく過去を見ていて、永遠に輝きを放っていても、永遠に戻ることの出来ない日々。それは戻れないからこそ、美しく輝いているのかもしれない。
そして悲しいかな、そのことにSexy Zoneのメンバーも気づいている。でなければ歌えない。
彼らももう、過去を儚く愛おしく思う程に大人なのだ。
私にはSexy Zoneは今、遅れてやってきた青春を過ごしているようなグループに見えていて、
メンバー全員大人になったからこそ対等に付き合えて、そしてメンバー全員全力になれる仕事を持っていて、それを乗り越える度に何倍も成長して、
羨ましいほどに、青春を持っているグループだと思っていた。
そんな彼らでも、もう戻れない過去と輝いた思い出を胸に秘めて生きていたのだ。
考えてみれば、年長の2人は28,29歳になる学年なわけだから、もちろん下の3人だってもう立派な大人なわけで。
喜びも悲しみも後悔も達成感も…、沢山感じて今の彼らがあるんだと、改めて感じさせられた。
──レトロなセットの中、カメラのゴーストやフレアが幾度と重なって、輝かしい日々と懐かしさを煽ってくる。
綺麗な顔立ちも相まって、本当に眩しい。
パワフルなのにどこか儚く消えてしまいそうで、また彼らがフッと切ない表情で歌うから"永遠"なんてないんだと胸の奥底で思い知らされる。
「Forever Gold」底抜けに明るくて、とびきりカッコいい。体が自然と動いてしまう。
そんなこの曲にこのノスタルジックさやエモーショナルな感情を引き出させるSexy Zoneの表現力の豊かさ。若くして10年戦士の彼らにしか出せない空気感。怖いくらいに素晴らしい。
そして私は、彼らに心の底から感謝した。
この「Forever Gold」が、アルバム「ザ・ハイライト」がきっと私にとっての永遠に忘れたくない、輝かしい瞬間を沢山与えてくれると確信したからだ。
過去はもう戻らない。でも未来は私のものだ。
遠く輝く過去の日々すらをも超える、熱く輝かしい夏。
それがすぐそこまでやって来ている。
強い日差し、溶けてしまいそうなアスファルトの照り返し。想像しただけでうんざりしそうな暑い夏も、今年はキラキラ輝いて見える。
Sexy Zoneと「ザ・ハイライト」をお供に、今年はいつもより輝く夏を過ごしても良いかな?
永遠に輝く日々を、ここから始めよう。
Sexy Zone New Album「ザ・ハイライト」
Sexy Zoneの音楽気になった方はコチラも
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?