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振り返ろう!Sexy Zone CD・DVD(デビュー初期編)

Sexy Zoneが好きなってしばらく経つと、過去の作品にも興味を持つ方が多い。

一方で、『今が一番カッコいいのに、過去の作品、振り返る必要ある?』と思ってる人もいるかもしれない。

結論から言えば、
Sexy Zoneにおいて過去作品の振り返りは大変有意義である。心からお勧めしたい。

そこで今回は、デビュー曲「Sexy Zone」から、3人体制になる直前の「Sexy Zone Spring Tour Sexy Second」まで、リリース順に振り返りながら、その魅力をお伝えしていきたい。

3人体制の部分についてはまた後日作成予定だ。5人体制復活後に関しては既にまとめてあるため、そちらを参考にして欲しい。

今回は、発売日順にCDとDVDを紹介していく。CDに関しては主に特典映像について紹介する形となる。

1,Sexy Zone

誰もが知っているデビュー曲。全てがここから始まっている。

初回限定盤AにMV、BにMVのClose up ver.が収録されており、初回限定版CにジャケットとMVのメイキングとインタビューが入っている。

初回限定盤Cのメイキングでは、フレッシュなメンバーの姿を見ることが出来る。関係性も身長差も今とは全く異なる。視聴者は全員母性本能がフル稼働してしまうのではないだろうか。

そして、1番の見どころはインタビュー映像。

〈インタビュー内容〉
・自己紹介
・好きな食べ物
・特技
・チャームポイント
・長所
・短所
・好きな科目
・自分の性格
・口ぐせ
・今はまってること
・好きな言葉
・好きな色
・生まれ変わったら何になりたい?
・誰にも負けないこと
・旅行で行きたい所
・動物に例えると
・事務所に入った日
・デビューが決まった素直な気持ち
・メンバー各々の印象
・これからの夢
・ファンへ一言

もう何度もされている質問だろうが、それだからこそ、今改めてデビュー当時のものを見ると当時との変化や、反対に変わってないところなど感じることができ、とても感慨深い。

『ここから始まるSexy Zone』がぎゅっと詰まった一枚だ。

2,Lady ダイヤモンド

初回限定盤AにMV、BにMVのメイキング映像収録。

メイキング映像ではJr.に衣装を割り振るシーンからしっかり収録されており、当時のSexy ZoneとJr.の関係性も感じ取ることが出来る。

遊園地のような華やかでポップなセットで撮影されているため、雰囲気を出すためか、裏でキャラメルポップコーンを作っており、みんなで食べるというなかなか貴重なシーンも収録されている。

たった5ヶ月しか経ってないが、マリウスが佐藤の身長を越していたりと、若いからこそ感じる成長が見て取れる。

3,Sexy Zoneアリーナコンサート2012

Sexy Zoneの初めてのコンサート映像。このステージがPOP×STEPに繋がっていくと思うと鳥肌が立つ。そんなSexy Zoneのエンターテイメントのスタート地点だ。

正直,未熟なところはたくさんあるが、デビューしたてのメンバーがフロントに立ち、アリーナで一つのステージを成功させたのは大変な苦労だっただろうと思うと胸が熱くなる。

そんな中で、芝居警察でコントをしたり、Pianoコーナーでしっとりとバラードを聴かせたり、「IF YOU WANNA DANCE」でクールなパフォーマンスを魅せていたりとSexy Zoneの多彩さの片鱗は十分に見てとることができ、大変バランスの良い構成となっている。

また、ほぼデビューシングルしか持ち歌がないため、先輩方の曲をたくさん歌っているところも今となっては貴重な映像だ。

尚、初回限定盤のみの収録となっているが、「FIRST CONCERT 2012」の方がさらに初期のパフォーマンスを見ることが出来る。その中でも、佐藤、松島、マリウスだけで歌唱するシーンが、幼いながらも一生懸命に踊り歌う姿に、現在の誰もが魅了される色気たっぷりなパフォーマーとしての姿が想起され、目頭が熱くなってしまう。初々しいドキュメント映像も含めて大変見どころ満載なので、入手困難にはなっているが、可能であれば初回限定盤を手に入れてみて欲しい。

4,Sexy Summerに雪が降る

初回限定盤AにMV、BにMVのメイキングが入っている。

初回限定盤Bのメイキング映像では、立て続けに3枚目のシングルをリリースできる喜びが感じ取れた。

四季をテーマにしたMVとなっているため、衣装やカットが多岐にわたっており撮影も長丁場だったのだろう。「Change the World」のMVでも使われているが、衣装のまま5人でうたた寝をしてしまうのもわかる。

四季に合わせた衣装をワクワクしながら確認している姿や、セットのランウェイでふざけて遊んでいる姿など、愛らしい姿がたくさん詰まっており、明るいメイキングとなっている。

5,one Sexy Zone

初回限定盤に「スペシャル映像inラスベガス」が収録されている。
まだロケに慣れておらず、少々散らかった印象も受けるが、外国ではしゃいでいる等身大の彼らの姿を見ることができ、温かい気持ちになった。

特に5人で遊園地に行くシーンは本気で遊ぶ5人の姿を見ることができ、見ているこちらも楽しくなってくる。

そして何より、一周年を記念して行われたインタビュー映像がとても興味深かった。特に夏に開催されたSUMMERYに対するメンバーの想いは熱いものがあり、エンターテイナーとしての覚悟が伺えた。

まだまだ駆け出しではあるが、確かに歩み出したSexy Zoneの1年間の想いや空気感を感じることのできる映像となっている。

6,Johnnys Dome Theatre〜SUMMERY2012〜 Sexy Zone

これは私の中ではかなりお勧めしたい映像である。なぜならSexy Zoneが表現するジャニーズの王道がこれでもかと言うほど詰まっているからだ。

ジャニーズの舞台などでは定番となっている、水の演出やフライング、殺陣など、なかなか映像化されてないようなSexy Zoneの姿が記録されている。

SUMMERY自体、先輩方が大々受け継いできたジャニーズの夏のエンターテイメント。それをデビュー間もないSexy Zoneがフロントに立ち、無事成功を収めたことも大変感慨深い。

『Jr.のコンサートかな?』と購入の優先順位を低くしてしまっている人もいるかもしれないが、ほぼSexy Zoneで構成されているし、かなり特殊な演出も多いため、十分楽しめる。Sexy Zoneの歴史としてぜひチェックしてほしい一枚だ。

7,Real Sexy/BAD BOYS

初回限定盤AにMV、CにMVのメイキングが収録されている。

メイキング映像は映像のトーンが落ちついていて、テロップもシンプルになっており、大人っぽいSexy Zoneを表現したいスタッフさんの気持ちが伝わってくる。

ここで感じるのは松島とマリウスのダンスのが上達していることだ。これに関してはメイキング内で中島も触れており、褒めていた。全体としては、Jr.がだいぶフィーチャーされている印象も受けるが、グリーンバックの中で想像力を膨らませながらMVの世界観を作り上げていくメンバーは新鮮だった。

また、初回限定盤Bには「Special Movei in NewYork」が収録されている。出演は中島、菊池、佐藤のみとなっているが、ニューヨークとSexy Zoneは相性抜群だった。

まずロケーションがとにかく良い。当たり前であるが、そこで撮影をする3人のビジュアルも良いので、相乗効果でさらにカッコよく見える。しかも、天候が一日雨、一日晴れのため、一つの映像の中で天候の対比が見られるのも魅力的だ。『この当時、3人だけでどんな空気感なんだろう?』と思う人もいるかもしれないが、ふまけんがホットドックを交換して食べあってたり、佐藤が何気なく歌ってしまった即興の歌を菊池がイジっていたりとあたたかい姿も収められている。3人だけと言うのが惜しくはあるが、いつか絶対に5人でまたこの土地を訪れてほしいとそう思う映像だった。

8,JOHNNYS Worldの感謝祭 in TOKYO DOME

Hey!Say!JUMPとABC-ZとSexy Zoneで行われた舞台「JOHNNYS World」の感謝祭を東京ドームで行った模様が収められている。

これは、ほぼHey!Say!JUMPとABC-Zがメインでパフォーマンスしているため、Sexy Zoneの出演シーンは少ない印象。

ただ、ドームでフライングしている佐藤が見られたり、憧れの先輩方と嬉しそうに共演するメンバーの姿が見れるのはなかなか貴重なため、余裕があればチェックしてみて欲しい。

9,Sexy Zone Japan tour 2013

one Sexy Zoneを掲げてのツアー。Sexy Zoneはもともと持ち歌がなかったためone Sexy Zone自体が、それまでにパフォーマンスした曲を円盤化した意味合いも強く、楽曲としては少し新鮮味に欠けるかもしれないが、その分同じ曲がブラッシュアップされているわけだから、5人が成長していることを実感できる。

特に私が注目したのは佐藤の成長だ。失礼を承知で言うが、デビュー当初のコンサートでは、どこかお膳立てされた”センター”という感じも見てとれた。だが、今回のコンサートでは、名実主に”Sexy Zoneのセンター”にしっかり君臨していた。彼はたった一年で、Sexy Zoneの”センター”になっていた。これは想像を超える努力や葛藤があったと思う。しかもそんな様子は微塵も見せない。前からそうだったかのようにそこにいる。その姿に震えた。

また、このコンサートには中島の伝説のソロ曲CANDYが収められており、最初に聴いた時のその興奮は忘れられない。まだまだ浅いキャリアで、こんなにキャッチーな代表曲を作り、パフォーマンスする中島。圧倒された。

さらに、ファンクラブができるのもこのタイミング。MCにはファンクラブ発足の喜びも収められている。

初回限定盤には、ドキュメンタリーと「新春アリーナコンサート2013」の映像が収められている。この頃から、ほぼ本人たちの曲だけでコンサートが成立するようになっているんだから、それだけこの一年で体に叩き込んだ曲も多かったと思うと、怒涛の一年だったんだろうと改めて考えさせられた。MCコーナーでは、中島の歯ブラシを佐藤が使ってしまうというなんとも愛らしいエピソードも収録されている。せっかくなら是非初回盤をチェックしてみて欲しい。

10,バィバィDuバィ〜See you again〜/A MY GIRL FRIEND

5枚目のシングル。
ここからしばらく初回限定盤がK・S・Fと分岐していくが、これは健人・勝利・風磨の頭文字であり、ジャケ写やソロ曲などそのメンバーにまつわる仕様となってることが多い。

今回はソロ曲がそれぞれ入っており、
Kに「CANDY〜Can U be my baby〜」
Sに「おなじ空の下」
Fに「FaKe」
が収録されている。

映像の特典は
KにMV、Sに「フレンドシップ」レクチャービデオ、FにMVとジャケット撮影のメイキングが収録されている。

「フレンドシップ」というのは、大まかに説明するとPV中で披露されている、メンバーの周りをぐるぐる踊っているあの振り付けである。それを佐藤レクチャーでSexy family全員踊っている。レクチャーする佐藤の可愛いらしさと、静かに繰り広げられている、”けんそう”と”ふうマリ”が見どころだと私は思っている。「フレンドシップ」の振り付け自体にも愛着が湧くため、「バィバィDuバィ〜See you again〜」がより好きになる。

メイキングはこちらもジュニアがフィーチャーされてはいるが、気温の高い日の撮影だったようでみんなでチョコレートアイスを食べて、衣装にマリウスがアイスをこぼして怒られるという、ホームビデオかのような瞬間もおさえられている。ビジュアルもデビュー当時よりだいぶ成長しており、すくすく育つSexy Zoneを実感した。

ちょっとDuバィの世界観に戸惑いつつも、各々なんとか解釈し、ファンに届けようとしている姿もまた面白く、魅力的な一枚となっている。

11,Sexy Second

セカンドアルバム。

初回限定盤Aに「バィバィDuバィ〜See you again〜(in Dubai ver.)」と「Special Movie&interview in Dubai」が収録されており、

初回限定盤Bに「We Gotta Go」のMVと、そのメイキング、そしてジャケット撮影のメイキングが収録されている。

初回限定盤Aの方はとにかくドバイである。ラクダに乗ったり、民族衣装を着たり、現地の食事を食べたり、ウォーターアクティビティを楽しんでいたり、セスナに乗ったり、ビーチバレーをしたりしている。高級ホテルのスイートルームで大はしゃぎするメンバーの姿なんかも見られる。

また、この映像には結構スタッフさんの声が入り込んでいるのだが、それがまるで息子に語りかけているかのようで、本当に家族のように育ててくれてたんだなと温かい気持ちになる。

PV撮影でドバイに行くアイドルなんてそもそも聞いたことないし、後にも先にも彼らだけなのではないだろうか。終始バカンス気分で楽しむ彼らが収められているため、是非チェックしてみて欲しい。

初回限定盤Bのほうは、正直言って『え?なんでみんなもっと早く教えてくれなかったの?』と思うくらい「We Gotta Go」のPVが良かった。なにせメンバーの寝顔から始まるのだ。その衝撃たるや。そのままポップなイラストの世界でのリップシーン、宇宙でのダンスシーンと続いていく。そのコンセプトは未だ私も掴めていないが…、Jr.の居ない5人だけのPVで、ダンスもかなりキマっている。2年間の集大成が表現されていたし、本当に良いグループになってきたなと思えた一枚だった。

12,King&Queen&Joker

こちらも初回盤がK・S・Fに分かれている。
それぞれ、メンバーのチェンジングジャケットが封入されている形だ。

KにMV、SにMVとジャケットのメイキング、FにSpring Tourドキュメント(名古屋・大阪)が収録されている。

まずMVとメイキングだが、このPVは中島がKing、佐藤がQueen、菊池がJokerそして松島とマリウスがジャックに扮して出演してる。「King&Queen&Joker」は、Queenを取り合うラブトライアングル…。つまり、そういうことである。コンセプトが最強だ。

メイキングには、フィッティングシーンが長めに収められているのだが、それぞれ個性的な衣装を楽しんでいたり、用意された小道具で遊んでいたりと、実に愛らしい。MVの演出に中島が提案をしている姿も収録されていて、「RIGHT NEXT TO YOU」のPV撮影の裏側でメンバー自ら意見を述べ、作品を作っていたあのイズムはこの頃から築き上げてきたものなんだなと、重ねた時間の強さを感じた。

初回F盤に収録されている、Spring Tourドキュメントは、後述する「Sexy Zone Spring Tour Sexy Second」のドキュメンタリー映像の一部となっている。当該DVD・Blu-rayに収録されているドキュメンタリー映像と一部重なる場面もあるが、マリウスの誕生日シーンに関してはこちらにのみ詳細に収録されている。これは必見である。サプライズで誕生日をお祝いされたマリウスが、お返しにメンバーに手紙を読むという逆サプライズを用意していた。これはハンカチを用意してから見たほうが良い。Sexy Zoneの絆が一層深まる瞬間が収められていた。

13,Sexy Zone Spring Tour Sexy Second

アルバムSexy Secondを掲げてのコンサートツアー。

このコンサートは会場を横に使って舞台を作っているところが新しい。当該アルバムのジャケットにも出てくるオープンカーを模したセットがアクセントとなっており、コンサートの演出の幅を広げている。

今では盛り上げ曲となっているバィバィDuバィを忠実に踊っている姿が見れたり、現在でもファンの多い「ぶつかっちゃうよ」が初披露されていたり、マリウスが声変わりを迎えていたりと、見どころもたくさんある。

ここからSexy 松とSexy Boysが登場するため、Jr.の抜きも多く、若干映像にまとまりがなくも感じるが、確実に成長しているメンバーの姿も見届けることができるため、一番近い表現をすると…、『いろんな気持ちになる。』というのが正直なところだ。

それもまたSexy Zoneの歴史であり、今となっては同じ時間を過ごすことは出来ないが、それでも感じるものはある。見る人それぞれの見方で噛み締めてもらえれば、それだけでもだいぶSexy Zoneを見る目線が深まるのではないか。と私は思っている。

かくいう私も後になって振り返った身。当時から今まで応援しているファンの方には頭が上がらない。尊敬の気持ちでいっぱいだ。

と、少しシビアな話をしてしまったが、どんな局面でも、Sexy Zoneのエンターテイメントは歩みを止めず進化していく。どんどん強くなるSexy Zoneを体感して欲しい。

奥深すぎるSexy Zone

デビューから、ここまで振り返ってみると、その成長過程の尊さや、若くとも真摯に仕事と向き合う姿に胸を打たれてしまうし、対してロケなどで見せるあどけない姿は大変愛らしい。

きっとこのnoteを見て過去の映像を振り返ってしまったら、今以上にSexy Zoneを好きになってしまうに違いない。

一緒にSexy愛を深められたら嬉しく思っている。


時系列で見て行きたい方はこちらも参考にどうぞ。

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