資産形成か節税か
さて、前の記事で投資をする「目的」について、今一度考えて頂いたことと思います。
まだ読んでいない、考えていないという人は、もう一度わたしの問いについて考えてみてくださいね。
あなたがもし投資や不動産賃貸業に興味を持ったとしたなら、それは今より豊かになるための資産形成(資産収入、権利収入、不労所得)のためでしょうか。
それとも、あり余るほどの収入があって、税金がとてつもなく掛かるから、少しでも節税になればと思ってのことでしょうか。
恐らく、ほとんどの人が前者が理由でしょう。
あり余るお金がある人が、わたしの記事を読んでいるとはちょっと考え難いです。
「資産」とは
わたしが投資に目覚めるきっかけとなった「金持ち父さん貧乏父さん」の著者であるロバート・キヨサキ氏によると、「資産」とはこう定義されます。
「資産とは、あなたのポケットにお金を入れてくれるもののこと。負債とは、あなたのポケットからお金を奪っていくもののこと」
わたしは間違いなく「資産形成」のために投資を始めました。
業界用語で言えば、毎月の安定収入としてインカムゲインを、そして売却益のキャピタルゲインを、両方得られる資産形成を目指しています。
そして、資産形成を目指す前にまず勉強したのがファイナンシャル教育です。
お金には①稼ぐ、②貯める、③守る、④増やす、⑤使うという5つのサイクルがあります。
それらのサイクルを細かく紐解いて、深い話、税金・節税というところまで学んでいます。
ロバート・キヨサキ氏もこう言っています。
「お金を稼ぐ人ではなく残せる人がファイナンシャルインテリジェンスがある」
わたしは最初に学んだことで、節税も取り入れながらインカムゲインを得て、1年半前からサイドFIREをしています。
ワンルームマンションで節税をする必要がそもそもないくらい節税が出来ていて、更に不動産を持つことで資産収入を得ることが出来るのです。
そう、きちんと学べば両方手に入れられるのが不動産投資です。
「資産」を買うか「負債」を買うかはあなた次第
あなたがもし、不動産投資に着目したとして、その目的は、収入を得るためですか?
それとも、節税のためですか?
その目的に沿った投資方法でない限り、絶対に手を出してはいけません。
そして不動産は、多くの税金や経費のかかる「事業」です。
まず不動産を購入する時にかかってくる費用としては物件価格の10%程度と言われます。
仲介手数料、売買契約印紙税、都市計画税、不動産取得税、抵当権設定費、金消契約印紙税、事務手数料、火災保険料、ローン保証料、登録免許税、司法書士報酬等。
そして定期的にかかってくる、管理費用、水道光熱費、修繕費、広告料、固定資産税、都市計画税等…といったランニングコストと呼ばれるものは、16〜20%見ておいた方が良いと言われます。
これらの試算も踏まえた上で、その物件が買うに値するのかどうかを見極めることが大切です。
あなたがもし今、不動産を買おうか迷っている、または所有しているとしたら、その物件は本当にこれらの試算が出来ているものですか?
「資産」を買うのか「負債」を買うことになるのかを決める一要因に繋がって来ます。
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