永遠とはを考えてしまう~アイドリッシュセブン~
連載4作目はアイドリッシュセブンについて。
アイドリッシュセブン(以下アイナナ)とは、主人公 小鳥遊紡がアイドルのマネージャーに就任して、必死にいきる彼らを見守っていく物語。ジャンルはリズムゲーム、AVG。
出会い
出会いは前回のA3!と同じ日にi7アルバムを目にしたことがきっかけだ。気になって同時にインストールした。
ストーリーは最初から好きだった。バスケが始まっても、逆にこういうものもとめてた !という気分になった。
最初のメンバーは陸を選んだ。天性の~というキャラが好きになりやすかったのだ。
リズムゲームも難しくなく、リズムゲームは太鼓しかやったことのない私も少し練習すれば簡単にフルコンボとれた。しかし、一部最後レベル50にあげるまでがキツく、一旦放り投げてしまう。
でも、暇になったらすっと戻ってきてシャンシャンする。そのくらいの距離だ。もちろん、ストーリーはフルボイスということで、女性向けゲームをあまりしていなかった私にもぶっ刺さった。
プレイしている人は周知の事実だとは思うがストーリーの根幹は極めて王道。ジャンプでアイドルもの連載したらこうなるのかなという印象だ。だが、そこに至るまでの工程が緻密で繊細で綺麗で大胆だ。
ハマった年の夏に、一部をクリアし、二部に突入。この時点で推しは揺らいだ。夢女子目線で言うなら、アイドルではないけど万理さんだなあと思っていた。少しなれてきて、しおりもすぐに手に入れられるようになってきた。しかし、恋のかけら、MATSURIのミッションで行き詰まってしまい、評価はずっとC。嫌になってしまい、アンインストールした。
停滞期プラスワン
2ヶ月停滞期があった。でも、あまりにもネ友に続き読みなと薦められたため、気になっていた。あとは、3部がくるという予告があったからかもしれない。
秋の終わりに引き継ぎインストールした。嘘のようにシャンシャンできて、フルコンボ。
二部を読み終わった。気づけば、涙を流していた。あまりにも深みがありすぎる。今回敵としてでてきた九条はどんな人物なんだろうとか、アイドルじゃなかったら……ね??とか漠然と考え、すでに配信されていた三部に取り掛かる。ちなみに二部読了時点で私の推しは三月になっていた。
二部よりも苦しく、切なく、もどかしい。大海原のなか、嵐に巻き込まれた船を見ている気分にさせられた。
ハマり、布教活動
三部の途中でファンミVol.2に行った。ピタゴラにぬまった。
そして、三部を読み終えた。ナギ、行かないでとかそんな気持ちを抱えて、陸の訴求力を知ってからストーリーをすべて読み返した。(その時に気づいたが、明らかにメンバーがノックアウトされているのが見受けられたのはサイドストーリーの逆立ち事件だということ。)
アニナナも見て、気づかなかった。
そして、部活で布教しまくった。二次創作も書いた。
リア友やネ友をハマらせた。(特にリア友。)
そして、VR ZONE SHINJYUKUのライブに、環推しの年上ネ友と、二人で行った。初めてのオフ会。カラオケに行き、コラボコースターをもらう。ライブの特典コースターは、私が環、ネ友が三月。見事にお互いの推しが当たり、交換。その足でファミレスに行き、語りつくして帰った。
ツイキャスカラオケ配信していた人たちともなりゆきでカラオケオフ会を開く。
親友と言えるほど仲の良いネ友も何人かできた。
そんな感じで世界がどんどん広がっていった。
コミカライズもどんどんと買った。のこしっしゅセブン結構好きだった。
1stLIVE Road To Infinity
高校で友人に声を掛け合い、学校最寄りのショッピングモール内にある映画館でライブビューイングをみた。同じ三月推しの2人で行くことに。学校を休みたくなかったので両日とはいかず、2日目のみだったが。こういうライブビューイングは初めてのことでわくわくしていた。
トラブルが多かった。。ちょうど太鼓コラボ中だったので、やってたら荷物の中からチケットを落とし、捜索。発見し、ライブを見る。
しかし、始める前、サイリウムがないことを友人に聞かれ、間に合わなかったことを自供。腕振って気持ち振りゃ大丈夫と言っていたら、なんと!隣の席の女性からサイリウムを一本貸してもらえることに!!(ありがとうございました!!)
そして、ライブ開始。私は笑って、涙して、と情緒不安定になっていた。隣の友人は間のストーリーハイライトとRestart Pointerで泣き崩れ。私は結構こらえていたが、Sakura Messeageの江口さんの横顔で涙。ラストの代永さんの三月が見れているサイリウムの話で泣き崩れ。でも、Dis oneでは飛ぶ場所がわからず笑い、DIAMOND FUSIONでは、バックダンサーに圧倒された。
その後、フードコートで感想を語り合い、また明日。学校のために分かれる。
しかし、私の思い出はここで終わらなかった。
もちぬい三月を取り出したときに、パスモケースを落とし、ライブ後捜索。探すよう電話でお願いし、夜まで待たされたのに何の一報もなく、現場スタッフに話が通っていなかったらしく、その日は現金で帰宅。(パニック状態の私をDMやLINEで落ち着かせてくれたネ友よ。ありがとう)
次の日、学校から帰ると見つかっていた。それさえもいい思い出だ。
あと、「永遠」というアイナナでは定義が定まっていない言葉を最後に持ってくるのはずるい。
布教の末
私がずっと布教していた男子が完全に沼っていた。
アニナナからゲームに完全に沼っていた。音楽の授業でアルト記号を見つけ、笑ったり、ふた月に一回カラオケ行ったり。
結構面白いオタ活になっていた。
拮抗のクォーター
なぜ、これだけ特別枠なのか、読んだ人はわかるかもしれない。私はあれを読んで、自分の浅はかさを恨んだ。確かに、ZOOL(変換できないのでこの表記)は、苦手意識を持ちつつ、どこか憎めない。悲しそうな意味合いを含んでいることはわかっていたが。
これを読んでから3部。そして、4部と行くと、なるほど彼らは愛情が欲しいのかとしっくりくる。
どれだけ、普段、自分自身が人間を一面でしか捉えられないのかが感じられた。こういう、コロッと翻す人間が、彼らを傷つけているんだろうと思うけど。そして、願わくば月雲さんの詳細な過去をいずれ。。。。(推測はかなりできるけど)
4部へ
始まる前に、Twitterでマネージャーさんたちの考察を見て、知っているつもりだったが、いざ突き付けられ、ボロ泣きした。
セトさんの気持ちは、実は最後になるまで気づけなかった。アイナナは本当にいろいろな「好き」の物語なんだなあと感じた。。
Re:valeの話は泣いたし、(ノベライズを読むと余計に)
ちょくちょくコミカライズネタ入るの面白かったし、(違和感なかった)
TRIGGERにはしびれた。(記者会見とかZOOLにとか)
ZOOLは歩み寄れてうれしかったし、
IDOLiSH7は未来を掴み、またハラハラさせられているし、
14章、15章、16章はボロボロなく。特にピアノの葬列シーン。
2nd LIVE REUNION
順番的には違うが、2ndliveも2日目、同じ会場のライブビューイング。今度はハマったリア友が一緒だ。
ここらへんの感想はもっと語彙力がある方がいろいろあげてくださってるのではしょりますが、涙を流した。そして、ふと、周りのサイリウムを見て、会場のサイリウムを見て不思議な気持ちになった。
停滞期
やはり、停滞期はあった。4部が終わり、他のコンテンツが盛り上がったこともあり、ずっとアプリにインしなかった。4部最後の、あるシーンに気持ちの整理がつかなかったのもある。害悪でもファンはファンだから。と思ったのもある。飽きが来たのもある。
アニメは追っかけていた。vibratoのDVDもリア友から借りてみていた。でも、いまいちアプリに戻りがたかった。
再燃
そんな中、5周年の知らせを受け、もう一度ログインした。アップデートを繰り返し、面白いコンテンツと盛り上がっていた。初めてURに覚醒成功したり。今はのんびりプレイしている。
百の4部でのセリフでもあるとおり、推したいと思えるときにふとそこにあるものが私は好きなのだろうなと思い、今日もシャンシャンしている。