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Sexy Zoneが気になった時に読むnote①【歴史編】

今年10周年を迎えるSexy Zone。ベストアルバムの発売やアニバーサリーツアーの開催、そして夏には中島と菊池がそれぞれドラマに主演で出演し、8月にはシングルも発売予定という空前の盛り上がりを見せている。

最近Sexy Zoneが気になり始めた。そんな方も多いだろう。

そこで今回はこれまでのSexy Zoneの概要やメンバーのキャラクターなどを改めて紹介していこうと思う。

尚、私自身デビュー当初からSexy Zoneが好きだったというわけではなく、まだまだ勉強中の身。

なのであくまでSexy Zoneの魅力や応援したい理由などを私なりに咀嚼して書いていく形であることご了承願いたい。

拙い点もあるかもしれないが、このnoteの読者が1人でも読後、『Sexy Zoneのことがもっと好きになった』と思ってもらえたら本望である。

ここからは、少し長くSexy Zoneについて話していく。もし、手短にSexy Zoneの魅力を押さえたい意向であれば、こちらの方が簡潔に魅力をお伝えしているため、良かったらこちらも参考にして頂ければ幸いだ。

Sexy Zoneの略歴

まずはSexy Zoneのこれまでについて私なりにまとめて見ようと思う。
これに関してもいろんな歴史や、様々なファンの心情が入り混じるタイミングもあると思うが、1人の後から振り返った者の見え方として読んでいただければ幸いだ。

史上最年少でデビューした5人組

2011年9月29日「帝劇 Johnnys Theatre Special 『Kis-My-Ft2 with ジャニーズJr.』」にて、Sexy Zoneが結成発表。

同年11月16日にグループ名と同名の楽曲「Sexy Zone」でCDデビューした。

デビュー時のグループの平均年齢は14.4歳。
ジャニーズ内で最年少記録。いまだに破られていない。

メンバーは年齢順に
中島健人   (17)
菊池風磨   (16)
佐藤勝利   (15)
松島聡      (13)
マリウス葉(11)
( )内はデビュー当時の年齢。

如何に若くデビューしたか。少し感じていただけただろうか。

ちなみに最年長の中島で高校生(しかも受験生)、マリウスに至っては小学生だ。そんな5人はある日突然ジャニーさんに集められてSexy Zoneとなった。

翌年2012年には「Ladyダイヤモンド」「Sexy Summerに雪が降る」をリリースし、11月にはファーストアルバム「one Sexy Zone」をリリース。翌春には上記アルバムを引っ提げて、初の全国ツアー「Sexy Zone Japan Tour 2013」も成功させる。

その後もシングル、アルバムとコンスタントにリリースし、初の紅白出場も果たす。一見順風満帆に見える活躍ぶりであるが、その雲行きは怪しい。

聡ちゃんとマリウスの衣装だけ随分シンプルじゃない?

なんで、聡ちゃんとマリウスだけいないの?

という状況が度々起こるようになる。
そして、Sexy Zoneは苦悩の3人時代に突入してしまう。

3人時代

2014年「Sexy Zone Spring Tour Sexy Second」公演内で、松島率いる「Sexy 松(Show)」とマリウス率いる「Sexy Boyz」そして、中島、菊池、佐藤の3人がSexy Zoneとして活動する「Sexy Family」体制が発表された。

この3人時代は約1年半続いた。

私は驚いた。

この3人時代、Sexy Zoneの10年の歴史の中のたった1年半だけなのだ。

それにも関わらず、後から振り返った私の体感でもその時間は永遠のように長かった。ほとんど会話のないMVのメイキング、MCのないコンサート。メンバー同士の気持ちもファンとの気持ちも全て疑心暗鬼になるような冷え込んだ時間に見えてしまった。

出口の見えないトンネルの中に取り残されているような、当時はファンもメンバーもとても苦しい時間だったろうと想像することは容易にできた。

ただ、だからと言ってこの時間が目を背けてしまうような悲しいだけの時間だとは私は思わない。

出演時間は短くとも、出番が来るたびにその成長を手にとるように感じることができる松島とマリウス、そして、Sexy Zoneとして活動し続けた3人も決して腐ることなく自身の成長とグループの成長を信じ続けてその個性を開花させている。この時間がとてつもなく長く感じるのは、苦しい時間だったのと同じくらいにSexy Zoneが大きく成長した時間だったからなのではないか。とも思うのだ。

そして、Sexy Zoneは2015年12月に「カラフルEyes」で待望の5人体制に戻る。横並びのダンスに、みんな同じ衣装。ずっと見たかったSexy Zoneの姿をやっと見ることができた。

5人で迎えた5周年

2016年に5周年を迎えた彼らは、ベストアルバム「Sexy Zone 5th  Anniversary Best」をリリースし、翌年には5周年記念のコンサートとして、「Sexy Zone presents Sexy Tour 2017 〜STAGE」を開催した。

これまでとは別のグループかのように息の合ったダンスとグルーブの効いたノリ、クールな演出も、セクシーな演出も全部サマになっていて終始驚きと感動に満ち溢れていた。そして、大きな成長と固い絆を感じ、これからのSexy Zoneの未来に期待で胸が膨らんだ。

コンサートの最後を締め括る曲は5人で作詞した「STAGE」だった。

“「最低...最低...」聞こえた夜
拳 握って 叩きつけた
今は この手 空っぽにして
いつだって マイク握るよ
大声で奏でよう!
その声 聴かせて ”

[STAGE/Sexy Zone]

これは「STAGE」終盤のワンフレーズだ。
3人時代のファン悲痛な想いも心ない言葉も彼らには全部届いていた。それでも誰一人Sexy Zoneを諦めなかった。そして、彼らの想いをしっかりと、彼らの言葉でファンに届けてくれたのだ。

この当時だって、まだ彼らの平均年齢は二十歳になるかならないかの頃だ。そんな時に、大きな不安と葛藤を抱き、そしてその気持ちを大きなバラの花に変えて見せたような、そんな美しい歌詞だった。

この5周年はファンとの絆もメンバー同士の絆もグッと深まった大切な時間であった。

飛躍と戸惑いの2018年

その後2018年2月にリリースしたアルバム「XYZ=repainting」はこれまでのSexy Zoneに色を『塗り足す』という意味が込められていて、ここからは音楽性にだいぶエッジが効いたものや、現代的な要素が取り入れられるようになってくる。

名実ともにSexyなSexy Zoneが目覚めるような、そんな足音が聞こえてきた。

そして同じ年、Sexy Zoneは遂に24時間テレビのメインパーソナリティを務める。それに伴い冠番組「Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか!?」が放送され、「Missデビル」「ドロ刑」とメンバー主演のドラマも立て続けに放送されていた。このままSexy Zoneはスーパーアイドルへの道を駆け上がっていくのかもしれない。

そう思った矢先、2018年11月松島が一定期間療養のため活動を休止することが発表された。

…本当に突然だった。歌番組で発表された休止の報告とそのメンバーの顔、未だに忘れられない。

それからしばらく、Sexy Zoneの時計の針は静かに歩みを止めていくように見えた。

4人になったSexy Zone

メンバーのレギュラー番組の終了やラジオのパーソナリティの交代。

今まで約半年間隔でリリースされていたシングルも約1年間リリースされなかった。

そして、Sexy Zoneを生み出し、大切に育ててくれたジャニーさんの旅立ち。

その一方で、台頭する同年代のグループの活躍….。

メンバーを欠いた寂しさのみならず、グループの行く末に焦燥感や不安を感じるファンも少なくなかった。

しかし、Sexy Zoneには、いつだってピンチをチャンスに変える力があった。

変革の2020年

2020年に発売したアルバム「POP×STEP」ではtofubeatsやLUCKY TAPESの高橋海、BIGMAMAの金井政人などの提供楽曲を収録し、ファンの垣根を越え、音楽好きな人々の注目を集めた。

同年4月からはスカパーで冠番組「Sexy Zoneの進化論」も始まった。

そして、King & Princeの平野紫耀とダブル主演を務めたドラマ「未満警察」はSexy Zoneに新しい代表曲「RUN」をもたらした。

"止まらないで 止まらないでよ 僕らはまだ始まったばかりさ"

[RUN/Sexy Zone]

このフレーズに背中を押された人は、Sexy Zoneのファンに限られなかったと思う。

突然やってきた困難な時代の中でも、前に進んでいく強さがそこにあった。

なによりSexy Zoneにとってもこの曲はアンセムで、何度も彼らを鼓舞し続けた。そしてどんどん強くなっていく彼らを見守ることができたファンもまた、背中を押され、前を向くことができた。

松島聡の復帰


この曲「RUN」にはもう1人、大きく背中を押されたであろう人がいる。

活動休止中だった松島聡だ。

"君がいなきゃ何も始まらない"

"常識も非常識も 君とならば ぶち壊せるよ"

[RUN/Sexy Zone]

「RUN」には様々な想いが込められているが、その中には松島聡へ込められたメッセージも少なからずあった。

「やっぱり自分たちが歌う意味としては、聡ちゃんへっていう気持ちが強いよね」

[中島健人 RIDE ON TIMEより]

中島もドキュメンタリー番組 RIDE ON TIMEでこの様に語っていた。

その思いが届いたのか「RUN」の発売から1週間後の今年8月12日松島は芸能活動を再開した。

光輝く5人

そこからしばらくは、今考えれば夢のような時間だった。

THE MUSIC DAYで5人で披露された「RUN」5人の頼もしい背中、溢れ出す魂、「君がいなきゃ何も始まらない」で抜かれた精悍な松島の顔つき。全て鳥肌ものだった。

公演が中止となった「Sexy Zone POP×STEP!?TOUR 2020」も配信という形でファンの前に届けられ、この時期に、配信で。という形になったおかげで、5人のSexy Zoneのパフォーマンスを見届けることができた。

煌びやかな衣装を着て、5人横並びでステージに立っていた姿は、不思議なほど特別なオーラに包まれていて、自信に満ち溢れていた。

フィナーレの曲として選ばれたのは「RUN」だった。松島とマリウスが目を合わせながら流した涙、最後まで涙を堪え続ける佐藤。そんな3人を頼もしく守り抜き、肩を抱く中島と菊池。花道を並んで歩くその背中には9年分のSexy Zoneの全てが詰まっていた。

このコンサートの約1ヶ月後、療養のためマリウスが活動を休止してしまう。

5人で活動した期間は約3ヶ月ほどだった。

しかし、このコンサートで確かに5人の絆を感じることができたから、ファンは信じて待っていられるんだと思う。

10周年のSexy Zone

2021年、10周年イヤーに突入したSexy Zoneは、1月に初のオンラインファンミーティングを行い、3月にベストアルバム「SZ10TH」をリリースした。

「SZ10TH」のリード曲、「RIGHT NEXT TO YOU」はその新鮮な音楽性と一糸乱れぬフォーメーションダンスでMVが登場するやいなやSexy Zone史上初、YouTubeの急上昇ランキング1位を獲得し、ファンのみならず幅広い層に驚きを与えた。

そして、上記アルバムを引っ提げて現在「Sexy Zone Anniversary Tour 2021 SZ10TH」を開催中。オーラスとなる7月11日には配信ライブとなり世界中に届けられることが決まっている。

それだけじゃない。

1月からvs魂のメンバーとして活躍している佐藤は、1月クールにKis-My-Ft2の北山宏光とダブル主演で「でっけぇ風呂場で待ってます」というコメディドラマに挑戦し、新境地を切り開いた。来春にはWOWOWでホラーラブストーリー「青野くんに触りたいから死にたい」の主演を控えている。

松島は、その表現力の高さが評価され始め、ファッション誌などに掲載されている機会が増えている他、ドラマ「コタローは一人暮らし」に出演し、さらには舞台「赤シャツ」への出演が決定したりと、着々と活動の幅を広げ始めた。

菊池は話題のYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」のメンバーである他、バラエティー番組に引っ張りだこ。彼のことをテレビで見ない日はないんじゃないかと思うほどだ。それだけに留まらず、7月からは主演ドラマ「イタイケに恋して」が放送され、そして9月からはジャニーズの伝統的な舞台DREAM BOYSにも主演することが決まっている。

体…足りてますか?と心配になるほどの人気ぶりだ。

中島は映画に関する豊富な知識が身を結び、WOWOWで自身がMCを務める「中島健人の今、映画について知りたいコト」が始まり、昨年に引き続きアカデミー賞授賞式のスペシャルゲストにも選ばれた。来年にはNetflixにて映画「桜のような僕の恋人」の配信が決まっており、そして、主演ドラマ「彼女はキレイだった」が7月から放送。その放送を前に役名の長谷部宗介で開設したInstagramが既に話題となっている。

このドラマ「彼女はキレイだった」の主題歌はSexy Zoneが務めることが決まっており、8月にシングルCDとしてリリースが決定。
「夏のハイドレンジア」
秦基博提供のラブバラードということで、既に期待に胸を膨らませているファンも多い。

少し前まで、今年がこんなにも忙しく、幸せなことになるなんて想像もしてなかった。毎日のように飛び込んでくる新しいニュース。あまりの忙しさにうれしい悲鳴を上げてしまうほどだ。

これから先Sexy Zoneにどんな未来が待っているのか、それはまだわからない。

私が願うことはただ一つ。
健康で幸せでいてほしい。
それだけだ。

その幸せそうに笑う姿をずっと見守ることができたら、こんなに幸せなことはない。

次にもし、この続きを書く日が来たら、その内容が幸せなものに溢れていてほしいと、願うばかりである。

Sexy Zoneの夢

ここまでは、過去から現在に至るまでの話をまとめてみた。ここからは、少し未来の話をしてみる。

Sexy Zoneには、ずっと抱いている夢がある。


それは、東京ドームでコンサートをすることだ。

え?ジャニーズのグループなのに、東京ドームでコンサートしたことないの?
と思う人も多いと思う。

そう、Sexy Zoneはまだ、東京ドームでコンサートをしたことがない。つまり、Sexy Zoneはまだ思っているほど売れてはいない…。

恐らく、全てが早すぎた。若すぎた。
その為、世の中と、時には自分自身と、波長が合わないタイミングが幾度となく訪れて、ブレイクするチャンスを逃しているのだ。

そして、若い彼らは何にでもなれたはずだ。

それでも人生をかけてSexy Zoneを守り続け、アイドルを続けてくれた。そんな彼らには、これから先たくさんの夢を掴み取ってほしい。と私は心から願っている。

そのためには、今このnoteを開き、ここまで読んでくれた方一人一人の応援が不可欠だ。

そして、きっと彼らなら、『時代を創ろうSexy Zone』を実現できると私は信じてやまない。

Sexy Zoneと一緒に夢を追いかけてみるのはどうだろう?

Sexy Zoneが辿り着いた夢の舞台をあなたと一緒に迎えることが出来たら、私はとても嬉しく思う。

②【中島健人編】に続く→

NetflixでSexy Zoneのドキュメンタリー配信中。
RIDE ON TIME シーズン3 (#5〜8,17)
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10年目以降の出来事はコチラ

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