timeleszと過ごしたはじめての夏
timeleszが改名後初めて行っているライブツアー
「We are timelesz LIVE TOUR 2024 episode0」
私は縁あって6月29日の愛知公演と、7月に行われた横浜公演に参戦することができた。
今日は、横浜公演最終日となる7月23日の公演をメインに、私が特に印象に残った点などを書き留めながら、
episode0のライブのレポを私なりに書いてみようと思う。
ただ、今回のこのライブ,みんながいろんな気持ちを抱いているし、私もその1人だ。
だから、ただ純粋に楽しかった!カッコよかった!だけじゃない感情を綴ることになると思う。
noteに綴ることはできるだけポジティブにしようと心がけているし、今もそう思っているけど、今回に関してはありのままの気持ちをそのまま持って、感じて、また共有することも正解なライブなんじゃないかと、私は今そう感じている。
だから、私が見て、私が感じた今のtimeleszの episode0について、時間はかかるかもしれないが、丁寧に綴れたらと思う。
※このnoteはネタバレを含みます。ネタバレを見ないでライブに参加したい方はここでそっと閉じていただくことをお勧めします。
幕開け
「RUN」から力強く始まる今回のライブ、
横浜ラスト7月23日公演のオープニング、私は比較的前の方にいて、timeleszが出てきた瞬間声圧というか、熱波みたいなのかドドドドドド‼︎と、押し寄せてきて、
上から、下から、左右に、そして一番奥からも、メインステージに向かってエネルギーが迫り来るみたいな感覚があった。
少し大袈裟だけど、 会場の空気が揺れて見えた。
メンバーたちも泣きそうだったと言っていたけど、私も凄く心が震えたし、横浜ラスト、最高の締めくくりになることが確信できた。
「RUN」の演出の話に戻るけれど、2コーラス目でムービングステージが上がってくるところがめちゃくちゃ上手い。
近づいてくる予感で興奮するのももちろんあるが、風磨が歌い出す本当に絶妙なタイミングでステージが動き出すから、ブワァーー!っとアドレナリンが出てくる。何度見ても新鮮にカッコよかった。
あの演出を考えた人、そしてそれを実現しているスタッフさん。天才。
一曲目で天才ということはもう天才だから、このライブは天才です。
…流石に一曲で興奮しすぎた。
さて、決意表明の「RUN」、絆を歌う「Trust Me,Trust You」、それを勢い付けて鼓舞していく「人生遊戯」、
そして、「Forever Gold」この曲の持つ夏の訪れの明るさ、青春のような儚さ、夢の大きさが会場を熱く盛り上げながら、彼らの固い決意を伝えてくれた。
時間の扉
曲と曲を繋ぐInterはメンバーたちで繋いだ。まず聡くんと勝利が順番に出てきて映像と合わせて踊る。
聡くんのダンスは、コ展。を彷彿とさせる演出だなと個人的に思っていた。間に挟む吐息とニヒルな笑顔が憎い。毎度歓声が甘かった。
センターに風磨が登場すると、「ChapterⅡ in DOME」の終盤戦で魅せたようなオリジナルのラップ。前回はまるでラブレターのようなラップだった印象なのだけど、今回は本当に宣誓だった。timeleszついていく。そう思わせてくれた。
満月と時計が重なり、「sleepless」が始まる。グループ名timeleszに掛けることでより洒落て見えた。
大きな機械仕掛けの時計の中に浮かび上がるtimeleszの文字。
ああこの人たちはこれから、時間をつかさどる演出を巧みに操あやつる者たちになっていくのかもしれないなあと。新しいワクワクを感じた。
キラーチューン
メインステージの上段から3人綺麗な横並びで階段を降りてきて、重たいビートとクラップに合わせて踊り出す。
もうわかる。わかった。ダンッ、ダンッって、2回くらい音が鳴った時点でわかった。
「IF YOU WANNA DANCE」
何年ぶりだろう。古の知る人ぞ知る名曲だ。
そもそもSexy Zoneって、マイケルジャクソンのようなセクシーさをみたいなテーマで名付けられたのが由来だったはずで、
そんな幼き彼らに最初に授けられたマイケルジャクソンのような曲がコレ。という認識。
1stアルバム「one Sexy Zone」に収録されている。おそらく初めてのダンスナンバー。
そして彼らは、この曲をしばらくキラーチューン的な立ち位置で披露し続ける。
改めて確認してみたところ、
アリーナコンサート2012
横浜アリーナSUMMERY 2012
新春アリーナコンサート2013
Japan Tour 2013
Spring Tour Sexy Secomd(2014)
3人時代をスキップして…
Welcome to Sexy Zone(2017)
平均年齢が二十歳を超え、音楽のバリエーションが増えてくるまで魅せるダンスナンバーとしてずっと採用されていた。
そして、あのイントロの バン!バン!バン!パリーン 吐息×4 の入りも、もう定番で、
いつからやってたんだろうと思って、持ってる映像を全部引っ張り出してきて確認したら…
なんと、最初からやってた。
つまり、初めてのアリーナコンサートでやっていた演出だった。
それを、Sexy Zoneとtimeleszの狭間「episode0」でやると…
エモの塊すぎて、今更震えてる。
ワンコーラスめのサビは今回のオリジナルの振りで、最後のサビは元々の振りというところも過去からそういう演出がされていることが多くて、変化していることが、変わっていないことでとあるという。粋な演出だった。
ただ、私はこの曲を5人でやる姿をもう一回見たかった。私が見た限り、映像の中ではずっと5人で踊っていた曲で、誰かが欠けた映像が残ってない稀な曲だと思う。
だから、大人になった5人が改めて夢のような大きな会場でこの曲をやっているところを見たかった。
だからこそオリジナルメンバーだけの今、改めて披露してくれたのかもしれないし、
見上げたMidnight──
と歌う「Sleepless」から、
Get up!夜中2時──
と始まる「IF YOU WANNA DANCE」の、
真夜中コンボはちょっと…、 カッコよすぎる。
歌うべき時だったのかなと、 今なら納得できる気がする。
緊張と弛緩
数秒の沈黙が、雨の気配を感じさせ、風磨が「夏のハイドレンジア」を歌いだす
なぜ、ここで夏のハイドレンジア…?
と、思ったりもしたけど
結局、上手いなぁーっと思ってて、
普通もう一曲くらいダンスナンバーいきたいって思いそうなんだけど、ここで「夏のハイドレンジア」が来てメンバーがメインステージから外周を通って、バックステージに向かうと
画変わりするし、気持ちも変わるし何回見てもダレない。
今回のこの「episode0」こういう魅せる演出と、触れ合う演出のバランスがとても良くて、ずっと集中力を切らさず見てられる。
緊張と弛緩が気持ちよく交互にやってくる。
これが、見れば見るほど楽しくなる秘訣なんじゃないかと。
「夏のハイドレンジア」はイントロに元々雨音が落ちるかのような僅かな空白があって、そこで世界観がスムーズに変わるし、
「まるで時計の針──」と、時間を連想させる歌詞まで出てくる。
計算され尽くされてて、もうあっぱれだ。
幸せのPIECE
このパートのラストを飾るのが「puzzle」
Sexy Zoneとしてリリースした最後の曲で
4人で歌っているところを、誰も直接見ることが叶わなかった曲。
だからイントロが流れて少しだけ胸がギュッとした。
だけれども、そんな気持ちもマルッとわかっているかのような彼らの愛情に包まれた空間はとても温かく優しい気持ちになれた。
それは、曲の持つ力であって、timeleszが今持つ魅力でもあった。
ダンスパートもありつつも、ほぼ自由演技で、キラキラニコニコポヤポヤしていて、
たぶん会場中のみんなが思っていたと思う。
ずっとそのままでいてほしい。
横浜後半戦から最後の演出が、嵐の櫻井翔くんのアドバイスの元変更となり、3人で輪を作り、お互いを見合って歌っていた。
今まで、お互いに目を合わせて歌う時って、大事なポイントが多くて
例えば、「ChapterⅡ in DOME」や「ザ・アリーナ」のオーラスで披露された「フィルター越しに見た空の青」
メンバーたちは言葉じゃ表現できないくらい、良い顔つきで、アイコンタクトしていたのが忘れられない。
今回も、今という1秒1秒を、3人でいられる時間を、彼ら自身が大切に過ごしていること、そして何よりも熱い信頼関係が伝わってきた。
本当に良い時間だった。
どうかこれからもtimeleszとSexy Zoneが幸せでありますように。
エンディング…?
あまりの充実感に、このnoteの結びのような言葉を発してしまった。
そして、ここでライブ自体も一旦過去のライブ映像を回想していくから、締め感がすごかった。
隣で初見の友人が「え、もうエンディング?」と、スルッと発していたのが面白くて忘れられない。
今思えば、プロローグのエンディング的な意味合いだったのかもなあとも思う。
5人の映像は、やがて3人のソロカットに変わり、新しい世界が始まる。
レポ放棄
ソロコーナー1人目のパフォーマンス
佐藤勝利
「Black & White」
音源化されてない幻の名曲だ。
…無理です。
この曲でレポを書きなさいというのは無理です。
だってもう、これを見てる時の筆者は 「勝利くん」 「カッコいい」 以外の言語を失っていたのだから。
なのでもう、レポ放棄宣言。 白旗です。
…覚えてる限りで綴るとしたら、
キラキラしてて
品があって
Sexy。
いろんな人の遺伝子を感じて、
コレぞ伝統芸能。
アイドルだった。
終盤、ジャケットプレイから、背中を逸らし汗の滴る右の首筋を左手でなぞる
時が止まって見えた。
ちなみに、首筋をなぞり始めたのは7月20日(土)からだと思われ、
より一層の無双状態。
これが回を重ねるごとに もっとSexyに仕上がっていくなら もう此処がSexy Zoneだよ…
と、謎解釈を繰り広げてしまいそうなので このあたりで
完。
なんかすごいらしい
「30歳になる風磨のrougeはすごい!」
と、風磨担の友人がライブ終わりに焼肉焼きながら熱弁してた。
どうも、"落ち着きすぎててすごい!"らしい。
まぁ、確かに大人の色気があった。
私は残念ながら担当ではないので、表現が前と比べてどうかとかはそんなに深く考えず、
縦に綺麗な筋の入った白い肌に、赤いベロア生地のスーツをふわりと纏わせ踊る美しさに目を奪われていた。
ただ、そんなに違うのか気になったので、また映像を引っ張り出してきて全部見た。
※ここからは自由研究に少々お付き合いください。
①summery2012 ワイングラスの上でバラの花びらをパヤヤヤヤンってしてから始まってた。なんとまぁ、Sexyなこと。
というか、こんな古の曲か。 確認したら1stアルバム「one Sexy Zone」に入っていた。
そして当時から高音が美しいことよ。と感心したけれど、とりあえずまだ、若いのに背伸びしていて可愛いなあという印象だった。
②summer concert2014 舞台から飛び降りて、別のステージに瞬時に現れるみたいな、イリュージョン演出から始まってて、当時の本人は絶対大真面目だけど、10年後の私はまた可愛いなあと思ってしまってる。
「episode0」の曲前のInter、聞いたことあるなあと思ったら、もうこの時から使われてた。
10年物のパフォーマンス。驚いた。
振りもこの時とそんなに変わってない気がする。
この辺りの風磨はずっと眉間に皺寄せてて、ちょっと近寄りがたく見えるし、本当に"カッコつけ"だったなぁ。なんて想いを馳せる。
ここからは少し駆け足。
③Summer Paradise in DTC(2015)
「風 is a Doll」
あまり踊らない。かなりモチ。
生物的に大人になってきた感じがするな。と思ったら、
二十歳になった年か。納得。
④Summer Paradise 2016
「風 are you?」
シルエットで女性ダンサーが出てくる。ワァオ。襟足がなくなりました。
⑤Sexy Tour 2017 STAGE
一旦オープニングで泣きそうになったけど、趣旨が違うので頑張ってスキップした。
1番みんなの記憶にある「rouge」だろう。
ソファーとベッドの位置関係がほぼ「episode0」と同様で、左右に行き来し最後にベッドにダイブするところはまるでこの時のセルフオマージュのようにも思えた。
⑥Summer Paradise 2017
「風 is I ?」
光る板をベッドに見立てて…、あとはもうご想像にお任せします。
と、いうことでソロコンサートは皆勤賞の曲ということが判明。
計6回。これはもう菊池風磨「rouge」好きすぎ説。
まあいい曲だよね。わかる。
そうは言っても最後にパフォーマンスしたのは2017年。7年越しだった。
30代目前の「rouge」は、やっぱり私には美しかった。
最も美しい「rouge」
美しさこそSexyだった。
1番腰は振ってなかったのに。
「まあ、色気ってもっと滲み出るものだから」
って、今の風磨なら言いそう。
私は今ささやかな自由研究を終えて、人ってこんなにいい歳の取り方をするんだなあと感心している。
確かに、30歳になる菊池風磨の「rouge」はすごいのかも。
今
ピアノのイントロで、それが「CRY」だとすぐにわかった。
それはSexy Zoneの曲でありながら、聡くんだけが初めてのパフォーマンスとなる曲で、
お休みしていたライブツアーPAGESでラストを飾った曲だった。
こんなの、泣いてしまう。 と思いつつ、本来4人で歌う構成で作られた曲を、1人で歌いながら複雑な振りを軽やかにこなす姿は鳥肌モノでもあって、泣いてる暇もないほど魅了された。
落ちサビから大サビにいくところで、PAGESの4人の歌唱シーンが流れる。
ダンサーと聡くん5人と、映像のSexy Zoneが同じ振りで踊り出す。
まるで5人でパフォーマンスしてるかの如く。青い紙吹雪が舞うところまで、あの時のままだ。
これは、5人でパフォーマンスできた。
ということなのだろうか、
それとも、5人でパフォーマンスしたかった。
ということなのだろうか。
真相はわからない。
ただ、「想像通りには 行かなくたって 何度だって Go again」と歌う彼の力強さがとても印象深くて
今、誰にとっても、少なからず想像して未来とは違うはずで。
それはファンだけじゃない。timeleszだってそうで、
聡くんにとって、この曲を5人を想いながら、1人で歌う未来は想像もしてないなかっただろう。
だけど、彼は過去を愁えていたようには見えなかった。
とっても強く、頼もしく見えた。
いつかに夢見ていた理想の景色とは違くても、必ず素晴らしい未来を作る。
私にはそんなメッセージに感じた。
そして、そんなあらゆる想いを抱えながらステージに魂を注ぐ聡くんを見ながら、聡くんの想いは過去にあるわけでも、未来に夢を見ているわけでもない、
今を生きてるんだ。
と、受け取った。
そして、最後のワンシーンは、
愛に溢れていた。
史上最強Sexy
ダンサーパートが終わると、メインステージには3人だけ。「桃色の絶対領域」
私はずっとこの曲を待ち焦がれていた。
だから、披露された喜びと、完全体で見ることが叶わなかった悲しさが同時に来て少々処理不能に陥った。
一呼吸して、難しいことは置いといて
純粋に楽しめば、それはSexyの園
どうしたものか……
指先や視線は美しく
腰を揺らす姿は艶やか
今までで1番腰を揺らしている曲の気がするけど、下品さがない。
美しく、気高いSexy。
これがSexy Zoneとして培った
本物のSexyか…。
と、圧倒された。
それにしても随分と妖艶な目で
誘惑してくること。
ダンス曲なのにダンサーさんも居ない
timeleszとsecondzだけの空間で 甘い視線と甘い息。
これはもう新手のプレイではないかと 頭を抱える。
少なくとも私は、聡くんが腰を揺らしながら、公には見せられないくらいSexyな熱視線を送っていたことを、その視野の中に自分がいたことをずっと忘れられず、
今でも時々思い出しながら 眠りにつくんだ──────。
3人 vs 10,000人
「桃色の絶対領域」の終盤トロッコでアリーナを猛スピードで駆け抜ける。
バックステージにたどり着いた彼らと私たちは「Cream」を穏やかに歌う。
「ChapterⅡin DOME」で歌うパートを与えられたので、もう意気揚々とtimeleszと歌った。
まあでも、これはちょっとした"声出し"のようなもので。
本番はこの後の「スキすぎて」だ。
ライブ前からInstagramにコールを公開し、準備万端。
カオス空間となることが予告されていたから みんなイントロが流れると、肩回し始めるみたいな熱量が最強に楽しい。
本気で楽しむtimeleszと本気で楽しむsecondzの熱と熱のぶつかり合いは本当に熱かった。
しかも毎回アドリブが可愛くて、Bling-Bang〜のところで、あの振りを真似してみたり、
ベンベンベンの歌詞のところでお尻ペンペンしながらピョンピョンしてたり
歌っても楽しい、見てても楽しい最高の時間だった。
ちなみに、ライブの帰りに、新横浜駅前の串カツ田中に行ったら、エンドレスでtimeleszの曲が流れていて、途中で「スキすぎて」が流れたとき、一瞬だけみんなの会話がピタッと止まった。
一般のお客さんがそれなりにいたので、2回戦とはいかなかったものの、
空間がもう少し仕上がってたら、アレはおかわり「スキすぎて」が繰り広げられてたんじゃないかってくらい、もう体が反応してしまう。
このコールは劇薬。
彼らは随分と強力な武器を手に入れてしまった。
MC
MCに関しては、SNSに詳細をあげてくれる人の方が詳しいと思うから、ここに詳細は書かないけれど、
縁あって横浜は何回か参加できたので、毎日のテンションの移り変わりを私の観察ベースではあるが、記録しておくこととしよう。
横浜アリーナ7公演は金曜日が圧倒的にお利口さんなMCをしてた。記者でも入ってるのかなと思ったらそういうわけではなかった。
多分頑張って真面目に行こうと思ったのかな?でもそれも多分この一日だけ。
翌日からの酷暑の2公演は流石に脳内も茹だってくるのだろう。土日の夜公演のMCは中々にバグっていた。
なんの話か忘れたけど、土曜の夜のMCは泣くほど笑った。
火曜日は取材が入っていたから少々放送にも流れていたが、個人的には取材が入ってる日にトイレに行ってしまうくだりを見るのは2回目で
…デジャヴ?と思って見ていた。
聡くんには、大好きな憧れの先輩まっすーも取材の日のMCでトイレに行ってたから安心して?しかも東京ドームで。
と、クセ強めな角度からフォローのメッセージをここに残しておくことにしよう。
chill out
ワチャワチャしたMCから、一転して静かな曲を2曲
「君とMilky way」をアコースティックで。これもかなり古い曲ではあるが、「夏のハイドレンジア」の特典映像キャンプで、最後にアコースティックで歌っていたのが記憶に新しい。
夏だし、懐かしいしなんとも絶妙な選曲。
次に披露された曲は人によって記憶が違うはず。「Dream」の回と「make me bright」の回があった。
愛知で参加した時には昼公演・夜公演で演目を変えているのかな?と思ったが、横浜では規則性がなく、どちらが来るのか毎回ドキドキした。
どちらが来ても好きな曲なので嬉しかったのだけど、私は今回「Dream」を歌う勝利がとても好きだった。
落ちサビの前の元々健人が歌っていた部分を勝利と聡くんで割って歌っていたのだけど、ここの勝利のファルセットがとても綺麗で、歌詞とリンクした切ない表情も相まって、すごく惹きつけられた。
横浜公演7月22日、7月23日にはそれぞれサプライズもあって、それは後述するのだが、
この2曲と次の「Summer Ride」までの流れは落ち着きがありながらも、落ち着きすぎず、グルーヴィーでとても好きな時間だった。
アイドルではなく、アーティストのライブに来たような感覚。音に気持ちよく体を揺らした。
サプライズ
さて、もうご承知の方も多いとは思うが
横浜では7月の22日、23日の公演でサプライズでゲストが登場した。
22日は「Summer Ride」を提供してくださったSTUTSさん、23日は「make me bright」他多数の楽曲を提供してくださっているiriさんがスペシャルゲストとして登場した。
残念ながら、私は22日の公演には参加できなかったので22日の模様はどこかで映像化することを願う民の1人なのだが、
Instagramでの興奮度合いや、翌日のMCで嬉しそうにしている彼らを見るにそれはとても良い時間であったに違いない。
23日のサプライズゲストiriのことは、個人的に嬉しすぎたので1つのnoteにしてみた
timeleszは充実した笑顔で、音楽に身を預けながら貴重な時間を全身で楽しんでいた。
最後に、この日は「make me bright」をサプライズで披露しながら、「Dream」も歌っていた。
マリウスが客席にいることがわかっていたファンも多く、いつもよりも会場がオレンジ色に染まっていた。
…Sexy
「Summer Ride」で後半戦の空気を作ると新たなフォーメーションで「本音と建前」を披露する。
やるんだ。 ってまず思った。
フォーメーションが綺麗に決まっていたし、健人の大きなキメもあった。
EPに入ってる曲だし、普通にやるといえばそれはそうなのだけど、あそこはどうなるの?と思うところが沢山あった曲だと思う。
しかし、そんなことは杞憂だった。
ふまけんロミジュリは、
ふまそう濃厚ハグ
三,二,一,… Sexy
は勝利へ
どちらも良すぎて何から話したらいいのやら
ふまそう濃厚ハグは そもそも、振り付けでそんなガッツリ抱き合うことある?っていう衝撃。からの、そうくんの色気を爆発した目線遣い。
ある意味、「ザ・アリーナ」の「Freak your body」とか、「ChapterⅡ」の「BUMP」で現れる雄な聡くんを超えた境地。
いいんですか?あれは合法? …みてるこっちが捕まりそうだ
健人の重く刺すような「Sexy」は 刺激的で大好きだったけど
勝利の「Sexy」は「Sexy Rose」に起因する植物由来のオーガニックなウィスパー「Sexy」で
こんなの、好きに決まってる。
筆者は勝利担だから当たり前に好きだけど、あの現場の盛り上がり方を見るに大半の人が新たな「Sexy」を受け入れ、楽しんでいた。
寂しくないわけじゃない。
でも今は進化を止めなかったtimeleszに拍手を送りたい。
終盤戦
「NOT FOUND」からはドームでお馴染みのミックスメドレー
アリーナでは初めてやっていた。
これが、定番化したということなのか、ドームを想起させたのかはわからないが
私はドームに想いを馳せながらそのメドレーを楽しんだ。
デビュー当初の曲から、最近の曲まで上手くミックスされてて、振りやC&Rがしやすくとっても楽しかった。
"時を超えて"Sexy Zoneの音楽達が混ざり合い新しい思い出を作っている。
自分たちの音楽を愛し、知り尽くしたエモいセレクトだった。
挨拶
メドレーが終わると、メンバー達が最後の挨拶を始めた。
その全容については、もう挨拶全文をアップしてる媒体もあるので割愛するが
3人に共通して、
度重なる変化で
不安に思わせてしまっていることや
今回のtimelesz projectへの覚悟
その先にある未来や夢
Sexy Zoneがあって、
timeleszがあること
ツアー全体を通して
一貫してブレることのない
想いを伝え続けてくれている。
これぞ挨拶回り。
いつもなら挨拶してるバックでいい感じの音楽が流れてるのにそれもない。
無音の中にメンバーそれぞれの声が響く。
些細な演出かもしれないが、
そうしようと決めた
誠実さに私は痺れた。
そして、最後の章が始まる。
Sexy Zoneの時間
最後の章が始まる前は、
Sexy ZoneとSexy Loversが過ごしてきた時間をみんなで振り返った。
うろ覚えの記憶ではあるが
思い出しながら書いてみる。
メンバーが生まれてから今まで
事務所に入ってから今まで
Sexy Zoneがライブをした時間の合計
Sexy Zoneが生み出した楽曲の総再生数
Sexy Zoneがドームに立つまで
勝利が「Sexy Rose」と言った総時間
聡くんがライブで泣いた時間
風磨がライブで泣きそうになった時間
このライブで泣きそうになった時間
最初は2secondzだったのに
7月21日に3secondzになって
7月23日に7secondzになっていた
ちなみに自己申告性らしい
上手い演出なようにも思えるけど
彼の心がこのツアーを通して
大きく震えていることは
やっぱり嬉しい。
そして、
timeleszがドームに立つまで
timeleszが5大ドームに立つまで
佐藤勝利
松島聡
菊池風磨が
secondzと作る夢の時間
timelesz
未来
ここからtimeleszはEPに収録された新曲「Anthem」「Selfish Love」「dilemma」「VIVID SUMMER DAYS」を続けて披露する。
パワー系の「Anthem」、ダウナーで出気だるい雰囲気の「Selfish Love」、レトロポップで疾走感のある「dilemma」そしてタオルを回しながら楽しむ「VIVID SUMMER DAY」
それぞれに全く違う表情で、踊り方も魅せ方も違う。これからも多彩なエンターテイメントで魅了し続けてくれるんだなと心が躍った。
今思い返してみれば、最後にして最強に体力勝負なゾーンだった。
「Anthem」から「dilemma」まで手数の多い振り付けで休みなく踊り続け、「VIVID SUMMER DAYS」で大はしゃぎ。
「dilemma」までは革ジャン着て踊ってるし、本当体力…と、今更クラクラしてきた。
見ている時はそんなこと微塵も感じさせず、軽やかに舞い踊っていたから、改めて振り返ってはじめてあれはかなり過酷だったろうな、と天を仰いでいる。
私は個人的に「Selfish Love」のダンスと演出がすごく好きだった。
イントロの口笛に合わせて、ロウソクがふわっと浮かび上がってくる演出も好きだったし、
気だるそうに肩の力を抜きながらバキバキ踊ってるギャップや、哀愁漂うSexyな顔つきも、もう表現の仕方が完璧すぎて忘れられない。
最後の「VIVID SUMMER DAYS」はこの夏の思い出を象徴するような曲。
毎回聡くん、勝利、風磨がワチャワチャと組みあったり、ひっつきあったりして、最終的に3人が縦に積み上がる。よく「ぎゅっと」でも見るけれど、今回はこの曲で。
3人になっても、timeleszになっても距離は変わらないというメッセージもあるのかもしれない。
タオルを回しながら、会場一体となって盛り上がる。timeleszとsecondzも今の瞬間を全力で楽しんでいた。1ミリも悔いのない最高の夏の締めくくりとなるように、timeleszとsecondzは最高の笑顔を贈りあった。
戯れ
アンコールはスタンド席をトロッコで回るお決まりのファンサコーナー。
私は今回横浜アリーナでスタンド席(2階席)にならなかったから、基本的にここでは野鳥の会のようにみんなのファンサを見守ってた。
風磨はフワフワお手振りしながらたまに濃厚なファンサを。風磨担の友人曰く、横浜後半の方がライトなファンサを沢山してたらしい。チャンスが増えたかも。
聡くんは本当に光の速さでどんどんファンサを仕掛けていってもう職人技。ほぼ全員なんじゃないの…?ってレベル
勝利もテンパりながら頑張ってた。今回のお気に入りはハグ。みーんなまとめてハグしてた。ダイナミックお手振りからの進化。ただ,トロッコを降りる直前に口が勝手に「もういっぱい」と動いていた事を私は見逃さなかった。いっぱいだよね。頑張りましたで賞あげます。
横浜アリーナといえば、ボックス席に著名人が出没することが度々話題になる。
そして、23日はマリウスがいた。 マリウスは一生懸命お兄ちゃん達に笑顔で手を振って、メンバー達も嬉しそうに応えていた。
これはアンコール中だけでなく、リフターが上がる時もそうで、マリウスの可愛いところは、自分は二階席にいるのに、メンバーまだ地上から5㎝くらいしか上がってないでしょ?みたいなところからずっと手を振ってること。みんな嬉しそうに地上5センチからその愛に応えていた。
ちなみに、一階席とか、遠い場所にいる時はファンサ来ないよなーと諦めて傍観者になりがちだけど、思わぬところでファンサは飛んでくる。
今回筆者は、来ないでしょっていう距離感からガッツリ確定ファンサを頂いた。もちろん、うちわ一枚で。
そんなことが横アリでも、あの常滑とザワついた愛知の後ろの隅の方でもあった。
ドームならともかくアリーナ規模なら客席からメンバーを肉眼で見られるように、timeleszにも多分割と遠くまで客席の雰囲気は見えてる気がしてる。プロだし。
だからどんな席でも全力で楽しんでたら見つけてもらえるのかもしれない。
席で一喜一憂するのでなく,どんな席でも神席にする気合いで楽しめば、メンバーに想いは届くはず。読者みんなに幸あれ。
感謝の熱
最後はWe are 『timelesz』
と、彼らの新しい名前を大きな声で叫んだ。
横浜公演最終日は、終演後もタイムレスコールが鳴り止まず、
規制退場が始まっても帰る人もほとんどいなかった。
5分…いや、10分くらい。
体感はもっと、みんな粘ってた。
ダブルアンコールは叶わなかったものの、私たちの想いはきっとtimeleszに届いていたはず。熱い夏の思い出への感謝が彼らに伝わっていたらそれが嬉しいことだ。
最後は各々に拍手を送り合い横浜の夏は終わった。timeleszたくさんの思い出をありがとう。
episode0
このコンサートはコンセプチュアルというか、癖の強い演出がなかった。
衣装も比較的汎用性のあるもので、彼らはひたすら踊って魅せるか観客とコミュニケーションを取るかでこのコンサートで、この曲に新しくこういうイメージ、思い出ができたな。みたいな演出があまりないように感じた。
考えてみれば、衣装替えの時の映像にも過去のライブ映画が何度も使われていて、新しい映像はすでに公開されていたツアーのティザーのロングバージョンがオープニングで披露されただけ。演出の切り替わりを色付けるようなものは一つもなかった。
私はそんな彼らをみながら、今までnoteに書いてきたみたいに、あの曲はあのライブでこんな演出で披露されて、とか、
こんなターニングポイントの曲だった。とか、
ライブで初披露の曲でも、こんな思い出がある曲だなぁとしみじみしていて、
ふと、
あぁ、今は、今日はこれでいいのか。
と、腑に落ちた。
あえて余白を残すことで、timeleszとSexy Zoneがリンクしていく。
そこには今を生きるtimeleszがいて、ずっと大切にしたいSexy Zoneがいた。
表裏一体となっている今を表現したのが
この、episode0だったのかもしれない。
と、今は思っている。
timelesz
時は戻らない
止まらない
一定の間隔を刻んで
進み続ける
刹那的だ。
いつでも今を生きるしかない。
timeleszがtimeleszを生きていく
その時を共に刻むsecondzがいる。
私たちは、互いに大事な仲間を
送り出している。
気持ちの大小は違えど
少なからず寂しいことだ。
ただ、今日という日は
お互いに前を向くためにここにいる。
だから、今を楽しみながら
過去も大切にする。
そんな時間を互いに共有することが
今のtimeleszにとって、
今のsecondzにとって、
今できることだったのかもしれない。
挨拶回り
これは、彼らがツアーのテーマとして要所要所で話していた言葉。
このライブがこの言葉を軸に作られたライブなら
過去を大切にしながら、さらにパワーアップさせて、夢に向かって進んでいく姿を、魅せることが彼らの挨拶であったのだろう。
timeleszの挨拶回り
カッコ良すぎないか?
プロローグだけでこんなに見応えがあるなら
本編にも期待したい。
未来はどうなるかわからない。
でも今は彼らを信じて、
同じ夢を見ながら
同じ時を刻み続けたい。
timelesz project 9/13からスタート