大人になっていくっていいな。
昨日、「SZ10TH ONLINE FAN MEETING −Vol.1−」が開催された。上記の標題はファンミーティングを見ながら、そして終わった後も感じていたことだ。
なので今日は「SZ10TH ONLINE FAN MEETING −Vol.1− 」の感想も兼ねて、Sexy Zoneと共に「大人になっていくということ。」について残しておきたい。と思っている。
というわけで、これは字起こしや、レポ的なものではない。期待して読んで頂くのも申し訳ないので、先に断っておく。
本題に入るが、Sexy Zoneは5周年を終えた後、グループの在り方を改めて考え直して再構築していった。そしてrepaintingツアー、PAGESツアーと進化を続け、ファンを新しい世界へと導いていった。
その一方で、メンバーが休養を余儀なくされたり、同年代のグループが頭角を表し、露出が減っていったりと、成長の跡も、試行錯誤の上に見出した変革も見つかることなく儚く消えていってしまいそうなくらい、それはそれは過酷で、5周年の時には想像もしてなかったような未来が彼らを待ち受けていた。
そんな中、昨年のRUNの発売以降、風向きが少しずつ変化してきた。松島の復帰や、5人で迎えることのできたPOP×STEPツアーの成功等、出口の見えないトンネルに光が見えているようなそんな感覚があるのは私だけじゃないはずだ。
そして、来たる2021年、彼らは10周年イヤーを迎え、SZ10TH FAN MEETINGがオンラインで開催された。
ファン投票で決まったベストアルバムの収録曲の中には、5周年以降の新しい曲がたくさんランクインしていた。これは彼らが大人になる過程で試行錯誤して見出した結果の1つだと私は考えている。
そして、たわいもないトークの中でお互いの個性を認め合い、欠点も許し合いながら、思いやりに溢れた大人の余裕があるグループになっている様子を垣間見ることができ、精神的にも大きく成長していることを実感し、とても感慨深かった。
私はふまけん世代だ。そのためSexy Zoneのことは大きくカテゴライズして同じ時代を同じ目線で走り抜けている同志みたいな気持ちがある。だからおこがましいとも思うが、彼らが試行錯誤している姿と自分が社会人として生きていくことを重ねて見ているところがある。
社会人になると人生の中に学生の時のような大きな区切りがなくなっていく。背も伸びないし、新しい経験も少なくなって自分が成長してるのか、してないのかわからなくなってくる。
そしてそれはもうただ「老いていくこと」になっていくんじゃないか。20代も半ばになってくればそんなふうに考える時もある。
そんな毎日の中で、Sexy Zoneが成長し、前進し続けていることは、自分自身も前向きに何か努力を続ければまだまだ変化し、成長できるのではないかとそう思わせてくれる。
だから私は、今回のファンミーティングのSexy Zoneを見ていて、「大人になっていくっていいな。」と純粋にそう思えた。そして、ファンミーティングを見る前より少し前向きな自分に出会えた。
私はこれからもSexy Zoneと一緒に大人になっていく。これは私の人生の中でもかなりラッキーなことだと思っている。「フィルター越しに見た空の青」私もその景色を一生大切にしながら、彼らと一緒にまた新しい一歩を歩んでいきたい。
そう思わせてくれたファンミーティングだった。