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timelesz project 実況note 3次審査編
10月25日(金)timelesz project ep.3が配信。三次審査が始まった。
ep.1・2からまた空気が変わり一気に熱量が上がった。前回までは比較的冷静に見ていた筆者も大興奮。今回はep.4〜7編、3次審査について書いていく。
多忙につき、4次審査を目前に控えた今、3次審査についてまとめていることご容赦いただきたい。
急に毎週更新になったので、実況中継も忙しない。3次が終わった今、思ってることを率直に、でもあくまで冷静に書き留めておきたい。
現在の皆さんの─
「順位になります。」
そう風磨くんから語られた時の緊張感。
大した重みもないように、サラッと伝えるところがまたこの世界で当たり前の争いであることを物語っているようだった。
この順位に関しては特に語らない。
大体妥当に思えたし、大事なのはこの時の順位じゃなくて、これがどうひっくり返っていくかの部分だから。
世界の厳しさを伝えるため、ドラマを産むための順位かな。という感想。筆者にとってはあくまでもプロローグの認識だ。
ただこの順位、もちろん二次の結果がまったく加味されていないわけではないだろうが、あくまでもダンスのクオリティやダンス耐久への喰らい付き度で評価されていて、歌によらないところがこの会社らしいと思った。
集団で踊った中から見つけられるオーディション制度や、今はどうだかわからないが、諸先輩グループの話では昔からこの会社はダンスレッスンしかないと聞いたことがあるし、
そもそも本来、最初はバックダンサーが主な仕事なわけだから、ダンスで見つけてもらえなければ前に出てこられない。
「Can do!Can go!」の選曲も含めて、そういうこの会社の伝統を見た気がした。
残るのは15人。半分以下になる。それぞれ、どう生き残るのか…
試練とは
9人×4組に分かれたグループ審査。
与えられた課題曲は「Shake」「Monster」
必ず同じ曲を披露するグループがいる。
どのグループにも比率は違えど、経験者と未経験者が混在していて、息のあったパフォーマンスはおろか、踊ることすらままならない人を抱えて審査に挑むことになる。
そういう意味では、全てのグループに共通で与えられている課題のひとつは「グループになる」ことであったと思う。
初心者は経験者に喰らいつき、経験者は初心者を引き上げる。この一連の流れ、つまりチームワークから生まれる相乗効果や化学反応を見られるのか?が、大きなテーマのひとつだったのではないだろうか。
3次試験全体は、一見初心者に難しい課題のように見えて、実は経験者にとっての方が難しい課題であったと私は感じている。
なぜなら、"気付けない"かもしれないから。
初心者が努力をするのは当たり前のことだ。ガムシャラに限界を超えていけばいい。
だが、経験者であろうと自分の限界を超えて一番良い状態で本番を迎えたいのは同じだ。
ましてや、今回のこのオーディションはオーディションメンバーで一つのグループを作るのではない。timeleszのメンバーになるべきたった数人の仲間になるためにやっているのだ。
だから別に周りと共生していく必要などない。
そうだというのに、経験者は初心者を引き上げることまで求められる。むしろ、それができなければ落とされてしまう。
ものすごい人間力の問われる審査だ。
けれども、これもこの会社のグループでは割とよく置かれる環境だ。歳の差や実力差があるはずなのに、完成系ではそう見えないようにしなければならない。そんな環境。
Sexy Zoneなんて、元々その最たるグループだろうし、トップスターと事務所入りたての芋っぽい子が何故か同じグループみたいな例は他にも割とある。
そういう意味では、これも会社の一員となるための通過儀礼的な意味合いもあったように感じている。
試練は候補生だけか
今回の課題を突きつけられたのは候補生だけではなかった
審査を見学に来てくれたSUPER EIGHTの大倉くんに「言わないと」と指摘を受けていたtimelesz。
そうしてくれたこと、心から感謝しかない。
timeleszは心の優しい人たちだ。多分そもそも、ダメなところを指摘するとか、そういうことをそんなに得意としていないだろう。
だからオーディションの課題であって、これから未来グループを良いものにしていくためにも抱えていた課題の一つだったように思う。
近い未来に仲間になるであろう候補生たちにtimeleszたちも本気でぶつかれなければ、お互いに魂でぶつかり合えない。
仲間を見つけられるかどうかは、
きっとその先にある。
だからあのタイミングで、大先輩の金言を頂けたことはとても大きかったと思う。
感じたことを言葉を選びながらも、確実に伝えてくれた大倉くんも、その言葉を素直に受け取って実践に活かせるtimeleszも本当にすごい。
これが長く芸能界で生き残る人たちの立ち振る舞いで、この会社の遺伝子なんだなと改めて感動した。
グループって面白い
おそらくランキングを元に組まれたにすぎないグループにも関わらず、それぞれのグループに色があったのが興味深い
暗いBLUE
それに対して笑顔が多すぎるRED
全く会話がなかったGREEN
熱量に差があると見えたYELLOW
そしてそれぞれ試練を乗り越えて、新しい顔を見せてきた。
ホテルに戻った後、自主練が主となったグループもあれば、互いの部屋を行ったり来たりしてワチャワチャと練習してるグループもあった。
一人一人の人柄が絡み合い、ほんの短期間だというのにグループの色になった。
グループに誰かが入る、誰かが抜けるというのは同じ構成要素があるにも関わらず、全く違う印象を与えるアーティストに化けていく可能性があるんだなあと、改めて考えさせられた。
それをtimeleszに置き換えたら…、怖いと感じる人もきっと少なくないだろうが、私は新しい変化を楽しみたいし、今はワクワクが勝っている。
You TubeのFIX ver.見た?
Netflixで見られる本番のパフォーマンスはカメラワークが工夫されてて、みんな"良い感じ"に見えている。
FIX ver.は固定カメラでみんな並列。歌ってるところもそうでないところも見られる。
こうやって見てみるとイメージの変わるメンバーも多いような気がした。
歌番組やMVではカメラが上手に抜いてくれる。でもライブだったらどうだろう。四方から見られても、米粒のように小さくなるくらい遠くから見られても輝きを放つのがアイドルだ。
だから横一列に並べられて、それでも目を引く人が、真に魅力的な人なのだと思う。
せっかくなので、もしチェックしてなかった人はこの機会にチェックしてみるのはどうだろう。
BLUE
GREEN
YELLOW
RED
こうやって振り返ってみた時、パフォーマンスが上手だったグループはどのグループ?と聞かれたら違う回答になりそうだけど、
1番面白かったグループは?と聞かれたらBLUEだなと思う。
初めて見たグループだったからかなあと思い、新しいグループを見ては、BLUEに戻ったけど、やっぱりBLUEが1番面白かった。
肌感覚だけども、この感覚を持っている人は私以外にも結構いる気がしてる。
このBLUEに帰りたくなる現象はなんだろう。タイプロ七不思議。
残った15人から見えるもの
3次試験を経て、合格者は半分以下の15人まで絞られた。
現在のランキング(()内は差分)
1位 山根 航海(→)
2位 鈴木 凌(17↑)
3位 浅井 乃我(1↓)
4位 日野 健太(23↑)
5位 西山 智樹(1↓)
6位 橋本 将生(5↑)
7位 本多 大夢(3↑)
8位 前田 大輔(2↓)
9位 上野 凌大(2↓)
10位 北林 楓(22↑)
11位 浜川 路己(8↓)
12位 前田 大翔(8↑)
13位 猪俣 周杜(1↓)
14位 篠塚 大輝(2↑)
15位 岩崎 琉斗(2↓)
5位以上ランキングに差が出た者は太字にしてみた。
こうやって改めて見てみると、もといた順位からそんなに変わっていない者もいるし、大きく躍進、下落している者もいる。
残ったのは主にはチームプレーの要となった実力者たちと、オーディションで魅力を開花し喰らい付いてきたわずかな初心者。のように見える。
やんわりした共通点は、あらゆるバックグラウンドの中で強いメンタルを手に入れてそうな人、或いは周りを気にしなさそうな人…。つまり厳しい世界で生きていけそうな心身を持っている人が自然と集められているような気がしてる。
魅力はそれぞれあると思う。もちろんランキング上位にいてもまだまだ課題もあるし、みんな素敵だけどtimeleszと並ぶ姿が想像できるメンバーがいるかと言われると私にはまだ難しい。
さらに過酷な4次審査。
どんな姿が見られるのだろう。とてもワクワクしている。
この15人の中から少しでもメンバーと並ぶ姿が想像できる、想像したいと思えるような候補生が現れてくれたらと願うばかり。
引き続き楽しみながら
見守っていきたい。