誰が誰の“モンスター”~Endless Halloween Night~
お久しぶりです。
エンドレスハロウィーンナイトについて、期間中に考えてた考察をまとめてあげたいと思います。
途中時点なので、答え合わせの面も含めてご覧ください。
読む前の前提条件
ツイステに関するあらゆるネタバレ注意(今回は特にイベント「スケアリーモンスターズ」「続スケアリーモンスターズ」、それらと関連深いパソスト)
ー1章であげた考察ー
真犯人マレウスリリア説
⇒正解
根拠については5章で改めて説明されていたが、タイトル画面の雷演出はスケアリーモンスターズで散々言われていたこと。1章1話でマレウスの姿が見えなかったこと。なおかつ、犯人が「オンボロ寮」に現れたこと。
「オンボロ寮に現れる」ということに意味があるのだ。スケアリーモンスターズの5章で、オンボロ寮でマレウス監督生が語り合うシーンがある。
・各エリアのモチーフは各寮の「ハロウィーンウィーク」
答えはもらえなかったが、入江⇒お髭船長の冒険、廃村⇒パンプキン騎士、墓地⇒スケルトン、渓谷⇒龍。はほぼ確定した。
シルバーとジャミルが二人だけな理由はカリム?
⇒正解
シルバーとジャミルが人数が足らず2人になっている。理由を考えていたが、いくつか考えられる。
・シルバーは、光属性。カリムと合わせて「いらふわ空間」と呼ばれており、それに対応できる「ハロウィーンを終わらせ隊」のメンバーはそれらの人物に近しいジャミルとセベクだけだった。
・アリアーブナーリヤでも分かると思うが、ジャミルは先輩後輩がいると猫かぶりをする癖がある。本質を出すにはカリム以上の天然さを出すシルバーといるほうがより際立つ。
・ゴーストから取り返す際、カリムがつきやすい(2章で追加)
ー2章であげた考察ー
ゴーストに乗っ取られる条件は「驚く」ではない。
⇒半分正解?
エースが乗っ取られ、レオナが出した仮説は
「ゴーストに驚くと体を乗っ取られる。」だった。
しかし、読んでいたプレイヤーは真っ先にこう思ったのではないか。
「リドル先輩、危なかったね」と。
そう、2章最初。綺麗にフラグを建設し、回収して、ゴーストに驚いていた(その声に驚いていたものもいたが)リドル一行。
レオナが考えた仮説を正しいとすると説明がつかなくなる。
また、NRC生徒に乗り移ったゴーストが軒並み「ありそう」なゴーストだったのも違和感だ。
ツイステには「魂の形」という考えが存在する。NRCなんて、色形で寮分けをするのだから最もたる例だろう。
このことから、驚くのが条件ではなく、魂の形と器が合致することが乗り移る条件という話なのだろう。
だとすると、監督生は「無」のため、無事である可能性がある。
ー3章であげた考察ー
ここから個人に関しての考察が多くなる。
シルバーのモチーフ 「ムーラン」説
⇒正解など用意されていないが、そもそもモチーフは複数あるため、剣を使う「英雄」であるムーランが含まれていても不思議ではない。
根拠は、本人も語っているが、鍛錬をしていることと馬術部所属なこと。あとは父のためにというモチベーションがいかにもムーランらしい。
ルークの話は本当!?
⇒不明。
3章でルークが語った過去話について、「ジャングルブック」モチーフだとは思うが、ルークは基本的に「嘘はつかない」。
本当のことを言う時ははぐらかし、嘘の時はきちんと「冗談だ」と訂正を入れる。
5章のラスト、ネージュについてもそうだ。ルークはいろいろなパソストで「この学園で一番」と言っている。他のところにも一番がいる言い方をしているのだ。
豆イベのパソストもわかりやすい。オルトくんに「嘘はついていない」と診断された裏で、情報収集をしていた。
今回のパソストでも、「本当のこと」は最後まで濁していたが、嘘はついていなかった。
そして、今回の話。トレイ先輩が「冗談だよな?」と聞いた際、「冗談だよ」とは言っていないのだ。
ジェイドに取りついたのは「リーチ兄弟」のゴースト!?
⇒正解もらえず。
デュースのゴーストは誘拐経験のある子ども、ジャックのゴーストは生意気なおぼっちゃま、エペルのゴーストはろりぽっぷちゃん。
その中で、ジェイドは、フロイドのようなゴーストに取りつかれていた。
共通点は性格、口調。相違点は一人称。
気分屋でないことも言葉の端々から伝わってくる。
となると、生き残れなかったリーチ兄弟のゴースト。ということになる。
そもそも珊瑚の海のハロウィーンだ。「そういう」奇跡が起こっても不思議ではない。
生き残れなかった?と思った方がいらしたらご参考までに
「やっぱり、稚魚の時にフロイドを相棒に選んだのは正解でしたね。あなたは特別です。」「(前略)オレも一緒に生き残ったのがジェイドでよかったよ」(寮服フロイドPS)
珊瑚の海のハロウィーンについては前回のSSRジェイドパソスト、SRアズールのホームボイス(誘われるだけだが)、今回のRフロイドパソストで分かる。ジェイドのパソストが詳細にわかりやすく、フロイドパソストがざっくりとした感じだが。THE ホラーなイベント。
「生き残ったリーチ」に「生き残れなかったリーチ」が憑依するなんて奇跡が起きていても不思議ではない。
ゴーストが襲い掛かり、逃げているのはわざと説
⇒半分正解
理由はシルバージャミルの時、かなり理不尽な話で襲い掛かり、
去り際にわざとらしく「あーれー」と逃げていったため、なにかの三文芝居かと思っていた。
(冗談で考えてたのにまさか本当だったとは思わなかった)
ー4章であげた考察ー
レオナの発言から今回のテーマは「先入観」
⇒正解
各チームで先入観による話が繰り広げられていた。
シルバー・ジャミル・ジャックチームはシルバーの熊の話。もっと言うなら「英雄」を男だと勘違いもしていた。
リドル・オルト・ラギー・ジェイドチームはリドルの弱みではなく、「法律」という先入観。そして、5章を踏まえると、「脱出ゲーム」ではない。という先入観。
ルーク・トレイ・セベク・デュースチームだけよくわからない。歯の話しかしていない。
まあ、これらを踏まえると「噂や先入観に惑わされない」というメッセージが出てくる。
どこかとどこかを「繋ぐ」鏡
また、レオナが鏡について、学園の闇の鏡や鏡舎の鏡を例に考察してくれているが、
本編5章の合宿中に、監督生も同じ結論に達しているのをご存知だろうか。
そう、「オンボロ寮の鏡」も「ミッキーの夢」と「ツイステッドワンダーランド」を繋ぐ役割になっている。
6章でズタボロ寮になっているが、修復した時になにかわかったりするのだろうか。(そもそも壊れていないといいのだが。)
真犯人マレウスリリア説(補強)
ケイトとヴィルの証言。
一見、マレウスが襲われたことと、「これは余興に過ぎない」は別のものと考えるだろう。
切り離さず、同一のものと考えると意味は激変する。自作自演だ。
もう一つそう思った理由は、ケイトとヴィルはゴーストに乗り移られながら同じ場所にいたように思える。
ジェイドがアズールの声を聞いたように。
証言が同時に出たのは「シナリオ」的に情報を統一したかったからではないか?
ー5章を経ての考察ー
5章のパーティー前後とエースのパソストは悶えた。軽率に私を殺すな
今回のモンスターはNRC生たち?
今回のテーマは「先入観」だとして。前回のテーマはなんだかわかるだろうか。
「スケアリーモンスターズ」の方では、ゲストに紛れたマジカメモンスターを成敗するようなストーリーだった。
スケアリーモンスターズ2章で今回の犯人のマレウスリリアはマジカメモンスターについて話している。
「あの客人たちはなぜそこまでして楽し気な写真を撮ることにこだわるのだろう。」
「さあのう。こればかりは種族もなにも関係なく個人の価値観の問題じゃ。人に迷惑をかけるのはよくないが、誰がなにを大切にしようとそれ自体は責められない。ただ、わしらの大切にしたいものと「マジカメモンスター」の大切にしたいものは違う。ゆえに衝突するのじゃ。」
(省略)
「「マジカメモンスター」とわしらとでは重きを置くものがあまりに違いすぎるからのう。」
「……郷に入っては郷に従えという言葉を知っているか?お前たちがなにを考え、なにを好んでもそれ自体は悪ではない。責めもしない。だが、一歩この学園に踏み入れたからには学園のルールに従うべきだ。」
(スケモン 2‐13)
また、スケモン3章で落ち込むゴーストたちにケイトがこんなことを言っていた。
「ハロウィーンを素直に楽しむ人もいるし、珍しい写真を撮りたがる人もいる。考え方は人それぞれ。全ての人とわかり合うなんて現実的に考えて無理じゃん?たくさんの人が集まったら、わかり合えない人の数も増える。なにがきっかけでも一緒だよ。」(スケモン 3‐3)
前回のメッセージは「大切にしたいもの」だった。
そして、前回はマジカメモンスターをモンスターとしていたが、今回、ゴースト視点からしたら自分達がモンスターなんですよね。
(これについては本編中も度々ゴーストたちが言っていた)
鏡の欠片を集めろという招待状は生徒向けのものではなかった。
(どのチームも必ずゴーストと戦ったあとに見つけ、ルークチームが情報を引き出した際、招待状を持っている=ゴーストとなった)
展示品を勝手に弄る(フロイドは上ったり盗ったりしていた)し、
係員の指示を聞かない。急に暴れ出す。
前回、「マジカメモンスター」が生徒たちにやったことと類似しているのだ。(ゴーストも強引さは否めないが、どのチームも1回はゴーストたちが理不尽な目にあっている)
こちらはゴーストの世界に入った側。前回マレウスが言っていたように「一歩足を踏み入れたのならルールに従うべき」だったのだ。実際、ゴーストが過激かつ陰湿ないたずら好きなのは、オンボロ寮のゴーストたちがスケモン1章2話で説明してくれていた。
今回のメッセージとしては「他人事じゃないよ」といったところか。
NRCは「ヴィラン」。世間的に見れば悪と捉えられることもやってのけちゃうのである。
今回のイベントはゴーストにとっては、NRC生が「モンスター」、NRC生にとってはゴーストが「モンスター」。ということである。
そんな中、光属性のふたりは実は最適解を選びかけていたの面白いですね。(シルバーは鏡の欠片は返そうとしていたし、ゴーストと戦う気はなかった。ルークはゴーストに素直についていこうとしたり、対話を試みていた。そして、ルークは唯一序盤で「謎解きのパーツ」扱いをしていた。)
‐パソストについての考察‐
スケモン、続スケモンのパソストは相互関係にある
相互関係というと壮大に聞こえるが、なんてことはない。
同じイベント同士のつながりは今まであったが、こんなにも別時間軸なのに、出している情報が関連しているものが珍しかったのだ。
例えば、
SSRシルバーのパソストは、前回のSSRケイトのパソスト、SRリリアのパソストと関連づいている。(また、Rオルトのパソストはこの直後と推測できる)
どちらも「別れ」の話だ。なにを持って別れとするのか。ケイト先輩の転勤族のエピソード、ディアソムニア寮の「家族愛」を中心にどちらも書かれています。
ちなみに私はジャミルさんと似た「別れ」のタイプです。
あとは、先ほども話題に挙げた、前回のSSRジェイド、今回のRフロイドはハロウィーンらしい珊瑚の海のホラー話となっています。(また、SRリリアは前後の話と確定している)
……「ひとりっ子になってたかもね」ということは、エレメンタリースクールの頃には既に「ふたご」だったんですね。
SSRルークパソストは前回のRイデア(甲冑の話)、SRマレウス(凝り性)。そして、本編5章と繋がっている。
昔の話にはそっかあ。って思ったし、ネージュの名前出てきた瞬間5章でのセリフの数々が思い起こされたけど。最後のセリフ的に恐らくその時の悪役は……。恐らくそうだとは思うが、6章で明かされてくれ。
SSRリドルパソストは実は他とあまり関連がないが、前回のSSRであるヴィルと「女王」と「ハイヒール」について語っている。
まとめとおまけ
とにかく、今回のイベントもとても楽しかった。
自分はスケアリーモンスターズのイベントCМにつられ、YouTubeでメインストーリーの実況動画を見てハマり、インストールしたため、ハロウィーンを直接プレイして、推しのカードを手に入れるのがうれしかった。ツイチャンを見るのも初めてで、ワクワクドキドキしぱなしだった。
自分の最推しは二人とも配布カードという奇跡も起きていたため、2か月近くとても楽しめていた。
冒頭にも書いたが、SRのエースのパソストはなんだ。私を的確に殺しに来ている。個人的にエースは普段先輩に囲まれるとき、このイベント中も、なんならフロイドのユニオンバースデーでも言及されていたが、弟属性全開になる。
ただ、監督生やグリムは不明だが、一応マブの中では9月生まれのため年上になる。だから面倒見がいい場面がどのエピソードでも見られる。
(ちなみに私が監督生の場合、6月生まれで、デュースより遅いため末っ子になってしまう。)
1A喧嘩してもずっと仲良くな……。
次回予告(予定は未定)
ケイト元寮長説を否定する!?
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