考察厨への一歩~ワールドトリガー~
前回、にちあさについて語ったときに、再燃したきっかけの別アニメについて書こうと思い、筆をとってます。
今回取り上げるのは「ワールドトリガー」(以下ワートリ)
葦原大介先生の作品で、週刊少年ジャンプで連載され、約2年間の休載を経て、現在はSQで連載されている「遅効性SF」です。
・ワートリ大好きな人間が書いてます。なので、展開のネタバレはしないようにしますが、設定上のネタバレはあります。
今回はあくまで私のオタク遍歴としてかくので布教や感想はまたの機会に。
ワートリとの出会い
ワートリとの出会いは早く起きてしまった朝、パッとつけたアニメがきっかけです。
時期は「大規模侵攻編」の序盤から中盤にかけて。
その時は面白そうなアニメだな~と見てました。それが、こんなことになるなんて今でも信じられません。
その時は起きれて、パッとつけれたら見ようと思って。
大規模侵攻編は結構飛び飛びだったと思う。
終盤から記者会見でのめり込んでいき、ここまでリアルに描くものなのかと感心して見ていました。そこのあたりから録画をし始めました。
B級ランク戦前半でのめり込みが激しくなり、ネット記事を幼いながらに漁り、キャラの名前を調べていました。
ちなみにこの当時の推しは荒船さん。「生意気なルーキー」とかベイルアウト後の私服で私は死にました。
(年下だけど当時は年上だったからこの呼び方で安定してる。)
途中、鬼怒川の災害が起き、放送が差し替えになったりしたけど、あの試合の太刀川さんの名台詞でさらにのめり込むことに。
気持ちの強さは関係ないでしょ。勝負を決めるのは戦力・戦術あとは運だ。
気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら、俺が一位になれるはずがない
勘違いするなよ。俺は気持ちののった熱い勝負は大好物だ。だが、気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら、じゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ
本当にこの台詞は好きだ。再読すれば深みが増すし、そうでなくてもこの作品らしさ、そして、他の作品では出しにくいものを引き出している。私はこれに感銘を受けた。
例えていうなら、皆大好きだったであろう「アンパンマン」。子ども向けに対してそういう目線を向けるのはどうかと思うが、わかりやすい。
作戦とか対策とかっていう面で見ればどう考えてもバイキンマン軍団に軍配が上がってもいいのではないか?と思っていた時期だったのだ。実際、人数も基本向こうの方が多かったりする。(援護来たときは別)
あのストーリーの定石として、ほぼ必ず顔が汚れるアンパンマン。戦術などで考えるなら毎度バイキンマンが一枚上手。なのに、顔を綺麗に戻し、「アンパンチ」をすれば、飛んでいってしまう。でも、それでいいのか?バイキンマン側の主張に耳を傾けないのか?
そんなことに疑問を持っていた時期だったからこそ、ワートリはハマるべくしてハマったのかもしれない。
逃亡者編。あとから見ると賛否両論あるらしいが個人的には妄想が捗るから面白かった。
単行本大人買い~楽しい入院生活~
話を戻そう。サブタイトルみて、いろいろ考えた人はいたかもしれないが、説明させてもらう。
私は中学二年の冬(中間試験前だった)
18日続いた月経による貧血で入院した。それほど重症でもなかったのだが、どのくらいかというと、医者に「大人なら救急車だった」と言われるレベル。3,4日くらいの入院だった。
当然、暇になるわけで、体調の異変に学校を早退し、検査し、そのまま入院が決まった夕方に、母親が「お父さんが、なんかほしいもんある?だって」と聞いてきた。
ノリで「ワールドトリガー既刊全巻と、○月号のアニメディア(特集がワートリ)」と答えた。そろそろワートリが最終回を迎えると噂を聞き、録画できてるかな?とかしょうもないこと考えてたせいでもある。
ぼんと来た。本当にビックリした。
そして、テスト前だというのに、ベットのなかで夜更かししてワートリを読み漁った。13巻だったと思う。そして、気がついたら、早朝検査のため、採血にきた看護師に「なに読んでるの?」と聞かれ、布教してた。あのときはなかなか離してあげなくて、お姉さんごめんなさい。
ちなみにその週の放映は個別のテレビでみた。......単行本で予習してたはずなのに、出現した雪だるまで笑った。
そして退院して、最終回、悲しみのあまり一度しか見ずに消してしまった。(新シーズンありがとう)
BBFの存在
私は生まれてこのかた、こういうガイドブックに手をつけられなかった。
なぜかはわからない。食わず嫌いがあったのかもしれない。でも、14巻と一緒に買ったBORDER BRIEFIMG FILE。
ファンの人には教科書になるあれは私を考察の沼へと突き落とした。
未発表のトリガー、未登場のキャラ、知らないキャラの情報。
妄想しているだけのつもりが、気づいたら考察していた。
当時の推しは出水と烏丸。
初めてアニメイト行ってグッズを買った。
休載期
まじで知らなかった。出ないなぁと思ってた。ネットで初めて知る。
でも布教し続ける。高校でジャンプ満遍なく読む人が終わったと勘違いしていて本気で怒った。
そのうち、スマボも終わった。ログイン勢になっていたのが申し訳なくなってアンインストールしてしまった。(同じ過ちを二度繰り返す)
ニコニコでオリジナルボカロを作ってる方を見かけて毎日のように歌い、スマホのリモコン機能を使い、カラオケで歌っていた。
そして、学校で仲間も見つけた。缶バッチ(風間さん)をつけていたら話しかけてくれた。
受験があって、あまり話せなかったけど、初めて見つけたワートリオタ友。
再開!
その日は自習だった。前々からの公式Twitterのうごきを見て、フォローしてるワ民の方々がそわそわしていた。
私もそわそわした。
そして、通知をみて、その友達に見せて、二人で教室内で思わず握手をかわした。
そのあとTwitterで叫び、家でも叫び、声優さんたちの喜びのツイートにリプして。
新刊買うかってときに新シーズン決定の文字!また声優さんたちの喜びのツイートにリプした。そのなかで中村さんの「俺のサイドエフェクトがそういってた」というのは最終回を思い出して、泣いた。
現在
現在推しは米屋先輩中心、風間隊、影浦隊、生駒隊。
某SNSにチャット機能がつき、さっそくワートリのグループを作り、管理人として一年運営してる。(ここでバレてしまうのかもしれないが)
まだ続きが読める幸せを噛み締めています。
葦原先生の健康が第一!本当に無理なさらず何ヵ月でもまつので!(この前待てずネタバレ踏んだ)