timelesz project 実況note ep.1・2
ep.0で連載をしますと言いながら、まさかのep.1からなかなか書き出せなかった。
できるだけ冷静に見よう。と、心に決めているから、そのような状態だと逆に心がものすごい揺さぶられることもなく、「こう思った!」を書くのも難しくなってしまったというところだ。
でもせっかく言い出したことなので、候補生と名のついた、3次審査進出者が出揃ったこのタイミングで一旦思ったことを綴ってみようと思う。
オープニングカッコ良過ぎません?
まずこれ。
作り込まれたオープニングから
Netflixのプライドを感じた。
ただオーディションのドキュメンタリーを流すだけじゃない、ひとつのエンターテイメントの始まり。
見てるこちら側も、キュッと身が引き締まった。
それにしても、
episode2まで見ても新鮮にカッコいい。
先が気になるから、[オープニングをスキップする]ボタン押せばいいのに
むしろスキップボタンが視界に入らないくらい、2回目もバッチリオープニング映像を見た。
あぁ、オリジナルグッズであのスーツ姿のアクスタ出してくれませんかね?と思ってしまう今日この頃。
緊張
見ている間、私はとにかく緊張していた。結末を知っている今見ても緊張してしまう。
私がオーディションされるわけじゃないのに、メンバー3人の真剣な眼差しはピリッとするし
候補生の皆さんの緊張も伝わる。
もちろんファンとして、この人はどんなパフォーマンスをする、どんな人なんだろう?という緊張もある。
いろんな角度で緊張してしまうから、見ていると動悸がすごい。
一回見るのに費やされるカロリー…。
痩せるかもしれない。
タイプロダイエット?
が成功するわけはないのだけど、
それくらい見てると緊張するし、ちょっと自分が縮んでしまう心地になる。
だからこれ、そんなに何度も何度も繰り返し見られるようなコンテンツではないんじゃないかな…?と思っている。
まぁこの感覚に関しては、私はそもそもオーディションの独特の緊張感が苦手で、オーディション番組を見ないタイプだから、あてにならない。
注目度
とはいえ、オーディション番組に苦手意識を持つ人や、疲労感を感じる人は少なくないと思っている。
一方で、"オーディション番組"が好きな人種もいる。
でもどうなんだろうなー。と、オーディションを最初から追いかける人ってどのくらいいるんだろう?と思っていた。
ゼロから追いかけたい人も一定いつつ、ある程度候補生が絞られてから追いたい層も一定多そうだなと。
何が言いたいかといえば、ファンが興味を持ち、視聴するだけで、チャートにランクインすることは出来るのかな?と、懐疑的だった。
それが、蓋を開けてみれば、まず番組終了後から「#ネトフリでタイプロ」がXでトレンド入り、瞬く間に1位に。しかも一瞬じゃない。夜中までずーっとトレンド20位圏内にとどまっていた。
ここまでならまだ想像がつく。
色々みんな感想もあるだろうし。
でもそれだけにとどまらず、翌日には日本のNetflixランキングで1位になっていた。
知る限り夏の間中1位を守り続けていた、話題のドラマ「地面師」を破った。
『"話題の"ドラマ。』
Netflixって、定期的にこういうコンテンツが現れる。
"話題の"〇〇になると、普段興味のない層まで見始める。
私も韓国ドラマなんて全く興味がなかったのにあまりにも"話題"だったから、「愛の不時着」を一気見して、ラスト3話くらい号泣し続けた。
そのまま韓国ドラマに少々ハマり、3作品くらい立て続けに見た。
…こういうやつ。
それが、timelesz projectでも巻き起こっている。
「話題になってるから見た。」
「気になって、Netflixに登録した。」
SNSで何度も見かけた。
しかもまだ顔と名前が一致しない候補生がフワフワと漂っている状態で。
想像以上だ。
ついにパロディまでされてるし。
ツッコめば良いのか、感謝した方がいいのかよくわからないけども、
イカゲームでよく見たやつ。
パロディされるのは。
パロディって元が知られてなければ面白くないんだから。
つまり軽い社会現象ってこと…?
大変なことになってきた。
スポットライト
しかも注目を浴びているのは候補生じゃない。
timeleszメンバーの人となりと、
この会社のアイドルの、アイドルたるや
だった。
オーディションで彼らが求めるもの。
それぞれ角度は違えど
それはアイドルが持つべき素質で
歌やダンスの実力が、
という話ではなかった。
オーディションに対する姿勢
グループへのリスペクト
人となり
スター性
そういうものをもっている人が求められている気がした。
中には、エンタメのアクセントで
ダメな例として出演してる人もいた。
私がすごいな。と思ったのは、そういう人たちにかけられた言葉だ。
見ているこちらからしても
見るからにダメだった。
悲しくなったり
怒りを覚えることもあった。
それでも彼らは、何がダメでどうしたら夢に近づくのか、いつも次の一歩が踏み出せそうな言葉が添えられていた。
だから、オーディションが苦手な私のように、ついつい緊張している候補生の緊張感がのり移ってきそうになったり、timeleszと一緒に傷つきそうになっても、救われた。救われたから最後まで見られたし、もう一度見ようかな?と思えた。
そしてそんな彼らの姿勢が、たくさんのファンではない、エンタメとしてオーディションを楽しんでくれている人たちにも響いたのだと思う。
突拍子もないことを始めた。
それは今でも賛否両論。
好きなグループをずっと好きでいられるかもわからない。
だけれども、私が好きになった人たちは、信頼できる、好きになるべき人たちだったんだなと改めて実感できたりもして、
今は好きを噛み締めている。
候補生
episode2を終えたところで、2次審査を勝ち上がった候補生36人が紹介された。
応援の声も上がる中、心ない声や嘘が本当かわからない噂も蔓延した。
注意喚起も出た。
ただ意見したつもりが、誰かを傷つけてしまう可能性もある。細心の注意を払わなければならない。
友人たちよ、何気なく放った一言がナイフになっていたら、一声かけてほしい。と、この場を借りてお願いしておく。
さて、19,000人近い応募からするとずいぶん絞られた。
2次審査に通過した人が350人だからその約1/10。もうかなりの精鋭に絞られている。
それぞれ、光るものがあるからこそあの人が良い、この人は嫌だという議論になるのだと思う。
かくいう私は、好みはあれど、今のところ推しもいなければ特別嫌いな人もいない。
だって肩入れしたってしょうがない。
まだ恐らく9割型脱落する。
それに、これで全量じゃない。はず。
シード権を持った、同じ会社の人たちもいる。
だとしたらこの中のメンバーになるのは1/36あるいは、1/18そんなところだ。
だから別に、ヤキモキすることもない。
みんなが嫌だなと思った人は多分残らない。
今はただ、timelesz projectを彩る"出演者"が決まった。くらいのものだ。
なんでこんな冷静なのかといえば、私にはこの中の誰かがtimeleszの仲間になることが全く想像がついていないからだと思う。
他人の夢
候補生はみんなそれぞれ魅力的だ。
綺麗な容姿を持つ者
心が清らかそうな者
綺麗な歌声をもつ者
ダンスの実力がピカイチな者
個性的な特技を持つ者
みんな何かしら表舞台で輝けそうな魅力を持っている人たちだと思う。
ただ、そのことと
timeleszの仲間になることは違う。
候補生36人の2次審査前のインタビューを全員見たけれど
中にはtimeleszに憧れて
という候補生もいたものの、
大体が"アイドルになる夢を叶えたい"とか、
"自分の夢を叶えたい"とか言ってて
希望に満ち溢れてて素晴らしいと思うが、
こっちはtimeleszのファンなので
候補生の夢はまだ他人の夢。
なんとも思わない。
それに、オーディションが始まった時から
いままで、ずーっとtimeleszが一貫して伝えているのは
"仲間探し"をしていること
それすなわち
timeleszへリスペクトを持っている人
を探している。ということだ。
なのになぜ、
ここで彼らと夢を叶えたい。
と、言える人がほとんどいないのか。
嘘でも良いし、
始まってからでも調べられる。
何ヶ月も準備期間はあったはずだ。
にも関わらず、今集まっている人たちのほとんどが、そこにオーディションがあったから受けただけの人たちに私には見えている。
でも、致し方ないと思う。
そもそもtimeleszのライブでそんなに多くの男性ファンを見たことはないし、
その中の更に一緒に舞台に立ちたい人なんて、まあほぼいないのはわかるし。
振り返ってみれば、この会社に所属している人たちだって、家族や友人が勝手に応募して、そこに意志がなかった人や、最初は部活感覚で通っていた。みたいな人たちも沢山いる。
でも生き残っている人たちは、みんなどこかで"覚悟"が決まった人たちなんだろうなと思っている。
だから今、その目線の先にあるものが必ずしもtimeleszの求めているものでなくても、それは想定の範囲内で、
何かのきっかけで"覚悟"が決まることを信じて、期待をして、残した人たちが36人なのだと思っている。
それが、自分が人生を賭けて共に働きたい人たちはtimeleszだ。と、心の底から思い、またtimeleszたちも同じくそう思うことなのか。
あるいは、実力は伴わなくても、絶対に食らいついていくぞ、というような燃え上がる闘志なのか。
人によって課題は異なるし、見せかけではきっとバレてしまうような困難が沢山待っているのだと思う。
だから、もしこの中でメンバーになる人がいるのだとすれば、その時にはたぶん、見ている人も納得できる状態なのではないか?と思っているし、
そうなって欲しいと心から願っている。
なので今は、timeleszと候補生たちが紡ぐドラマを見届けることを、まずはフラットに楽もうかと思う。
アイドルであり続けること
次回はSpecial episode。豪華なゲストと対談が予告されている。
メンバー増員経験者と対談。
ここまでやるのか。と、驚いた。
ケアが行き届きすぎている。
タイミングは違えど、増員してるグループってあったか。と一度冷静になれたし、
賛否両論あれど、今のグループの形が多くの人に愛されている良いモデルケースでもあるわけで、未来の期待感にもなる。
そもそもこの会社ってデビューこそすれば故意に形は変わらないけれど
Jr.の時は有象無象にグループができては消えて、同じ名前のグループなのにいつのまにかメンバーが変わって、とか普通にあった会社で、
トライアンドエラーを臆せず続けることや、変化を恐れない心で、大いなる夢を届けてきた会社だったなと思い出した。
だから、変わらないことがあるべき姿ではなくて、見たこともないチャレンジの先にある誰も届かなかった世界を掴み取ることこそ、
この会社でアイドルを続けるということなのかもしれない。
たった数分の動画なのに、考えさせられることが多かった。これ全編見たらどんな気持ちになるのだろう。
それにしても、このプロジェクトは、グループだけでなく、会社のプライドも背負っているような気がしてきた。
チャレンジすることも
あらゆる方法で想いを伝えることも
timeleszもそうだし、
この会社に所属する人たちがずっと大切にしていることだと思う。
そういうアイドルとして大切にしている全てのことをこのプロジェクトを通して多くの人たちに伝えようとしてるのかもしれない。
想像以上のビッグプロジェクト。
眩暈がしてきた…。
まだまだ予想もしなかったような、サプライズやチャレンジが沢山待ち受けていそうなtimelesz project。
3人の大勝負を見届けたい。