多拠点生活、やめます
こちらのテーマもすっかりご無沙汰でした(笑)
この半年はそれどころではなく…という状況だったわけですが、それ以上に状況が心境が大きく変わり、多拠点にいったん終止符を打つことにしました。そんな経緯をこちらに書き留めておこうかと思います。
ちょっと大げさなタイトルですが、正確には多拠点をやめるというより、いったんADDresssは解約することにしたと言った方が正しいかもしれません。
私の場合の多拠点は、アドレスホッピングというより東京の自分の家に居ながら数泊でかけるといった、ショートトリップ形式。
なので、そもそも多拠点生活と言えるのかどうかは謎ですが…さらには、半年以上やっていなかったので、もはや幽霊的💦
今は必要なくなったから
そんなゆる多拠点、ここでやめる理由は一つで「今はやる必要がなくなったから」。
私が始めた理由はこちらで書いたとおり、一番は兄妹でいつの間にか冷戦が始まり、家での居心地が少々悪くなっていたこと。約1年前の当時はできるだけ家にいる時間を減らしたかったし、そのほうがいいと思ったのです。
もちろんそれは単にきっかけでもあって、ゆくゆく移住や引っ越しする場所を探せたらいいかも、人と出会えたらいいかも、日本しか動けないうちにいろんなとこいきたいしとか、ポジティブなアクションでもありました。
そんな中で去年の6月にスタート。数ヶ月経った昨年の秋頃に海外派遣プロジェクトを見つけて「海外に住もう!」にシフトチェンジしていました。
年末に応募して、今年に入って選考に進んで、現実的になるかも?! なそんな矢先に発覚した、私の病。
海外だ多拠点だとかいう場合ではない。
そこから8月までの約半年はADDressを休会して、治療に入っていました。
9月にリスタートで来月終わり
8月いっぱいでひとつ治療の山を越えて落ち着き、今月からまた再開して、来月には辞めることにしました。
再開したのは、「休会状態から退会ができないから」なのですが(笑)、せっかく治療が落ち着いて動けるようになったし出かけたい⇔最後に満喫する という意味ではタイミングはぴったりでした。
ADDressというサービスが嫌になったわけでもなく、もちろんここから続けることもできるのだけど、今の私には家での生活のほうがやりたいことができて居心地が良いのです。
一番の問題だった兄との関係は、幸か不幸か、私の病をきっかけにすっかり改善して、何事もなかったかのように修復しています。だから、家はもう居心地が悪い場所ではなくなりました。
食養生、趣味を楽しみたいから定住
また病気がわかってから、食養生も兼ねて、食事に気を使って自炊をするようになったことも実はおっきな理由です。
調味料や食材を自分なりに厳選してるのですが、多拠点生活だと選べないし、自分で全部持ってくのは不可能で、実践し続けるのはかなり難しい。保温が3~4日必要な酵素玄米なんて、マイ炊飯器でもないと作れない(笑)そういう調理器具問題もあります。
さらに、料理にあわせて食器も楽しみたい。それもできるだけミニマムな荷物が望ましい多拠点生活では向かない。
やりたいお菓子作りも専用の道具や材料が必要、洋裁もアクセづくりも機材や材料が必要…と、まぁ私の趣味は何かとそれ専用の道具や必要なのです(笑)
どれも車があって自分用セットを持っていければ別なのですが、私には車がないので、そうはいかない現実…。
多拠点は動ける身体あってこそ
また、当たり前ですが、多拠点生活は「ちゃんと動ける」ことが前提。
入院、術後の療養、投薬治療の期間は動きたくないし、そもそも動けない。やっぱり身体の土台が整ってこそでもあります。
半年の療養中、やはり安心できるのは家だし、気兼ねなく休めるのも家。かかってる病院も近いし、その他の不調でもすぐに行けるクリニックや薬局、鍼灸院などもある。
私の体を守ってくれる環境がたくさんあることにも気づきました。
新たな多拠点スタイルを求めてゆく
そんなわけで、今の時点の私の優先順位は東京の家にいること。
そして自分の体を気遣いながらメイン生活を楽しんで、調子を見ながらたまに別の場所に出向くのをゆっくりペースでやってきたいなと。
そんな新たな多拠点に変更です(世間ではそれを旅行というww)
近い将来、また旅行の仕事に戻れることになったら、それが私にとっての多拠点にもなるし…そっちもやっぱり期待かななんて。
ひとまず、解約までのADDressライフは存分に楽しむ予定&過去のも今更さかのぼって記録残してきます。
こんなこと言いつつ「やっぱりまたやりたい!」とか言って再入会してる可能性も大いにありそうで、ごめんなさい( ´艸`)
生活の拠点の快適さって、ライフステージやタイミングによって変わると思うし、本当に人それぞれ。だからやりたくなったら、またいつでも始めようと思います。
総じて、多拠点生活は楽しい&やってみて良かった♪ やっぱり旅とはちょっと違う楽しみ方ができて、その地に長くいられる充実感があります。
気になっている人がもしいたら、一度はやってみるべしです。
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